toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

2005-03-24から1日間の記事一覧

「オランダの光」の伝説(revised、6/6)(1)

既述のことですが、17世紀に入った頃のオランダで、後世に大きな影響を与えたという意味で注目すべき風景画家が現れます。実景に即しつつ抑制的な単色に近い色調で、恰も写真のようなリアルさで描く「単色様式(単色色調様式)の風景画」を確立したサロモ…