toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

「暴政の時代」の予兆か/低すぎる日本の「ジャーナリズムの自由度」

■フランスの元ラジオ記者だったRobert Menard氏が、何らかの権力的な圧力によって弾圧されている世界中のジャーナリストを支援する目的で1985年に設立した「国境なき記者団」というNGOがあります。その理念は、世界中で真の民主主義を実現するためには公正で客観的なジャーナリズム活動が保証されるべきだという考え方です。(http://www.rsf.fr/rubrique.php3?id_rubrique=280)


 この団体は、2003年9月1日〜2004年9月1日にわたり、世界中のジャーナリストに対して52項目の質問を発送してアンケート調査を実施しました。アンケートの趣旨は、どれだけ各国のジャーナリストは政治権力サイドから弾圧的な圧力(報道姿勢に対する偏向バイアス)を受けているかの実態を知るということです。その結果、世界の167カ国の「ジャーナリズムの自由度の高さ」の順位が発表されています。(http://www.rsf.fr/article.php3?id_article=11716


 この結果で驚かされ、かつ“宣(むべ)なるかな!”と感心(寒心!)させられるのは、世界のジャーナリズムにおける『第42位』という日本の位置です。トップの国々(つまり、自由度が最も高く、公正で客観的な報道活動が行われている)では、第1位に「デンマークフィンランドアイスランド、オランダ、ノルウエー、チェコ、スイス」の7カ国が同列となっています。その他の主な国の順位は、ドイツ11位、カナダ18位、フランス19位、アメリカ22位、イタリア39位、スペイン39位、韓国48位・・・・・そして、第167位(最下位)が北朝鮮です。


 日本は、せめてアメリカと同位くらいかな?という甘い期待は見事に裏切られました、日本『第42位』の結果は、我われ一般国民が、主要新聞の提灯記事に満足し、テレビのワイドショーやお笑い番組にうつつを抜かしながら呑気にその日暮らしを送っているあいだに、ジャーナリズムに対する権力的なバイアスが確実に強まりつつあることの傍証となってしまったようです。


 このような傾向の高まり(日本が暴政時代へ進みつつあること)を予感して書いたBlog記事を下にまとめましたので、ご参照ください。


http://takaya.blogtribe.org/entry-9ab41eb9bb10f5ce0f26089547abbee5.html
http://takaya.blogtribe.org/entry-03426b99ef4a16ccf82798bbea3d04b5.html
http://takaya.blogtribe.org/entry-e3b3dad62cace8d8dd30f7493180a96d.html
http://takaya.blogtribe.org/entry-974be074b52c8d02c70a61f3c794e86e.html
http://takaya.blogtribe.org/entry-e1493cc519cafb4f57bbd646ffc4d76a.html
http://takaya.blogtribe.org/entry-81540261923380e497b1cb3a881b4ffa.html
http://takaya.blogtribe.org/entry-fcaaa41b352ed67aec83dc076ed775c9.html
http://takaya.blogtribe.org/entry-4c75b5d533bdabd57a282ff0dc6cd98e.html