toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

「EU憲法」に関するフランス発Blog「fenestrae」の記事をご案内します

「toxandoriaの日記」(下記▲)へ着信したTBでBlog「fenestrae」の記事(下記★)を知りました。

フランス発のBlog記事で、「EU憲法」批准へ「Non」の意志を示したばかりのフランス国内の事情と雰囲気が伝わってくる内容です。

ル・モンド・ディプロマティーク』などのメディアも、それぞれの政治的な立場を代表する記事を書いているので注意して読むべきであることを教えられました。

いずれにしても、今回のTCE(EU憲法条約)に対するフランスとオランダの「Non」(オランダ語ではNee)は、やはりアメリカ型の新自由主義政策へ大きく傾斜し過ぎた「拡大EU」への抗議であったようです。

なお、fenestraeはラテン語で、fenestra(窓)の複数形だそうです。また、フランスには「Attac France」というアンチ・新自由主義(アンチ・アメリカ型市場原理主義)活動を展開する団体があり、その支部的な位置づけの「Attac japan」(http://www.jca.apc.org/attac-jp/japanese/)が日本にあることも知りました。

▲Blog「toxandoriaの日記」の記事(6/2)
「仏・蘭で『EU憲法』否決の教訓/世界から見える日本の
民主主義の危機」
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050602

★Blog「fenestrae」の記事(6/2)「TCE(EU憲法条約)
をめぐって困ったことなど」
http://d.hatena.ne