toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

ドイツの総選挙では少数派も票数に応じた議席をシッカリ確保しています

●日本の選挙結果をドイツに当て嵌めたシミュレーションはやっていませんが、「酔生夢死浪人日記」(http://blog.goo.ne.jp/ck1956/)様の情報によると今回のドイツの総選挙(選挙システム)では少数派も獲得票数に応じた議席を確保しています。

●今回のように与党が総議席数の2/3を占める一方で、少数派の政党が獲得票数に応じた議席を確保できないようなシステム設計は、やはり欠陥ではないでしょうか。例えば、今回の日本の総選挙で合わせて約12%の票を獲得した社民党共産党は、合わせて約3%の議席数しか取れていません。
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『不毛な選択、もしくは明るい未来?〜民主党の今後』http://blog.goo.ne.jp/ck1956/

ドイツ総選挙の暫定結果が出た。キリスト教民主・社会同盟(保守)が得票率35・2%で225議席、与党の社民党中道左派)が34・3%で222議席。2大政党の争いに埋没することなく、少数派も議席を確保している。自民党が9・8%で61議席、左派党が8・7%で54議席緑の党が8・1%で51議席と、日本と違い死に票がない。民意を正確に反映する選挙制度といえそうだ。

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<参考資料>ドイツの選挙と政党
http://koho.osaka-cu.ac.jp/vuniv2003/noda2003/noda2003-8.html