toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

小泉Zombieは本当にクリーンか?


これは、老人介護施設関連の“入所料金が異常に高くなった!”とボヤいておられた某ブロガー氏へコメントで送った内容です。


あまり一般的な話題ではないかも知れませんが、「小泉劇場の核心」を象徴するような問題に発展する可能性もあると思われますので、参考まで記事としてUPしておきます。


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こんばんわ、toxandoriaです。


介護保険施設関連の値上げには仰天です。実は、toxandoriaの老母も施設のお世話になる必要に迫られ、関連先への申し込みで走り回っていました。


たしかに、関連施設への入所費用は、この10月から値上げになりました。というより、一種の規制緩和というか、自由化というか、厚生労働省の責任逃れというか・・・利用者本人の収入(年金額)に応じた負担額の上限を改訂した上で、個々の施設の経営上や地域の事情などに応じて、部屋代を(一般の賃貸住宅並みに)別途に徴収してももよろしい、ということになったようです。


調べた限りでは、従来どおり良心的に(?)一定の介護保険関連の上限負担額の範囲で入所を認める施設もありますが、経営上の理由から別途に部屋代を月額で10万円以上も取るところもありました。結局、同じ介護サービスを受けるのに月額で約6万〜20万位の幅が生じてしまったようです。


介護保険施設(リハビリ&医療中心の施設)では20万円以上のところもあるようです。これが小泉構造改革の一環としての医療・福祉分野の自由化なんでしょうね。たまたま、この自分の体験を踏まえた記事(下記URL★)を書いておりましたので、ご覧ください。


★『[暴政]「国家理念」及び「温かさと緻密さの眼差し」が欠落する小泉劇場政治』
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050923


ところで、話題の本、藤原 肇著『小泉純一郎と日本の病理/Koizumi’s Zombie Politics』(講談社ペーパーバックス、¥1,000.-)を読んでいる途中なのですが、又、これで色々と驚きの連続です。カイカクの旗手、クリーンな小泉氏のイメージが、この本を読み進めるに連れてドラスチックに、色濃く、薄汚く塗り替わって行きます。その意味で、これは心臓に悪い本です。


例えば、小泉氏が厚生大臣の時に起こった「厚生省スキャンダル」(官僚の岡光某が収賄で逮捕された例の事件)がありますが、この事件に絡んだ「日本病院寝具協会」なる組織の会長が小泉氏であり(この事件の時、小泉氏は上手く逃げ失せたようです)、著者の藤原氏によると“老人紙オムツ”関連の不明朗な問題(この協会関連の利権が、老人介護関連施設へ殆んど一手で納入する「老人紙オムツの特別な保険点数取り扱い」に関係する)が存在するそうです。

今や、「老人紙オムツ」はtoxandoriaの老母の必需品となっているので、これはtoxandoriaにとってはブラックユーモアどころの話ではありません。これが事実なら、小泉氏のまことにアキレタ「“汚職”事件」の可能性があります。

ところで、来週、小泉氏はMr.ブッシュと相合傘で京都の「金隠し(キンカクシ)」、いや「金閣寺(キンカクジ)」見物でした。

ヤレヤレです。