toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

「トリウム熔融塩核エネルギー協働システム」に関する発展的なコレポン

●その後、エネルギー問題の専門家・スパイラルドラゴンさまとの間で、古川博士が提唱する「トリウム熔融塩核エネルギー協働システム」に関して、下のように発展的なコレポン(情報交換)の展開となっております。参考まで、転載しておきます。

(関連記事) → 2006-07-19付、toxandoriaの日記[『原発革命』の著者、古川和男・博士が「フランス・パリのGIFフォーラム」で行った講演の要旨]、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060719

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# スパイラルドラゴン 『 toxandriaさんが、トリウムを利用したエネルギー技術を、御自身のブログに書き綴られている理由には、この技術が普及すればエネルギー資源を巡る国同士のパワーバランスが安定し、無益な戦乱を減少させることが出来るのではないかという「想い」があるものと思います。

ただ、「トリウム熔融塩核エネルギー協働システム」を実用化させるためには、このシステムを安定的に稼働させるための「要素技術と素材」が商用レベルまで高められている事が大前提です。

私も、基本的にはtoxandriaさんと同じ「想い」で、日々淡々と暮らしておりますので、このエネルギーシステムの「キー」となる「要素技術と素材」に関する、新たな技術的知見が「発見」されたら、出来る限りお知らせしようと思います。』

# toxandoria 『スパイラルドラゴンさま、コメントありがとうございます。おっしゃるとおりの「想い」です。

余談になりますが、現在、座礁しかけている「WTOドーハラウンド」にも過剰な新自由主義への肩入れという根本問題が隠れていると思います。ラウンドでの議論の一部を垣間見ると、「スイス・フォーミュラによる関税賦課方式」などは、まさに“神学論争状態”となっており、肝心の「世界の貧困問題解決」からは遠ざかる一方です。

その意味では、「無前提の新自由主義思想による世界の貧困問題解決」の仮説は破綻しています。その上、この問題には日本政府による“核心的なテーマに関する情報秘匿(又は操作)”が影を落とし始めています。恐らく、この問題は日本人のための安定的な食糧確保と健康維持に関する危機的な状況をもたらすことになると思います。

北のミサイル問題にしても、先制攻撃論が幅を利かせるのは大方の国民が“総毛だってしまった”ところが付け込まれたためだと思います。この類の心理学的な罠に嵌れば、テロリズムと大差のない先制攻撃論の正当性が説得力を持ち始めます。

原子力のみならず、遺伝子操作などの先端科学技術分野や1,000兆円を超える巨額の財政赤字問題(及び、これに繋がる地方自治体の破綻問題)などについても、政治権力による“核心逸らし”(又は核心の隠蔽、又は国民に対する恫喝)の意図が見え隠れします。

「キー」となる「要素技術と素材」に関する、新たな技術的知見につきまして、どうぞよろしくご教示願います。』

●また、この問題とは直接関係がありませんが、小泉外遊のご乱行などについてkaisetsuさまと交わしたコレポンも参考までということで、転載しておきます。

(関連記事) → 2006-07-18付、toxandoriaの日記[サミットの小泉首相、『金(カネ)の流れに身をまかせた漫遊記』のオソマツ!] 、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060718

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# kaisetsu 『この替え歌は、素晴らしい。私の次にブログの巻頭に掲げさせて頂きます。

・・・前略・・・

もしもブッシュに嫌われたなら
明日という日なくしてしまうわ〜♪
約束なんかいらないけれど
想い出だけじゃ生きてゆけない
カネ(日本国民から奪い取ったMoney!)の流れに身をまかせ〜♪♪
ブッシュの胸に寄り添い〜♪♪
プレスリーに逢えたそれだけで
テポドンさえも怖くないわ〜♪

・・・後略・・・

海舌
http://blog.kaisetsu.org/

# toxandoria 『kaisetsuさま、“替え歌”のご紹介ありがとうごxざいます。

それにしても、小泉首相のこの“グローバルなご乱行ぶり”は常人の理解を遥かに越えています。

国民の苦境をここまで傍観できる神経は何なのでしょうか?

・・・と思いつつ、このような小泉首相を何の疑いもなく信頼し続ける善良この上ないマスメディアと日本人一般も不思議です。

こちらこそ沈み行く日本と発狂したような小泉首相を目撃しながら、マーラーの「第五番・アダージェット」を聴くような想いです。』

# kaisetsu 『 善良を、私は最近、「愚鈍」「夢遊病」という言葉に替えて、日本のマスコミが言う「庶民」を見ています。さらに、そのような「庶民」を、私自身は近辺で目撃できないでいます。これが、まず、不思議です。

海舌
http://blog.kaisetsu.org/

# toxandoria 『kaisetsuさま、コメントありがとうございます。

“そのような「庶民」を、私自身は近辺で目撃できないでいます・・・”については、同じ感慨を覚えます。

たしかに、きわめて“冷静”な庶民たちは、まるで皆がチャーミーな整形美女でもあるかのように何食わぬ顔で日々を送っています。

他方、政府の情報開示が極めて不徹底なため広く知られていないだけのことだと思いますが、例えば今のWTO交渉(ドーハラウンド)は極めて深刻な厚い壁にぶつかっています。このことは今回のサンクトペテルブルグ・サミットでも露呈して(話題に出て)いたはずです。

しかも、実は、このことは“強引に新自由主義へ乗り換えた小泉構造改革”の前提に深刻な狂いと亀裂が生じたことを意味するのですが・・・

主要なメディアは無論のこと、善良、愚鈍、夢遊病を患った庶民たちは“トリックスター・小泉の艶技”にスッカリ満足して、健気にも内心の不安を抱えながら、まるでテレビのコマーシャルのように格好良くおセレブな“マスカレードの(ブリッコの仮面を被った)日々”を送っているようです。』