toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

の残照/安倍氏に殺到するマダムの黄色い声?

●この記事は、[2006-08-03付toxandoriaの日記/杜の都、仙台の「夏の風景」]のコメント&レス(renshiさま、exod-USさま←→toxandoria)を再掲したものです。

●なお、夏期休暇で“放浪の旅”へ出ますので、今月の下旬ころまで、しばらく記事更新はお休みします。

●添付画像はこちらでご覧ください。 → http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060809

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# toxandoria 『renshiさま、

記事[Intermission]をご紹介頂きありがとうございます。
to → http://ameblo.jp/renshi/entry-10015431525.html

今年は梅雨が長くてうんざりしていましたが、やっと明けて解放感を味わっています。

梅雨が終わった途端、今年の夏は思ったほど湿度がなく爽やかです。』


# exod-US 『すばらしい写真ありがとうございます.
私の記憶に間違いがなければ,多分3枚目の写真の「木」の手前にはベンチが1個あったと思います...』


# toxandoria 『exod-USさま、こちらこそお役に立てて嬉しいです。

おっしゃるとおり「三枚目の写真の木」の少し左手前にはベンチが一個あります。

何年前のご記憶か分かりませんが、お見事です!

ところで、明日(8/5)は七夕祭り・前夜祭の花火大会です。昔は小規模でしたが、今は人出も花火の数も大規模です。

2006年8月5日『仙台七夕祭り・前夜祭、花火大会』
19:30〜21:00(花火)、約16,000発(テポドンではありません!)
小雨決行、荒天時は8月9日に順延
仙台市青葉区 西公園一帯

・・・関連情報の詳細は下記URLでご覧ください。
http://season.biglobe.ne.jp/hanabi/spot/38811.html

また、仙台七夕祭りの公式HPは下記URLをごらんください。
http://www.sendaitanabata.com/


# exod-US 『あの木には特別の思い入れがあります.
考えてみるともう30年も昔のことですね...
無伴奏というバロック専門の喫茶店とか,ピーターパンなんていうロックをかけてる店とかあった時代です.そう言えば定禅寺通りにはシャンソンをやってる店がありました.店内にピアノがあってママが時々が弾き語りで歌ってくれました.「枯れ葉よー...」』


# toxandoria 『exod-USさま、コメントありがとうございます。

30年前ですか・・・toxandoriaはもう少し前の年代です。

放浪時代(?)が終わり、仙台へ戻り10年以上経ちますが、その当時で既に仙台の街はすっかり変わっていました。

特に、定禅寺通りの欅並木が大きく立派になっていたのに驚きました。

昔は仙台というと七夕祭りしかありませんでしたが、現在は定禅寺通りをメイン会場として行われる「定禅寺ストリート・ジャズフェスティバル」(9月)と「光のページェント」(12月)などが季節の催しとして定着しています。この二つは、なかなか良いお祭りですよ。

定禅寺ストリート・ジャズフェスティバル、http://www.j-streetjazz.com/
SENDAI光のページェントhttp://www.sendaihikape.jp/pc/index.htm

今もシャンソンの弾き語りを聴かせるところは数件あるようですが、toxandoriaも行ったことがあるのは下のお店(定禅寺通りの近く)です。ここのママさんはとても歌唱力があり、年に数回はリサイタルをやっているようです。

シャンソニア メロディアL、http://www.uranus.dti.ne.jp/~shin2377/index.html
# exod-US 『仙台っていい街ですね!最近はどんな田舎町に行ってもクリスマスの頃には立ち木を使った電飾をやってますが,定禅寺通りのそれはほとんど日本でも一番早かったのではないかと思います.

ピーターパンのHPを見付けました.今年の9月で34周年だそうです.私が仙台に移り住んだのはピーターパンが開業してまだ一年経っていない頃だったようです.http://www.peterpan-rock.com/index2.html

シャンソンの店が何軒もあるなんて驚きですね.定禅寺ストリート・ジャズフェスティバルももう16回を数えるんですね.誰かが「定禅寺通りはパリみたいにお洒落」と書いてましたが,いい感じで伸びてますね.仙台恋しや懐かしや雪の細横丁に懸かる月♪済みません.どうもシャンソンどころかど演歌になっちゃいました.』


# exod-US 『あの青葉城の山道もくっきりと覚えています.青葉山の開発を止めた人たちのグループを知ってますが,もう鬼籍に入られたことでしょうね.仙台には木村ふじさんという年配の女性が居られて東北大の学生たちと一緒に蒲生干潟という湿地の保存運動をされてました(蒲生を守る会)...旦那さんは確か東北大の天文学者だったように記憶してます.』


# toxandoria 『exod-USさま、コメントありがとうございます。

ピーターパンが34周年というのは驚きです。これだけ息長く続いている、この種のお店は少数ですね。

東北大の施設は殆んどが青葉山へ移転中で、市街地に残る片平キャンパスも研究所の一部が残るだけです。やがて、農学部が移れば市街地には医学部だけが残ります。

仙台の街の魅力や一般市民の立場からすると、これは少し寂しい感じです。パリのソルボンヌ大学カルチェラタンの学生街)やアムステルダム大学のように、中心繁華街とごく隣接して歴史ある学生街区が旧市内に立地することは、一定の賑わいとともに個性的な街の魅力を醸すはずです。特に、セントラルパークのような役割を果たしてきた片平キャンパスを市街からなくすことが残念です。

蒲生干潟は、面積が縮小したものの、守る会の保存運動のおかげで立派に残されており、一般市民の保存に対する関心度も高いものとなっています。仙台は同規模の他の都市に比べ自然環境に恵まれていると思います。また、光のページェントや定禅寺ストリート・ジャズフェスティバルが市民活動の中から成長したことも、街づくりとして意義あることだと思います。

ただ、短絡的な商業主義への傾斜とバランスさせるためには、これからも絶えず市民意識を高める工夫が必要だと思います。』

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[追記]

市民意識といえば・・・、日本における相変わらずの国民(市民)意識の低劣ぶりにはウンザリです。例えば、下の報道のような現実があります。これでは「小泉劇場」による「B層攻略戦術」の再現に過ぎません。多くの日本国民はどこまでバカにされたら懲りて、気がつくのでしょうか?

安倍氏にマダム殺到…さいたま顔見せ黄色い声援、握手攻め』
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2290235/detail

●「市民レベルで景気回復が実感できない理由」として、日本経済新聞(2006.8.9)の分析記事は下記の二点を挙げています。

(1)景気の谷から「実質GDP」がどの程度拡大したかの比較

[いざなぎ景気当時] 1.68倍 [今回の景気拡大] 1.10倍(2006年1-3月期までの比較)

同じことを「名目GDP」で比較すると・・・

[いざなぎ景気当時] 2.33倍 [今回の景気拡大] 1.04倍(2006年1-3月期までの比較)

・・・このように、市民感覚に“より近い指標”で見ると、今回の景気拡大の効果がむしろ極めて小さいものであることが理解できる。

(2)現在の景気拡大期間中における企業と家計の所得状況の比較

[企業の経常利益/財務省、法人企業統計季報] 65.2%増加(2002年1-3月期〜2006年1-3月期の比較)

[一人あたり賃金/厚生労働省、毎月勤労統計] 2.4%減少

・・・同じく、市民感覚に“より近い指標”で見ると、今回の景気拡大の効果がむしろ「市民の所得レベル」へマイナスの影響を与えていることが理解できる。

●この他に、下記の二つもシッカリ理解しておくべきです。

(1)現在の景気拡大傾向の大部分は「小泉構造改革」とは直接関係がなく、殆んどが長期的な景気循環の効果である。

(2)強いて効果をもたらした要因が考えられるとすれば、下記の二点である。

a 民間企業経営サイドの努力(過酷なリストラなどを含む)

b 労働者サイドの努力(このように過酷な労働環境にもかかわらず真摯に努力を続けてきた)

朝日新聞(2006.8.8)の分析報道によると、「カルト集団・摂理」は大学ごとに「エリート」、「純粋」などと大学ごとの学生気質を緻密に分析し、時事問題から芸能ゴシップまでを視野に入れた多彩なサークル活動を装って食い込みを図っていたようです。場合によっては、教祖・鄭明析(チョンミュンソク/強姦容疑で国際手配中)が直接キャンパスを訪れて、信者獲得のためのパフォーマンスをやっていました。

●このような「カルト集団・摂理」の一連の構図は、あまりにもピタリと今の日本の「政治状況の実像」(政治のカルト化? 与党国会議員のカルト信徒化?)と重なるようで不気味な思いがします。また、相変わらず大方のマスメディア側に真剣な批判の動きが見られないことも気がかりです。

●一見、ブログでは真剣な批判が展開されているように思われます。が、残念ながら「真面目なブログ記事」が本気で読まれる確率は非常に小さいというのが厳しい現実です。サイバー空間に溢れかえり、“市民権を謳歌している”(?)のは、アフェリエイトを装ったエロサイト・援交勧誘などのジャンク記事(及びジャンクメール)ばかりです。かくして、どこまでも懲りることなく、低劣な“ジュンさま、アベさま現象”が日本の巷に再び溢れかえるという訳です。

●ただ、今のところ知り得るかぎりでは、河北新報(2006.8.8/仙台圏の地方紙)の冷静な社説『安倍氏の独走=支持率万能主義に異議あり!』(http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2006/08/20060809s01.htm)が光っています。