toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

フォト・ギャラリー「風景、晩秋の北海道」/大型画像版のご案内

toxandoria2006-10-26



●「toxandoriaの日記、『低投票率』と『民主主義の品位の放棄』を看過するメディアの異常」(http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20061023)に添付して一度ご案内した画像ですが、下記のとおり大型画像のページ(二つのヴァージョンがあります)を作りましたので、ご案内します。


●「(1)水の反映ヴァージョン」ではクロード・ドビッシー(Claudo A. Debussy/1862-1918)のピアノ曲「水の反映」がバックに流れており、「(2)アラベスクヴァージョン」では同じくドビッシーのピアノ曲アラベスク1番」がバックに流れています。大型画像とドビッシーのコラボレーションをお楽しみください。


(1)風景、晩秋の北海道/水の反映・ヴァージョン
http://www1.odn.ne.jp/rembrandt200306/hokkaido3.htm


(2)風景、晩秋の北海道/アラベスク・ヴァージョン
http://www1.odn.ne.jp/rembrandt200306/hokkaido4.htm


●また、参考まで「toxandoriaの日記、『低投票率』と『民主主義の品位の放棄』を看過するメディアの異常」(http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20061023)のコメント&レスを下に転載しておきます。


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# 谷口硝子


『極めて冷静なデーター提供、ありがとうございます。やっぱり、そうでしょう! 
ちょっとあっちも、こっちも多忙で、へたれ気味(アップアップ!?)。広告で「週刊朝日」の見出しが、何本もわたしのアンテナに引っかかたので、とりあえずチェック。「新興宗教ビデオ入手 仰天!安部晋三 北朝鮮も神だのみ」「向井亜紀代理母が語った『報酬』と『自己破産』」などなど・・・。マスメディアの情報操作がかなり行われているマスゴミ状態ではありますが、大本営発表の報道を、メディアリラシーを駆使すれば、かなり政局の動向をウオッチは出来ます。


政治系ブロガーのチェックしていますが、共謀罪の情報はかなり飛びかっています。しかし、教育基本法「改正」に言及しているブログは、きわめて「ごく少数」・・・。
http://kyokiren.seesaa.net/article/24370395.html


教育の憲法である「教育基本法改悪」は、改憲の前哨戦という極めて危機的な状況にもかかわらず・・・相当に危機感を感じてます。


追伸 「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」は読みましたが、文春文庫ではなく「文春新書」です(よけいなおせっかいですが…)。次いでながら・・・来月に日帰り「紅葉ツアー」に参加する手配はしたのですが、その前に大きなヤマをどうクリアするか、頭が痛い!』


# toxandoria


『tokumei_r32さま、TB(http://d.hatena.ne.jp/tokumei_r32/20061024)ありがとうございます。


谷口硝子さま、コメントありがとうございます。


このように基本的な理解・認識について一種の「論点外し」が意識的に行われているのか、本当にボケてしまっているのか?、この掴みどころの無いムードづくりが極めて危ないと思っています。


それにしても、新聞・テレビは本来やるべき仕事を完全にサボっている状態です。


その挙句が「日本核武装論」では、今や麻生外相が好きな劇画・漫画の世界です。


ともかくも、小泉→安倍のバトンタッチで共通するのは、相変わらず「オレオレ詐欺的な政治」が続行し、それが恰も過半の国民から好まれているかのように演出され続けていることだと思います。


(谷口さまへ、文春文庫→文春新書へ訂正しました。粗忽者なので・・・助かりました・・・)』


# イオン


『イオンです。最近、仕事が忙しく御無沙汰しております。


本当に今回の記事には付け加えるものが何もない程、賛成です。


ところで恐らくは政府のマスコミを通じての情報操作、世論操作の勢い、ひところの小泉内閣支持率80数%(!)などという結果に比べれば、やや衰えが見えて来たように思います。海外在住ゆえ幸いにも実際に体験出来ぬのですが、あれほど鳴りもの入りのマスコミ操作にもかかわらず、安倍政権発足後の支持率が60〜70%、ネットでの世論調査では「安倍政権に期待しない」という回答が70%を越えているという話もありました。今回の衆院補選も私は首相の中国訪問、北朝鮮の核実験といった追い風や、共産党の独自候補擁立、創価学会の組織フル回転といった高い下駄があって勝てたというものだと理解しています。民主党は実はまずまず善戦したのではないでしょうか。以外と安倍人気は(60〜70%台の高支持率は不可解なものでも)振るわないかな、との感もあります。


幾ら優秀な黒子ブレーンたちが凝った台本を書き、外遊や隣国の核実験といった舞台や照明・音響効果を整えても、役者があれでは、というところでしょうか。


しかしこの状態にもあまり喜んでいられないかもしれません。笛吹けど踊らずと言った日本国民の政治への深い不信感、疲れがそこに影を落としていないでしょうか。しかし国民には幾らかは小泉人気にイヴェント感覚で踊ってしまった自業自得的な責任もあるかもしれません。


また喜べない理由の一つには、Toxandria様が書かれているように、白を黒と、黒を白と言いくるめる程の、マスコミのオーウェリアン的なヨイショ記事がさらに横行し始めたことがあります。まあ景気回復、経済の好調とここ二、三年言われていますが、どれほど一般庶民に実感があるでしょうか。マスコミや御用学者、御用経済アナリストがどんな明るい言説を垂れ流しても全く生活は良くなりません。格差が世代を越えて固定化しそうで、また同じような二世、三世議員が幅をきかし、自公永久政権の見通しさえあります。私にはナショナリズムの熱狂の影で静かな絶望感が人々の心を蝕み始めているのではと想像していますが、Toxandria様は如何お考えでしょうか。


秋の北海道の風景、素晴らしいものですね。やはり北海道の風土はその植物や動物、欧風の建物からして海を越えてシベリア、ロシアさらに西欧までのユーラシアの地との連続性さえ感じさせます。小樽の運河の風景は昨年のちょうど今頃訪れたアムステルダムのそれを思い起こさせました。さらにまた北海道は、地中海から北方へ広まった宗教、東方正教が初めて日本に根を下ろした場所で、札幌、小樽、函館などに由緒ある会堂が残り、文化・自然環境をさらに北方的・ユーラシア的にしているようです。


最近、日本では街の風景が一様化、単純化しており、これに新自由主義的な産業第一主義が止めようともしない地球温暖化が日本の美しい四季の移り変わりまで破壊して拍車をかけている状況では、北海道のそのような風景は貴重です。


また長くなり失礼しました。いっそうの御健筆ぶりを期待し、今後とも応援申し上げます。』


# とむ丸


『こんにちわ。北海道の初冬の風景、ありがとうございます。私も何度か行きました。もう「雪虫(だったかな?)」の姿は見えたでしょうか。


ココログからFC2に引っ越しました。TBが送れなかったので、ここまできました。


補選の結果にはまったくがっかりしました。それにしても、目に余る前原氏以下の一部の民主党員。ここまで露骨な足引っ張り行動をしていても不問に付されているのが不思議です。どうなっているのでしょうか。』


# toxandoria


『イオンさま、励ましのコメントを頂きありがとうございます。


安倍政権は“美しい国を目指す”という麗しいコトバで飾り立てたにしては、何やら奇々怪々な魑魅魍魎が乗り合わせた“阿呆船の出帆”のような雰囲気があります。いつボロを出すのかと、こちらが余計な心配までさせられる日々です。しかし、それでも、この政権は容易に失政に追い込まれることはなさそうです。


つまり、問題はイオンさまのおっしゃるとおりで“他人任せの民主主義に慣れきってしまった多くの日本国民の民意の低さ”故です。ロンドンにお住まいのイオンさまはブレア政権に対する英国民の厳しい批判を実感されていると思いますが、日本ではイラク戦争の誤りに加担した政府の責任を問う声は殆んど聞こえてきせん。巷では、そんなコトバを口にしたら過半の人たちから“変人扱いされる”ような雰囲気さえあります。


従って、ナショナリズムの熱狂の影で絶望感を感じているのは、意識が高いごく一部の人々だけというのが現代日本の悲劇の真相ではないかと思われます。しかも、これら“他人任せの民主主義に慣れきってしまった多くの呑気な日本国民”(=民主主義における選挙の意義すら忘れてしまった多くの日本国民)は、そのような絶望感をすら、いささかも感じていないのではないかと思われる節があります。


結局、これら呑気で無頓着で他人任せの善良な多くの国民が何をキッカケに“正気に戻れるか”が日本の未来を左右すると思います。『グーグル、Google/既存のビジネスを破壊する』(文春新書)の著者、佐々木俊尚氏は更なるブログの普及による“ロングテール効果”(今まで役立たずと思われてきた、社会の中で約8割を占める呑気で他人任せの人々へ自覚を促す効果)に期待を持っているようです。


たしかに、ネットの世界では、「Googleの高性能な検索エンジン」の出現によって“大企業の大掛かりなHP、メジャーな新聞社のニュースサイト、大規模メルマガなどによるユーザーの囲い込みが有効な時代”は、もはや終わりを迎えつつあるように思われます。現実には未だ確かな先行きは見えませんが、佐々木氏は、このように急速なネット環境の変化の背景として「Googleの高性能な検索エンジンと記事単位で検索され易いブログ記事の相性の良さ」を指摘しています。


北海道の風景についてですが・・・、恐らく小樽運河の工事などにはオランダの技術指導があったのではないかと思っております(ただ、これは確かめた訳ではありません)。いずれにせよ、何度訪ねても、北海道は幕末〜維新期の空気が流れているような感じで不思議な魅力があります。』


# toxandoria


『とむ丸さま、こちらこそ拙い写真を見て頂きありがとうございます。


雪虫の姿は未だ見ませんでしたが、札幌から帰った翌日(10/23)には札幌郊外の手稲山頂に初雪が積ったとの報道がありました。やはり、北海道の本格的な冬はすぐ近くまで来ていたようです。


一時、現実的な批判勢力となるか?と思ったこともありますが、今の民主党には余り期待が持てなくなっております。本来であれば、社民党が一定の勢力を持つのが健全な姿だと思うのですが、これも現状ではムリなようですし・・・。上のイオンさまへのレスでも書きましたが、“無感動で善良な多くの日本のロングテール(長いシッポ)”へ作用するブログの力に期待したいところです。


なお、小樽・札幌の「写真の大型版のページ」を作成中ですので、これも是非ご笑覧ください(後で、ご案内します)。かつて札幌に比較的長く住んでおりましたので、時々、北海道の景色が懐かしくなります。』