toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

フォトギャラリー・イタリアの光、『ミラノな日々』のマネごと

toxandoria2006-11-08


今夏(8月)の「フランドル旅行」(参照、下記の各記事)の帰途に一寸したアクシデントがありました。ミラノ発・日航便での帰路の途中にアムステルダム→ミラノ間の移動で利用したアリタリア航空の便が大幅遅延を起こしミラノに一泊する羽目となったのです。しかし、このおかげで期せずして約半日だけの“短いミラノ観光”を楽しむことができました。

2006-10-17 http://www1.odn.ne.jp/rembrandt200306/etal.htm
[参考情報]ブルージュの風景、ア・ラ・カルト30選(グラフィティ版)
2006-10-14 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20061014
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/オランダ・総集編2
2006-09-28 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060928
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/オランダ・総集編1
2006-09-26http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060926
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/Appendix3(補足)
2006-09-25 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060925
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/Appendix3
2006-09-23 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060923
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/オランダ編2
2006-09-21http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060921
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/Appendix2
2006-09-18 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060918
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/オランダ編1
2006-09-13 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060913
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/ブルージュ・総集編
2006-09-11http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060911
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/ブルージュ編3
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060911
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/ブルージュ編・Extra
2006-09-09http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060909
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/ブルージュ編2
2006-09-07http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060907
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/ブルージュ編1
2006-09-04 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060904
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/Appendix1
2006-09-02http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060902
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/アントワープ
2006-08-29http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060829
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/ゲント編
2006-08-27 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060827
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/ブラッセル編
2006-08-23 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060823
[参考情報]2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/プロローグ

北イタリアの中心都市・ミラノといえば、ベルギーの歴史家ピレンヌの「中世都市起源論」及び「商人定住説」を思い出します。それによれば、12〜13世紀ころの「フランデレン(フランドル)地方と北イタリア」(ヨーロッパにおけるローマ時代の商業復活の二大基地)で近代資本主義の萌芽(資本家の勃興)が見られました。特に、フランデレン地方では毛織物工業で巨額の利益を得た商人たちが都市へ集中してブルジョア階層が逸早く生まれます。やがて、これら二つの地域の交流の中で、彼らは自らの勇気・才覚・努力で得た自律的な経済力を武器に領主に対して「市民権」と「自治都市の権利」を要求するようになります。これが、今に繋がる、グローバルな交易経済を背景とする市民的な「民主主義意識」の誕生です。
(注)この論の詳細は、下記の記事(●)をご覧ください。

●『2006-10-1付toxandoriaの日記/2006年、夏のフランドル(オランダ・ベルギー)旅行の印象/オランダ・総集編2』http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20061014

「中世都市起源論」などの論議はさておき、大分前に訪ねたことがある「イタリアの光」はとても懐かしいものでした。ミラノ観光とはいえ、短い時間の制約上からドゥオモ周辺に限ることになりましたが、一寸した『ミラノな日々』の感覚を楽しむことができました。下に、その時のフォトギャラリーをつくりました。「イタリアの光」をお楽しみ頂ければ嬉しいです。

なお、ミラノ在住の写真家、自称“GONさん”(Mi chiamo GON!)の画像ブログ『ミラノな日々』(参照、下記★)をご案内しますので併せてご覧ください。ミラノのイメージと空気がとても良く伝わってくるステキなブログです。

★『ミラノな日々』、http://illy23.exblog.jp/

(参考)[2006-11-02付,toxandoriaの日記/「履修漏れ問題」と「教育改革タウンミーティング・やらせ質問」(http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20061102)が醸す妖しい空気]へのコメント(JJ様)&レス(toxandoria)

・・・当記事の内容とあまり関連はありませんが、日本の「民主主義と市民意識」を一層グレードアップするためには、「オランダの光」とともに「イタリアの光」についても、より深い理解が必要になると思われます。そこで、参考まで、表記のコメント&レスを下に転載しておきます。

[コメントを書く]

JJ 『はじめまして。TBありがとうございます。

毎回毎回同じ手を使われて、毎回毎回騙され続ける。

そろそろ違う流れが起きてもいいと思うのですがいかがでしょう。こうしたブログが一つ流れを作るような気がしています。』

# toxandoria

『JJさま、こちらこそです。コメントありがとうございます。

アメリカの中間選挙では、ともかくも流れが変わりつつあるようです。一方、我が国では「二大政党制」など何処吹く風という感じですネ。

11/8付の毎日新聞(Net、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000005-mai-pol)の報道によると、小泉政権時代に行われた174回のタウンミーティングの約半数が「ヤラセ」であることが判明したそうです。更に、青森以外の4会場でも 教育改革ミーティング/計8回開の半数以上の5カ所で「やらせ質問」が行われたと報道されています(毎日新聞 206.11.9 Net、http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061109k0000e040067000c.html)。

想像以上に日本のワンフレーズ・ポリティクス型の政治権力者たちが国民を騙してきた実態は酷いものです。これでも疑問を感じない国民が多いのは何故なんでしょうか?

多くの日本国民の民度の低さ(カネ・義理・仕事縁などで支配される投票行動、個人生活へ直結する筈の政治への無関心、民主主義に関する素朴な天賦感覚など)もさることながら、「情報リテラシーメディアリテラシー、データリテラシー」への理解が余りにも低すぎる(参照、下記★)ことが気がかりです。

あるいは、日本の支配層の人々(政治家・官僚・ジャーナリスト・御用学者・経営者ら)は、日本国民のリテラシーは低いままに放置した方が自分たちにとってはメリットがあると本気で考えているのではないでしょうか?

情けないことですが、そんな気がしております。

★具体的に言えば、アンケート調査、テレゴング調査、タウンミーティング政府広報メルマガなどの欺瞞性(ヤラセ、サクラ)、メディアに対する権力の露骨な介入(例えば、今回の<総務省によるNHKに対する放送命令>=戦前型あるいは北朝鮮型の強圧的メディア支配、NHKの御用メディア化)に対する一般国民の批判意識・危機意識が小さ過ぎること。あるいはネットツールの欺瞞性に関する無防備さも挙げられる。例えば、ヤラセ的ネットアンケート・リンクファーム詐欺・詐欺的ネットオークション&アフェリエイトビジネス・SNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)のエンクロージャー(ユーザー囲い込み)戦略などに対する危機意識(リスク感覚)が根本的に欠けている。別に言えば、これは「統計学的な意味に関する基本知識」、「サクラやダミーHPなどによるネット上での情報操作に関する基本的認識」が欠落していること、或いは多くの日本国民が素朴なメディア・IT信仰(メディア&IT&情報カルト=MIIカルト)に嵌り、騙されているということ。  』

・・・

[フォトギャラリー、『ミラノな日々』の真似ごと]

■ドゥオモの扉のレリーフ

■ドゥオモのステンドグラス

■ドゥオモの印象(合成写真)

・・・以上、三枚の写真は「ダウン・フリー写真の部屋 II(イタリアの旅)」、http://homepage2.nifty.com/ys11/italy/ys010.htmのストックを使わせて頂きました。

■ミラノ・アラカルト


(遅れてくれてありがとう!)


(遅れたアリタリア便の機内風景)


(宿泊したホテル/ご馳走になった食事も、ワインも美味しかったです!)


(色々ご苦労さまでした)