toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

小泉前首相らの『悪辣・冷酷・外道』の証明

【画像の解説】


ゴヤ『自らの子どもを喰らうサテュルヌス』Goya y Lucientes(1746-1828)Saturn Devouring One of His Chidren c. 1820-23. Oil on canvas 146 x 83cm Museo del Prado 、Madrid, Spain.


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●[2007-02-20付toxandoriaの日記再々考「パパ、歴史は何の役にたつの?」、 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070220]についての<補足1〜4>が長くなり過ぎたので、記事<補足1〜5>として独立させました。


小泉前首相の詐欺師的(トリックスター的)政治の“果実”が腐敗し悪臭を放ち始めたため、今や際限のない『擬装とヤラセの発覚』で立ち往生しているのが「安倍政権」の現在の姿である。従って、このきわめて悪質な『擬装とヤラセ』の犯人が小泉前首相であることは言うまでもない。<補足1>


小泉、安倍のどちらが悪辣かといえば、小泉の方が遥かに悪辣だ。喩えれば、小泉が採ったのは“合法の枠を踏み外した「株の空売り」”の手法。つまり、小泉は、定石どおりに株価が下がりきった株の半分位を買い戻しガッポリ稼いで、そのまま逃げ失せたという訳である。一方、残り株の権利を引き継いだ安倍は、意に反する株価の高騰続き(逆に、支持率は下がりっぱなし)で、お先真っ暗という次第になっている。しかも、かの小泉劇場に誑(たぶら)かされたデイトレーダーら投資家の中には、現実的な「小泉劇場演出の空売りの罠」に嵌り、自己破産や自殺へ追い込まれた人々が多いと聞く。<補足2>


<注>「空売り」そのものは合法である/「空売り」についての詳細は下記URL(★)を参照
★『株の空売りとは』、http://www.777money.com/tameru/kara_uri.html
★『空売りの仕組み』、http://www.aimhighconsulting.com/weblog/archives/000199.html
★『教えてgoo!株の空売り』、http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1392698
★『ガッポリ稼ぐ、空売りの極意』、http://karauri.tosijuku.com/
★『空売りってなんだ?』、http://forum.netage.co.jp/blog/finance/archives/000121.html
★『米国の新たな空売り規制について』、http://www.nicmr.com/nicmr/report/repo/2004/2004win04.pdf


なお、下記の小泉のコトバ(◆)には、<補足2>で指摘した小泉の悪辣さと冷酷さが如実に表れている。<補足3>


◆「内閣支持率低下については鈍感力が大事」と小泉氏・・・格差問題への対応についても「格差はどんな時代にもあるとなぜ言い切らないのか」と安倍らへ苦言を呈した(http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070220-159548.html、2007年2月20日付・nikkansports.com)


美しい国」という飾りことば(枕ことば?)の是非はともかく、安倍政権がイノベーションを柱とした経済成長戦略を採ること自体は間違いではない。それは、1960-2004年期の「全要素生産性伸率」(労働の要素を加味した技術進歩率)がアメリカの約2倍(日本=2.13%、アメリカ=1.07%)であること等が傍証している。つまり、日本の社会・経済の伝統的強さは労働と資本の組み合わせによる「優れたイノベーション力」(決して技術力だけではない!)であったということ(出典:2007.2.20付、日本経済新聞『労働の質、成長のカギ握る』/佐藤隆三・NY大学名誉教授)。<補足4>


しかし、安倍政権及び経団連等経済団体の領袖らは、根本的にこの点を誤解している(あるいは、意図的にこの論点を外している)。彼らが、日本の少子化&高齢化傾向に怯えるあまり、目前の短期利益の確保だけに走って『勤労者(社員・労働者・非正規従業員ら)を人間として大切に扱うという原点』を忘れ去り(あるいは、意識的に捨て去り)、社員・労働者・非正規従業員らをまるで「使い捨て道具」のように冷酷かつ非人道的に取り扱っていることが、その何よりの証左となっている。既述のとおり、佐藤隆三・NY大学名誉教授は、この点を客観的・理論的に憂い心配されている。もはや、彼らの心と姿は、まるで自らの子どもを貪り喰らうサテュルヌスの如くおぞましい。まさに小泉及び安倍らが“外道”であることは、ここに極まっている。<補足5>



<注>外道(げどう)
・・・道理に反する考えを信条とする心がひねくれた輩(やから)のこと。災いをもたらす悪魔のような相貌のペルソナ(政治的演技や演劇のための仮面)のことも指す。邪道、人非人に通じる意味もある。今の安倍内閣の閣僚らを連想すると、よくぞこれだけ同類の外道を集めた(国民が選んだ)ものだと、感嘆の想いが込み上げてくる。


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