toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

<妄想>世界同時株安と円高ドル安の観察



<注>この記事はまったくの<個人的妄想>であり、論理整合性と事実関係は一切無視している。また、上の「チャート図」は当記事の内容とは無関係である。


・・・・・


「六カ国協議」を進展させることになった「北朝鮮アメリカの手打ち」のための予備会談がドイツで極秘に行われていたことの背景を分析(深読み?)する某ブログ記事によると・・・世界(アメリカを含めた)を支配する巨大マネーの陰には「奥の院」(在ドイツのユダヤ系黒幕ならぬ赤幕?←赤い盾(紋章)=Rothschild)が居り、この「奥の院」からすればブッシュも小間使い程度の存在だそうである。


この見方からすれば、今の世界同時株安のウラでも、この「奥の院」が糸を引いているのだろうか?状況証拠からすると、この「奥の院」とはロスチャイルドのことらしいのだが・・・


・・・・・以下は、ロスチャイルド家についての妄想的薀蓄・・・・・


1743 年にユダヤ人の金細工師・アムシェル・モーゼス・バウアー(Amschel Moses Bauer)がフランクフルト・アム・マインに両替店(後に、それは銀行へ発展)を開いた時、その店の入り口には「ローマ帝国の双頭の鷲を描いた赤い楯」の看板が掲げられていた。なお、この「ローマ帝国の双頭の鷲を描いた赤い楯」の紋章自体はロシアの軍服の襟章となり、ロスチャイルド家の紋章は獅子と一角獣が王冠を支えるものとなっており、その中央部に小さな赤い紋章と双頭の鷲などが描かれている。


ともかくも、その店は「赤い楯の店」(the Red Shield firm)としてヨーロッパ中に知られるようになる。このRed Shield (独語:ロートシルト=Rothschild/英語:ロスチャイルド=Rothchild)がロスチャイルドの名の起こりであり、このアムシェル・モーゼス・バウアーの息子としてフランクフルトに生まれたのがロスチャイルド家(財閥)の始祖とされる銀行家、マイアー・アムシェル・ロートシルト(Mayer Amschel Rothschild /1744-1812)である。


<参考資料>

http://www.lcf-rothschild.com/en/groupe/rothschild/concordia.asp
http://www.redicecreations.com/specialreports/2005/08aug/redshield.html
http://www.spiritus-temporis.com/mayer-amschel-rothschild/


ところで、日本経済新聞(3月6日)によると、5日の東京株式市場で「デッドクロス」(チャート分析で、短・中期線が長期線を上から下に突き抜けるパターン)が観測され、相場の調整局面が長引くシグナルとなっており、これは昨年の11月2日以来で約4ヶ月ぶりのことだそうである。これは売り時のシグナルであるとともに、その先に下値を探る頃合でもあるということのようだが?(しかし、こんな急落で、今売ったら大損ではないか? 株を持っていないし、その方面には無関心なので、この辺のリアルな感覚はまったく解らないが・・・)


一方、関連記事では証券会社や機関投資家による「裁定取引」(日経平均先物と現物価格の差に着目して益出しする売買=割高な先物を売り、割安な現物残を増やす)が行われているとされており、外国為替でも似たような “益出し売買”が行われているらしい。当然ながら、世界中でヘッジファンドなどによる“巨額の空売り益出し”も行われたであろう。


同じく、関連記事によると今回の世界同時株安の契機になったと疑われる「円キャリー取引」の総額は推計で40兆円程度ではないかとされる。投機に関する知識がなく、その方面については関心もないため、これら一連のことが何を現実に意味するのかサッパリ解らないが、何やら妖しげな雰囲気を感じる。(この辺りは<妄想>のし過ぎか?)


それは、約40兆円規模の「円キャリー取引」 と世界中を巡る巨額な投機マネー(妄想的かつ乱暴に推計すると、少なくとも1000〜1500兆円を遥かに超える?)の規模を比較・考量すると、ナニか恐ろしくシックリしない感じが残るからである。


また、同日付・日本経済新聞の別記事では「グローバリズムの進展によって懐が深くなった世界経済」、「家計の預金偏重是正策=リスク資産を増やしポートフォリオ分散の必要性」などの記事が踊っている。皮肉なことに、このタイミングでのこれらの記事は、個人投資家に対する「空売りの勧め」に見えてくる。それとも、日本政府の“成長戦略”に対する応援歌のつもりか?


一方、今回の世界同時株安ではデイトレーダ(個人投資家)等の一部には売りに走ったり、円の買い戻しに走ったりで激しく翻弄される動きが見られ、個人マネーが大量に流入していた投資信託でも、株で運用する投資商品を中心とする解約とともに、逆の割安感から新規購入する動きの双方が交錯したと報じられている。


ところで、今(3月7日、AM5:00〜NHKラジオ・ニュース)は“投資家の不安感が緩和され、ドルと株に買い戻しの動きが出てきた”と報じており、これはこれで結構なコトであろう。しかし、結局のところ「今回の世界同時株安」で最も得した(儲けた)のは誰なのだろうか?つまり、世に言う「株価の調整局面」とは「巨額の益出し」のことか?と、すれば、誰がこの「巨額の益出し」のシナリオを書いたのか?


ここで、再び「世界の奥の院」のことが思い出される。それでは「奥の院・日本支店」あるいはそのエージェントも存在するのか? 更に、次のような「架空・新刊本」の目次が脳裏を過(よ)ぎった。


◆<新刊・妄想本>『世界の巨大マネーを動かす黒幕とは?』

第1章  世界と日本の悪徳政治家たちの黒い財テク錬金術

第2章  悪徳機関投資家ヘッジファンドを告発する

第3章 世界の「奥の院」の勧誘・騙しの手口

第4章  なぜ世界の『奥の院』と『奥の院・日本支店』は存在し続けるのか

第5章 米国国務省GHQ秘密資料が語る“黒幕たち”の実像


また、3/7付のNHKラジオ・ニュース(AM10:00〜)及び東京新聞ネット・ニュース(参照/下記★)によると、「国際報道安全協会」(INSI、本部ブラッセル/メディアの安全確保に努めるNPOhttp://www.newssafety.com/)が“昨年6月までの10年間に、1,000人のジャーナリストが取材中などで犠牲になった”と発表した。


戦争・紛争取材での死者は約27%の269人で、残り約7割強は自分が住む国内での取材中に死んでいる。その国別データを見ると、イラク戦争の取材中の死亡138人が最多で、これにロシア88人、コロンビア72人、フィリピン55人などが続く。それにもかかわらず十分な捜査が行われていない。


このため、「国際報道安全協会」(INSI)は各国政府に対し報道の自由を守るためジャーナリストが犠牲になった事件の犯人を本気で徹底的に捜査するよう求める声明を出した。


それとも、「各国政府」と「各国の政権担当者」及び「有力な政治家」たちは、単なる「奥の院」の代理人(エージェント)に過ぎないということなのか?


★『10年で記者ら1千人死亡、戦争取材では27%』(情報源=3/7付ロンドン、共同発)、http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007030701000182.html


(補足)


renshiさま、TB&記事紹介ありがとうございます。Resの代わりに記事の補足とさせていただきます。


紋章についての知識は殆んど無いに等しいのでこれは全くの想像ですが、ご指摘のような財政的繋がりと王室の血統などのイコノグラフィー・ファクター(要素図像)が複雑に融合している印象があります。


一般的な説明では、現在の英王室の紋章の始まりは「百年戦争」(1338-1453)の前哨戦となる英仏の抗争時代(13世紀頃)にまで遡るとされているようですが、果たして事実はどうだったのでしょうか・・・(イングランド王はフランス王の家臣ではなく、イングランド王が仕えるのは神のみだという意味?)。また、この時代のドーバーを挟んだ武力抗争は二つの国家、英vs仏の対立というよりも一種の内乱であったと見做すべきようです。


ロスチャイルドに先立つ、ドイツ(アウグスブルグ)のフッガー家ヤコブ・フッガー)がハプスブルグ家と神聖ローマ皇帝カール5世に財政的に肩入れしたことは周知のとおりです。そして、このフッガー家が16世紀末(1585)のスペイン軍の攻撃によるアントワープ陥落後に金融業廃業へ舵を切ったことにも興味がそそられます(17世紀半ば頃には完全に廃業)。ただ、その後もフッガー家の末裔は土地貴族として存続しているようです。


やがて、アントワープに代わって台頭したアムステルダムアントワープから多くのユダヤ人が移住)とロスチャイルド家の浅からぬ因縁の可能性についても興味が尽きません。アムステルダムの紋章の色はロスチャイルドの赤だという説もあるようです。ただ、アムステルダムが領主ホラント伯から都市の特許状を獲得したのが1275年であり、それはこの16〜17世紀の史実から遥かに遡ります。従って、仮に、その紋章がホラント伯が与えた特許状の頃から引き継がれたものであるとするなら、それはロスチャイルドとは関係がなくなり・・・、事実は闇の中に消えるようです。


それから、紋章の中にある“獅子の図像”はヨーロッパ中の紋章に散らばっているようです。“英王室の紋章にある獅子の図像”も、12 世紀頃のノルマン王朝時代まで遡ることができるようです。


(参考図像)


英王室の紋章


アムステルダムの旗(紋章から作成されている)


フランドル伯の紋章


ブラバント伯の紋章


エノー伯の紋章


ベネルクス諸国の紋章、http://homepage.mac.com/linstedt/linische/bnl.html
entee memo(ヨーロッパ諸国の紋章ほか)、http://blog.archivelago.com/index.php?blogid=1490&archive=2006-04&catid=10029


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