toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

『悪徳の巣窟=ブシャラフ(Busharraf)政権』化するフクダ(Bukuda)政権


<注記>


Busharraf = Bush + Musharraf


Fukuda ≒ Bukuda ≒ Bush + Fukuda



[傍証1] 小泉政権いらい“ブシャラフ政権”化してきた日本政府


●下記は[2008-01-07付toxandoriaのに日記/“政治と業界の癒着”による「作為が権力を偽装」する恐怖の電子投票法案、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20080107]に対するTB&レスの再録です。


(kaisetsuさま to toxandoria TBhttp://blog.kaisetsu.org/?eid=620542の内容)


海舌も電子投票法に反対である。 2008.01.07 Monday まず、投票という方法は、決して、票決の結果の早い、遅いによって、その意義が失われるものではないことを念頭に置くべきである。


さらに、現在の方法による表決結果のシステムでも、十分に早いのである。投票による方法の最も重要な要素は、その公平性と中立性である。


例えば、乱れた字の判読や、投票日程の設定、投票の地域区分、投票率選挙制度などの不公平、不正義の是正を不断に行うことが重要なのであって、電子投票という方法が、これらに直接的に良い効果を与えるとは、合理的精神から思えないからである。


それなのに、日本の政治集団の大半が、この制度の導入に賛成していること自体が、日本の政治の腐敗であろう。


(toxandoria to kaisetsuさま レスの内容)


kaisetsuさま、TBありがとうございます。


やはり、電子投票の問題は日本 の民主主義の現状に照らすかぎり時期尚早だと思います。相変わらずの、<単純極まりないIT信仰>です。そういえば、日本経団連の御手洗会長も、年頭所見 で”現状のわが国の閉塞感を打ち破り躍動する日本経済を築いていくため”として政府業務の電子化(国政選挙の電子化など)の必要性を訴えていました。


し かし、それよりも、日本国民の一人でも多くが『“美人局国家・日本”を創った政府・日銀ぐるみのインサイダー取引=かつての小泉劇場の遣り放題政治、 http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20060622』のような、過半の国民を根底から手玉に取った<欺瞞・偽証・偽装 政治>の実相を見抜けるようになることの方が重要です。


例えば、現代日本において“公然の事実”とされている『<金権選挙=現金バラ蒔 き、投票権の買収>跋扈の問題』があります。小泉元総理、安部元総理などの地元における“実情”については臭気紛々たる噂が流れています。これは、低民度 の地域で選ばれた“寄生・世襲型の大物政治家”らが日本を食い物にし続けていることの証ではないかと思います。


このように見れば、「パキ スタンの悲惨な現状」と「日本のバカげた政治の実情」は似たり寄ったりということもいえます。また、ここには宗主国たるアメリカ合衆国大統領選挙における <巨額金権政治アメリカ型民主主義の赤字>とは異次元の問題、つまり<偽装民主主義で粉飾された暴政国家・日本>の問題が存在するようです。


[傍証2] シュピーゲル誌(2007.12.31付)のブット暗殺の背景についての分析(要点/2008-01-14付toxandoriaの日記/異臭漂う日本型軍事利権が助長する『民主主義の赤字』(1)より部分転記)


●中東を歴訪中のブッシュ米大統領が、アラブ首長国連邦の首都アブダビで、“イランは世界一のテロ支援国家”だという言い方でイラン現政権を批判する演説を行い、即座にイラン側がこれに反論を加えています。更に、この動きに連動するかのように、このほどドイツ政府機関と英女王を狙ったアルカイダ系によるテロ計画が発覚したとのニュースが流れ始めています(情報源:2007.1.14付・朝日新聞)。


●ブット元首相の暗殺で中断したパキスタンの総選挙は1月18日の日程に向かい再び動き始めています。対抗する野党勢力が与党・ムシャラフ政権を一気に追い込む構えですが、パキスタンの実情は余りにも混沌としています。その原因の一部として、シュピーゲル誌(2007.12.31付)のブット暗殺の背景についての分析記事は、次のような点を指摘しています。


(1)暗殺された(その死を予感していた?)ベナジール・ブット(上流階級出身で欧米流高等教育を身につけた・・・ただ、彼女が米国のフロントであったという点には限りない疑問符が付く?)はともかくとしても、その夫アリ・アシフ・ザルダリ(賄賂を取り刑に服したこともあるのでMr.10パーセントの汚名を持つ企業家)を中核とするブット・ファミリーには限りなく悲劇的な部分と不可解な闇がある。


(2)ブッシュの信頼を得ているという意味で“ブシャラフ(政権)”(Busharraf)と揶揄されることもあるムシャラフ大統領だが相変わらず彼の実像はつかみどころがなく、それどころかムシャラフが一貫して米国の同盟者であったかどうかにも、限りない疑問符が付く。米国(ブッシュ)もムシャラフ政権(情報機関/ISI、Inter-Services Intelligence of Pakistan)もタリバンとの関係を重宝したことがあり、過去も現在も彼らの関係の実像は掴み難い。


(3)はっきり見えてきたのは(米国の情報機関によれば・・・)、多くのアルカイダ勢力がパキスタン国内の無法な地域(連邦直轄部族地域 /Federally Administered Tribal Areas、FATAなど)に潜入し終わっており、彼らは、以前よりも大きな攻撃力を身に帯びつつあるということ。


(4)もうひとつ、はっきりしているのは「世界の最貧困に苦しむ多くの人々と高濃縮ウラン(核爆弾30〜50個分にあたる?/参照、http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20071229ddn003030020000c.html)の貯蔵」がパキスタンで共存しているということ。


●ともかくも、明らかなのは「イラクアルカイダの拠点?)とアフガニスタンにおけるテロとの戦い」にもかかわらず、全世界における貧困と戦争抑止の問題には解決の目処が一向に立っていないということであり、否、それどころか、昨年の後半以降になると世界中で「2001.9.11」の直前の空気に似たような臭いがどことなく漂い始めたという雰囲気があります。そして、サブプライム・ローン問題の泥沼、石油等資源価格の高騰なども、この問題と無縁ではないようです。


[傍証3] 異臭が漂う「日本型軍事利権」の特徴=ギャングと融合した与党政権の腐敗を放置する日本社会


●わが日本では、自民・公明の連立与党が1/8の「日米平和・文化交流協会・秋山直紀専務理事の参考人質疑」について、なんら問題になる新事実が出なかったし、懸念された野党側からの追及も不発に終わったので、これで防衛疑獄(その詳細は下記記事★を参照乞う)は幕引きだと大いに安堵している様子です。しかし、これで安堵して幕引きを期待するのでは、余りにも一般国民をバカにし過ぎです。これは「お笑い番組のネタ」ではないのです。それどころか、これからジックリ見ていけば明らかになることですが、この問題も、上でみたとおりの「パキスタンの悲劇と混沌情勢」と無縁ではないのです。


★2008-01-02 2008年の緊急課題は「権力の可視化」の問題、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20080102


2007-12-27 市民の厚生を見据えるEU、軍需利権へ媚びる日本/リスボン条約の核心、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071227


★007-12-22 日本政府の「不都合な真実」を覆い隠す「海上迎撃ミサイル(SM3)Appedix、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071222


2007-12-20 日本政府の「不都合な真実」を覆い隠す「海上迎撃ミサイル(SM3)、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071220


★2007-12-14 福田総理『あわわわわ〜!』のもう一つの真相、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071214


★007-12-10 福田総理『あわわわわ〜!』の背後から続々と噴出する裏金づくり
「闇の構図」、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071210


★2007-12-08 福田総理が『あわわわわ〜!』で掻き消そうとする防衛疑獄と特別会計http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071208


★2007-12-06 国家情報評価に透ける“日米軍事同盟”原理主義http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071206


●そして、このような防衛疑獄(軍事利権)関連の闇は日本に限ったことではなく、特に米・英・仏ではまさに“持続的なモグラ叩き状態”です。しかし、少なくとも欧米には歴史から学ぶ知恵を生かすというような意味での様々な創意・工夫によって、この“モグラ状態の闇の存在を持続的に制御する”という「一般市民の強い意志」が存在します。そして、少なくとも“その筋に関わりのある疑いの濃い人物”が閣僚経験者、大物政治家および高級官僚らを露骨な態度で仕切るという如きの「余りにも見苦し過ぎる醜態と臭気紛々たる悪臭」を公然と一般国民の目前へ“ご開陳”するようなことはありません。これでは余りにも有権者たる一般市民・国民に対し無礼すぎます。


●このような意味で臭気芬々たる「日本型軍事利権」は、別に言うならば「“ギャング(政・官・学・財・暴”融合)仕切り型・軍事利権への限りなき傾斜」ということです。しかも、この“ギャングが仕切る非民主主義型のシステム”に日本政府が無反省にドップリとのめり込んでいることが問題です。それは「(インド洋対米給油新法(新テロ特措法)・・・なぜ衆議院三分の二による再可決を問題にするのか」という問題意識にも繋がります(参照、→ 村野瀬玲奈の秘書課広報室/なぜ衆議院三分の二による再可決を問題にするのか、http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-564.html)。つまり、連立与党・政府は、民主主義の根本に関わる議論から逃げ続け、日本の民主主義を偽装し、国民一般を欺き続けているということです。


[傍証4] ララ・ファビアンと無縁な“ブッシュ型グローバリズム文化に蝕まれる”ばかり日本社会の異様な空気


Lara Fabian



Lara Fabian -La difference



Lara Fabian - Mistral gagnant


●ネット検索のヒット件数で見る限り、日本でも漸くララ・ファビアン(仏語・英語・伊語・西語などを使い分け、今はカナダを本拠とするベルギー生まれのシンガーソングライター)の魅力的な歌が認識されつつある。(昨年10月ころとは様変わり)


●しかし、フランス語をハートランドとするマルチ・リンガル歌手ララ・ファビアンは、残念ながら日本でブレークするまでにはなっていない。


●一方、世界では文字通りのワールドミュージックとなっており、ファンの存在はカナダ・フランス・イタリア・ベルギー等欧米のみならず、トルコ・エジプトなどのイスラム圏、北アフリカ、ロシア、南米およびイスラエルシンガポールなどにまで広がりつつある。


●日本政府が“ブシャラフ政権(Busharraff=Bush + Musharraf)”とともに決定的な時代遅れとなりつつあることと、何か関係があるのか? 


●それとも、大方の日本人は未だに“本物の自律したリベラル( ≠ 自由原理主義 or Cult Religious Right or Cult Charismatic Movement)の空気”が怖いのか?


<参考資料1>Profile of Lara Fabian


ララ・ファビアンの父はベルギー人(フランドル系)、母はイタリア人(シチリア系)であり(誕生地=ベルギー、Ettelbeek)、彼女は8歳の時から10年に及び「ブリュッセル王立音楽学校」(the Royal Conservatory of Brussels)でピアノ・ダンス・クラシック音楽の基本を学んでいる。


ボリス・パステルナーク原作の映画『ドクトル・ジバゴ』の主題曲“ララのテーマ”に感動した両親が、彼女にララという名を付けた。ブリュッセル王立音楽学校を卒業した後はシンガーソングライターとして活躍しつつ、ヨーロッパで各種の音楽祭に入賞している。ちなみに、彼女の本来の希望は児童心理学分野での仕事に取り組むことであったとされている。


1991年、たまたま旅行したケベック州(カナダ)が気に入り、そこで市民権を得たララ・ファビアンはブリュッセル時代の友人Rick Allisonと二人で、自分自身のレーベル(Productions Clandestines)を立ち上げる。


1997年にリリースされた“La Difference(違いということ)”(サード・アルバム/フランスのみで200万枚のセールを記録)はヨーロッパ中で大ヒットとなる。1998年には、ヨーロッパでのツアーを収めたライブ・アルバム“Pure”をリリースし、フランスのアルバム・チャートで“初登場1位”という快挙を収める。


ヨーロッパで爆発的な人気が出てきたララのパフォーマンスが、1998年のパリで、たまたま米ソニー・ミュージック社長のトミー・モトーラの目に留まった。彼女の大きな才能に驚嘆したトミー・モトーラは、彼女のシンガー・ソングライターとしての才能を最大限に発揮出来るようにと第一級のプロデューサーを招き入れるレコーディングを企画した。


その結果できたのが、ララ・ファビアン初の英語アルバム「ララ・ファビアン」(2000年5月)であり、これはカナダ・ヨーロッパを始めアメリカでも人気を博し彼女の魅力が世界中に知られるところとなった。


<参考資料2>ユネスコ「文化多様性条約」(2005)


2005年のユネスコ総会で「文化多様性条約」が国際的な規範として採択されている(賛成148ヵ国、反対2ヵ国(米国、イスラエル)、棄権4ヵ国)。これは2001年に満場一致で可決された「世界文化多様性宣言」で謳われた“市場原理のみでは人類の持続的発展のために要となる文化多様性の保護と促進を保証できないので民間部門と市民社会の協力関係によって新たに公共政策の優越性を再確立しなければならない” という方針を補強するものである(参照/Unesco Short-News、http://www.unesco.or.jp/meguro/shortnews/221/221-1.html)。


同条約は米国の映画や音楽が世界を席巻するのを警戒するフランスとカナダが中心となって強力に推進した。米国は「同条約は人権と基本的自由の否定、国際貿易の妨げに悪用される恐れがある」と批判し、賛成した日本は米国に配慮しつつ日本が中心となって纏めた付帯決議を同日に併せて採択した。この付帯決議では文化多様性条約は他の国際協定に抵触しないとしている。


(参考資料2)ララ・ファビアン関連


http://en.wikipedia.org/wiki/Lara_Fabian
http://www.larafabian.com/
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071016
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071105