toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

二人のヴァルカヌス(度阿呆)、小泉ナルシスト元首相&麻生マンガ首相に限りなく翻弄され続ける日本の悲惨

toxandoria2008-11-19



《注記》関連記事(コチラも、ご参照ください)  → http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20081121


【画像1】ナルシスト&マンガ脳でドタバタする大奥の実像(右上の画像は、http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2008/11/post-3d6a.htmlより)


【画像2】ティントレット『ヴァルカヌスに見つかったマルスとビーナス』

Tintoretto(1518-1594)「Vulcanus Takes Mars and Venus Unawares」1550 Oil on canvas, 135 x 198 cm Alte Pinakothek 、Munich


・・・画像2は、[2008-01-30付toxandoriaの日記/タレント知事でヒトラー流“政治の恍惚化”の代用へ傾く連立与党の腎虚・老化的右傾化]より部分引用


●この絵画は、ミュンヘンのアルテ・ピナコテーク(http://www.pinakothek.de/alte-pinakothek/)にある、ヴェネチア派の巨匠ティントレット(Tintoretto/1518-1594)の名画です。この絵のテーマは、アポロ(光明・医術・音楽・予言を司る理知的な神)に情報を与えられたヴァルカヌス(大神ゼウスの子でローマ神話の“火の神”/噴火山、ヴァルカン半島の語源)が妻ビーナスの不倫(お相手はローマ神話の屈強な“軍神マルス”で、間抜けにも右奥のベットの下端から兜の頭が見えている)の現場に踏み込んだ瞬間の描写です(伝承ではヴァルカヌスが二人の不倫の現場に網を仕掛けたことになっている)。そして、この絵についてのアカデミックでオーソドックスな美術史上の解釈は「天網恢恢疎にして失わず」(天の網は広大で、その目は大まかなようだが、実際は何一つ取りこぼすことはない)、つまり妻たる女性たちの不貞への戒め(=貞節の愛がすべてに勝つ)ということになっているようです。


●ところが、このようなアカデミズムの解釈に対し現代フランスの美術史家ダニエル・アラス(Daniel Arasse/1944-2003/ヨーロッパで著名なイタリア・ルネサンスを専門とする美術史家)は異を唱えます。著書『なにも見ていない』(宮下志朗・訳、白水社刊、原著:Daniel Arasse『On n'y voit rien、Descriptions』、Publisher Denoel、2000)の中で、彼は次のようなことを述べています。


・・・この絵のヴァルカヌスのしぐさと目つきは、道徳の勧めなどよりも、むしろアレティーノ(Pietro Aretino/1492-1556/イタリアの風刺文学者、劇作家、艶本作者)の卑猥さを連想させる。ヴァルカヌスは自分が何を探しにきたのかすっかり忘れている。ヴァルカヌスには、妻のソレしか見えなくなっている。このことは、ベルリンにあるティントレットの下絵で明々白々だ。だから、その次の瞬間に何が起こるかを知りたければ、ヴァルカヌスの背後にある大きな鏡を見れば済む。この絵は定説のような「教訓の押し付け」ではなく、実は風刺的でコミカルな、或いはパラドキシカルな作品なのだ。つまり、その意は「貞節の愛がすべてに勝つ」ではなく、「“情念・妄想・欲望的”な愛は“省察・理知・静観的”な愛”に必ず勝つ」という「人間世界(≒政治的世界)のリアリズム」(=Political Correctness/政治権力が保証する正統性が全てに勝つ(喩え、それが欲望のもたらす卑猥な妄想であったとしても)という冷厳な現実)を描いているのだ。・・・


<注記1>


ここでダニエル・アラスが言う「Political Correctness」は、省察と理知よりも情念的・家父長的で、しかも「山師の玄関」的な欺瞞だらけの権威を振りかざす、いわゆる古い世代の政治のリアリズムである。渦中の田母神“将軍様”を崇める一派らのような精神構造の輩もこの仲間であろう。喩えるなら、アメリカのオバマが目指すCHANGEの対極たるブッシュ政治のレベルにすら到達できていない下劣で野卑な政治の手法である。


<注記2>


「阿呆の使われる状況」、ウイキペディアより部分引用、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E5%91%86


阿呆は類義語の馬鹿とともに日本語の会話で良く使われる表現である。人に対して軽蔑する言葉の一種でもある。


阿呆は馬鹿とはまったく同じ言葉ではなく、若干用例が異なる。例えば、「学者馬鹿」のような用法は阿呆にはない、「馬鹿でかい」「馬鹿にでかい」は「阿呆ほどでかい」と言う、「ネジが馬鹿になる」に対して「ネジが阿呆になる」とは言えない、などがある。


関東など「馬鹿」を用いる地域の人に「阿呆」と言うと、「馬鹿」と言われる以上に侮蔑的なことだと受け取られる場合がある。逆に関西の人に「馬鹿」と言うと、「阿呆」と言われるよりも尊大に見下されたと受け取られる場合がある。


阿呆を用いた複合語としては、罵倒語には「どあほう」や「あほたれ」、「あほんだら」がある。これの語源については「阿呆太郎」であるとの説もあるが、近隣地域で見られる同様の罵倒語である「だら」「たくら」が阿呆と結びついたものである可能性がある。文化周圏論によれば、言葉や風習は中心で発生して周囲に広がるので、中心から遠いところに過去の状況が残される。これを当てはめると、「だら」や「たくら」は阿呆以前に生まれた罵倒語で、中心である京都周辺では廃れ、たものが、阿呆と結びついて残ってたものと考えることができる。


そのほか「阿呆」を用いた言葉としては、『広辞苑』は以下のものを挙げている(『広辞苑』では「あほう」の漢字表記は「阿房」としている)。


阿房芋:馬鹿芋。
阿房烏:カラスを卑しめていう語。
阿房臭い:馬鹿臭い。
阿房口:つまらぬことをしゃべること。ばかげたおしゃべり。
阿房狂い:女ぐるいをすること。放蕩。・・・以下、省略・・・


(小泉ヴァルカヌスの負の遺産


「自民、郵政民営化見直し検討株式売却凍結へ、反発必至」、http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111901000838.htmlより


『 自民党は19日、日本郵政グループ各社の株式売却を凍結する方 向で調整に入った。小泉純一郎元首相が推進した郵政民営化方針の見直しとなる。衆院総務委員会で民主、社民、国民新の3党が提出した凍結法案の修正を目指 す一方、合意できない場合は来年の通常国会に与党案提出を検討する。麻生太郎首相は同日夜、官邸で記者団に「もうかるような会社になってからでいいのではないか」と述べ、売却凍結に前向きな考えを示した。・・・途中、略・・・中川秀直元幹事長は記者団に「断固反対する。絶対に許さない」と強調した。・・・以下、省略 』


(参考)


「湖面の下に潜んでいた巨大なワニ」[2008-10-23付toxandoriaの日記/“大金融危機”のさなか“連日のバー通い”をする麻生・マンガ首相へ捧げる記事、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20081023]より、部分引用


・・・


しかしながら、「アジェンダ2010」(小泉構造改革に相当するドイツ構造改革の指針)の実行段階になると、その公正さの確保についての疑問が次第に頭をもたげ始めた。実質賃金が低下する一方で、「投資への配当と企業利益」が急上昇し始めた。同時に、「貧富の格差が拡大」して「中間層の没落傾向」が出始めた。


多くの人々は、「経営内容の割には巨額の収入を約束された多くの経営者たちの存在」という不公正に怒りの声を上げるようになった。周知のとおり、ドイツ・ポスト(Deutsche Post/1990年代に赤字だったドイツ・ポストを最高経営責任者クラウス・ツムヴィンケルが黒字逆転をした株式会社/1995年に民営化)のクラウス・ツムヴィンケルは、ドイツの税金を逃れる(脱税する)ためリヒテンシュタインのファンドに金を預けていたかどで刑事告発され失脚した。


ドイツの新聞紙上で『アメリカン』という言葉は“貪欲さ”を手短に表す代名詞となってしまった。多くの経営者たちは年に1千万ドル(約10億円)以上の『アメリカンの報酬』を要求した。彼らは自らの会社に対して『アメリカンの稼ぎ』を計画させ、アッカーマンは前年比25%の利益増を目標とさせるようになった。ドイツの貯蓄家たちは、自らの投資行動について『アメリカン・アプローチ(貯蓄から投資へ)』を推奨された。預金口座と国債は時代遅れとなり、ハイリターンが約束されるギャンブル性が高い株式(金融デリバティブ)関連への投資が大流行となった。


しかしながら、「アジェンダ2010」の実行段階になると、その公正さの確保についての疑問が次第に頭をもたげ始めた。実質賃金が低下する一方で、「投資への配当と企業利益」が急上昇し始めた。同時に、「貧富の格差が拡大」して「中間層の没落傾向」が出始めた。


多くの人々は、「経営内容の割には巨額の収入を約束された多くの経営者たちの存在」という不公正に怒りの声を上げるようになった。周知のとおり、ドイツ・ポスト(Deutsche Post/1990年代に赤字だったドイツ・ポストを最高経営責任者クラウス・ツムヴィンケルが黒字逆転をした株式会社/1995年に民営化)のクラウス・ツムヴィンケルは、ドイツの税金を逃れる(脱税する)ためリヒテンシュタインのファンドに金を預けていたかどで刑事告発され失脚した。


<注記3>


クラウス・ツムヴィンケルは、小泉政権下の2005年1月に来日し官邸で基調講演をしており、「日本の郵政民営化」を声高に主張し、煽った人物。


(関連参考情報)


市場原理主義と過剰な規制緩和は間違いだった・・・崩壊…目に見えていた 米金融危機グリーンスパン氏、持論の敗北認める、http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200810250062a.nwc


ドイツの新聞紙上で『アメリカン』という言葉は“貪欲さ”を手短に表す代名詞となってしまった。多くの経営者たちは年に1千万ドル(約10億円)以上の『アメリカンの報酬』を要求した。彼らは自らの会社に対して『アメリカンの稼ぎ』を計画させ、アッカーマンは前年比25%の利益増を目標とさせるようになった。ドイツの貯蓄家たちは、自らの投資行動について『アメリカン・アプローチ(貯蓄から投資へ)』を推奨された。預金口座と国債は時代遅れとなり、ハイリターンが約束されるギャンブル性が高い株式(金融デリバティブ)関連への投資が大流行となった。 ・・・以下、省略・・・


・・・


(麻生ヴァルカヌス・マンガ脳の証明1)


麻生首相“ 社会常識がかなり欠落の医師多い”と発言」、http://www3.nhk.or.jp/news/t10015485901000.html#より、部分引用


『 麻生総理大臣は、総理大臣官邸で開かれた全国知事会との会合に出席し、地方が抱える医師不足の問題について、みずからの考え方を示した際、医師のことを「社会的な常識がかなり欠落している人が多い」と発言しました。・・・途中、省略・・・「とにかく、ものすごく価値判断が違う。それはそれで、そういう方をどうするかという話を真剣にやらないといけない。・・・・これだけ医師不足が激しくなってくれば、責任は医師の側にあるのではないか。・・・』・・・以下、省略・・・


●この麻生首相の発言には、不正確な現状認識と論理矛盾が観察されるうえに、それこそ、ものすごく“非常識”でヴァルカヌス的な、しかも短絡・直情的で、かなり歪んだ特異なリアリズム感覚が窺われます。恐らく、これは老境へ入った現在まで過剰にマンガの世界に耽溺したことと連日の高級バー通いがもたらした一種の『生活習慣病』のようなものかも知れません。しかも、「乳母日傘と御大尽の日常」、「世襲政治家の土壌」という環境条件がその苗床となっていることが、ことの深刻さを物語ります。


(関連参考情報)


マンガ呆けか?/麻生首相、PTA大会で親批判…教員会合と勘違い?、http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081119-OHT1T00284.htm


社会常識からハズレているのは貴方!、麻生さんのマンガ脳ですよ/「医師常識欠落」発言を撤回=日医会長に陳謝−首相、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081120-00000132-jij-pol


朝令暮改のドタバタのマンガ脳を首相に選んだのは貴方々、自民党員ではないか?/麻生首相:相次ぐ「朝令暮改」発言 自民に批判の渦、http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081121ddm002010109000c.html


偏狭なナショナリズムにマンガを利用するな/宮崎駿監督、麻生首相の自称「漫画好き」に苦言、http://www.afpbb.com/article/entertainment/entertainment-others/2541223/3544143


(麻生ヴァルカヌス・マンガ脳の証明2)


「麻生語(漢字の読み方)の観察」、[2008-11-15付toxandoriaの日記/仙台、晩秋の風景ア・ラ・カルト」、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20081115より、部分引用]



正しい読み/あそう読み/あほう読み


有無
うむ/ゆうむ←(それとも)うーむ?


措置
そち/しょち←(それとも)しょちなし?


踏襲
とうしゅう/ふしゅう←(それとも)ふみたおし?


詳細
しょうさい/ようさい←(それとも)せいきゅうめいさい?


前場
ぜんば/まえば←(それとも)かつあげ?


頻繁 
ひんぱん/はんざつ←(それとも)ひんしゅく


未曽有   
みぞう/みぞゆう←(それとも)みこみなし?


物見遊山
ものみゆさん/ものみゆうざん←(それとも)バー通い?orしたまちけんがく


実体経済
じったいけいざい/じつぶつけいざい ←(それとも)こくないそうせいさん? or せいじしきん?


思惑
おもわく/しわく←(それとも)ぎわく or くろまく?


低迷
ていめい/ていまい←(それとも)しじりつ?


順風満帆
じゅんぷうまんぱん/じゅんぽうまんぽ ←(それとも)しっちゃかめちゃか?


破綻
はたん/はじょう←(それとも)きんゆうきょうこう?


焦眉
しょうび/しゅうび←(それとも)ひたいまたはスネのきず


詰めて
つめて/つめめて←(それとも)ゆびづめ


完遂
かんすい/かんつい←(それとも)ウームこまった、よめない!

・・・ to follow / under construction !


(関連参考情報)


(深刻化する民主党のKY体質?)田母神問題、民主党鳩山幹事長に返り血?それとも「問題にせず」でウヤムヤに?、http://ameblo.jp/m60036856/entry-10161954293.html


「アパ」田母神氏の「核武装談義」 民主鳩山幹事長も出席していた、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081111-00000001-jct-soci


田母神&自民党と同じアパの『毒ワイン』を呷(あお)った民主党の弱腰が、政府見解を屁とも思わぬ餓鬼ゾンビを増長させている?、http://netallica.yahoo.co.jp/news/55086


11/11参議院で行われたのは「与野党が田母神さんの意見を「聞く」会だった?」/「田母神論文」問題の本質は“決起”の危険性、http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20081114/112539/


麻生首相ぶら下がり詳報】田母神論文表現の自由は有ります」(11日夕)、http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/194756/


日本の麻生マンガ御大尽が、田母神と共有するアナクロな本心を隠しつつ内外に<計12兆円>をバラ蒔いたから“歴史的なサミットになった?”、http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081116AT3K1600716112008.html


森、小泉、安部らが純粋培養したゾンビ軍人に牛耳られる自衛隊の危機?/アブない制服組に牛耳られる自衛隊http://news.nifty.com/cs/headline/detail/gendai-02039206/1.htm


空気も漢字も読めない新たな「KY」/麻生政権「壊れている」(週刊朝日2008.11.28号)、http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=9930


関連団体から献金も!麻生首相がマルチ企業で講演してた(同上)、http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=9930


田母神論文は「上杉謙信が女だった」という珍説と同じだ(同上)、http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=9930


オバマは英語がうめ〜な〜、漢字だけじゃない麻生太郎の「マンガ脳」(週刊文春2008.11.27号)、http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/


マンガばかり読んでいるからだ!「学習院の恥」とOBも見放した「おバカ首相」麻生太郎http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/newest/


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