toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

カナダのヒューマンな歌手、ララ・ファビアンをご存知ですか?(リメーク版)

toxandoria2009-04-26



【画像】ドナウ・ベント辺りの風景(2009.3.24、撮影)


・・・この画像は、「ドナウ・ベント」へ入る直前のナジマロス(Nagymaros)辺りのドナウの風景をヴィシェグラード(Visegrad/エステルゴムとブダペスト(Budapest)のほぼ中間地点で、両都市から約30kmの距離)の展望台から遠望したショットです。この右下流方向へ約15kmほど流れた辺りからドナウは南へ急に曲がり始めます。


・・・・第二次大戦後、チェコスロバキアハンガリー社会主義政権下で持ち上がった「大ドナウ改造計画」の一環として、ナジマロスにダム&発電所を造る筈でしたが、深刻な環境破壊と歴史遺産の破壊が予測されたため、ハンガリー市民グループが“命がけ”で反対デモ(1988)を実施し、結局、御用メディアもその声を無視できなくなって、その計画が中止されたという事件は余りにも有名です。


・・・つまり、このナジマロスにおける「アンチ環境破壊・アンチ歴史遺産破壊を主張する命がけのハンガリー市民によるデモ(1988年5月/ブダペスト中心街、ヴェレシュマルティ広場に約3,000人が集結)によって、当時のハンガリー政府がダム建設中止へ追い込まれた事件」は、主権者としての市民の意志を強烈に権力側(社会主義政権/保守派vs改革派)と御用メディアへ知らしめることによって、1989年・夏〜秋にに始まった゛東欧民主化の嵐”(汎ヨーロッパピクニック事件→ベルリンの壁・崩壊への流れ)へ大きな影響を与えたと見なすことができます。その意味で、ナジマロスを中心とするドナウ・ベントは、中欧における「民主化環境保全」運動の象徴的な場所でもあるのです。


・・・ハンガリーにおけるこのような近代史の流れは、現代日本の動向(=社会の流れが“偽装極右と特定カルト”が癒着した与党政権と結託する“御用法曹&御用メディア”に牛耳られジワーッと右傾化しており、むしろ多くの庶民は上からの統制に安心・安寧を求めつつ、むしろそれを好むような風潮へ流れる傾向が観察される/参照、下記の関連参考情報◆)また、自国の民族ルーツに関わる歴史修正主義を当然視するという意味で、まさにマンガ的で児戯に類するほど幼稚なナショナリズム保守論壇の中枢に未だに鎮座するという傾向はハンガリー等では殆ど観察されません。


(関連参考情報)


◆「NHKの自主自律危うくした」 BPO、「番組改編」で意見書(J−castニュース)、http://www.j-cast.com/2009/04/29040375.html


森田健作氏「無所属」詐称で朝日が世論無視の誤解記事(JANJAN)、http://www.news.janjan.jp/media/0904/0904282357/1.php


◆新入社員意識調査、「良心に反しても指示に従う」4割で過去最高( オリコン)、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090421-00000025-oric-ent


・・・ところで、エステルゴムはハンガリー北部の都市でブダペストから40km(ドナウの流れに沿えば約60km)北西に位置しており、その人口は約3万人です。市内にハンガリーカトリック教会の総本山のエステルゴム大聖堂があります。アールパード朝初代の君主アールパード(Árpád,、マジャル人の首長/位:896-907)は、1000年のクリスマスにエステルゴムで戴冠式を行い、キリスト教を信奉するハンガリー王国が成立します。ここにイシュトヴァーン1世(István 1/位:997-1038)が建設した聖堂は、ハンガリーカトリック教会の中心となりますが、1543年のオスマン・トルコの侵入で破壊され、現在の建物は1822年〜1869年に再建されたものです。


・・・なお、下(★)のハンガリー関連記事もありますので、ご参照ください。


★ドナウ・ベントにある“南欧の飛び地(センテンドレ)”に見る「グローバリズム」の光と影、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090412


★ドナウ・ベントからの連想/「偽装捜査 or 捜査ミス」で歪曲され退行する日本の民主主義、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090401


Lara Fabian - For Always (Movie: AI-Artificial Intelligence)


・・・For Alwaysはスティーブン・スピルバーグ監督の映画『A.I.-Artificial Intelligence』(公開、2001年)のエンディング曲(ソプラノ)です。映画の中では米国のソプラノ歌手バーバラ・ボニー(Barbara Bonney)が歌詞なしのヴォカリーズで歌っていますが、この曲を歌うことの難しさについて、“吉田”さまからtoxandoriaのブログへコメントを頂いているので、下に転載しておきます(映画『A.I.』の公式HP=http://aimovie.warnerbros.com/


・・・ドナウ・ベントの広大な風景に、このLara Fabian-For Alwaysの伸びやかな歌声が似合いそうに思われました。ロシア・モスクワのライヴ画像は見たことがありますが、ハンガリーを含む東欧圏でLara Fabianの公演が行われたかどうかは不明です。


吉田 2009/03/26 00:29 to → http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20071016


ずいぶん以前の記事へのコメントで恐縮です。
彼女は、スピルバーグ監督の「A.I.」のテーマ曲 "For Always" を歌っています。http://www.youtube.com/watch?v=GkleZ8Lkt74


普通に聴くとスルッと聴けてしまいますが、声域は2オクターブ以上、♯のついた次のフレーズで♭が3つになるなど、ジョーン=ウィリアムズの高度な作曲技法が込められており、相当な実力派でなければ歌えません。


・・・・・


フランスとカナダで過去3枚のアルバムが600万枚を記録したララ・ファビアンLara Fabianはフランス語、英語などを使い分ける、カナダを本拠地とするベルギー生まれの実力派・歌手です。


彼女は、その素晴らしい歌唱力と個性的でヒューマンな表現力で世界中の人々の心に感動を与えてきました。必ず、日本でもファンが増えてゆくと期待しているところです。なお、ララ・ファビアンのプロフィールを紹介する記事(下記◆)も書いておりますので、ご参照ください。


◆ララ ファビアン(Lara Fabian)のプロフィール、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20080127


Lara Fabian の公式HPはこちらです → http://www.larafabian.com/


Lara Fabian の日本での作品情報(CD)はこちらにあります → http://music.goo.ne.jp/artist/ARTLISD84324/cdlist/p1.html



http://heavensrain.wordpress.com/page/2/より


http://ruaultsarl.nexenservices.com/osrouchon/index.php?manufacturers_id=12&osCsid=de8e2d6f4e0c244baddeaより


Lara Fabian - Tout


Lara Fabian -La difference


Lara Fabian - Caruso


Lara Fabian −Je suis malade


Lara Fabian -Voir un ami pleurer

 
Lara Fabian -Mistral gagnant

 
Lara Fabian - Quedate