toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

“麻生=アホウ、小泉・竹中・西川=悪党”の演繹的証明【2009/6/12の改題・加筆・修正版】

toxandoria2009-06-13



<注記>右上のヤン・フス火刑の画像は、http://www.britannica.com/EBchecked/topic-art/149152/75633/Jan-Hus-at-the-stake-coloured-woodcut-from-a-Hussite
より(関連記事、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090605を参照乞う)


【プロローグ】Documentary on Jiri Trnka : PART 1(反権力サブカルチャーの真髄、イジートルンカチェコアニメ


Documentary on Jiri Trnka : PART 2


・・・ロシアのセル・アニメ「せむしの仔馬」、「イワンの馬鹿」、「アンデルセン童話」などで知られる(人形)アニメを創ったのはチェコのイジートルンカ(Jiri Trnka /1912‐69)です。これに先立ち、チェコには長いドイツ語ハプスブルク朝)支配の時代に“チェコ語チェコの民衆文化”を継承するという意味で反権力的な役割を担った人形劇の伝統があります。


・・・そして、驚くべきことですが、チェコが誇るのこの伝統の嚆矢の時代(17世紀)に、しかもそのような反権力的な培養地の中で、今の我々が当然視する“義務教育の意義”(同一内容、同一年齢、同一時期の教育の重要性=一般国民へ政治悪批判が可能な判断力の基礎を植えつけることの大切さ)がコメニウス(Johannes Amos Comenius/1592−1670/チェコの教育学者)によって発見されています。


・・・このような観点からしても「麻生・国立マンガ喫茶」構想なるものの“マンガ的なバカバカしさ”(=サブカルチャーの役割を曲解していること)が浮きぼりになると思われます。 (関連・参照 → http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090601)


1 巷の政治談議(?)


・・・以下は「とむ丸の夢」さんのブログ記事[巷の政治談義(?)、http://pokoapokotom.blog79.fc2.com/blog-entry-1112.html]からの転載です。


・・・・・


昨日、始めて幸福実現党のポスターを見ました。


 1軒の店舗の壁に3枚も並んで。よほど熱心な信者さんなのか、と妙に感心。
 それにしても、やけに明るさ満開の候補者の笑顔。


 誰の幸せを実現しようと言ってるのかな?


 で、その斜め向かいには公明党のポスター。


 そして“公明党創価学会”という連想で思い出したご近所の70代後半のおばさまと最近交わした話。


 アソウさんは、北朝鮮に強硬姿勢だけど、アソウさんとこのセメント会社は北朝鮮で儲けているんだってねえ。


 うん。


 ネットじゃ知られた話だけど、どうして知ってるの!? 


 ほら、創価学会の友達から教えてもらったのよ。


 ここで、もっと驚いたのは当然。


 ご近所さんの友人の学会員の方は、やはり同じくらい高齢。


 ネットはしないし、まさか、学会でそんな指導をしているとは考えられないし…もしかしたら、考えられるかも……


      …  …


 でも、多分、同居している息子さんに教わったのだろう、ということでしたが、どうなんでしょうね。


 さて、本日、入院する叔父に一日付き添っていた時に耳に入ってきた、5,60代の男性の会話。中でも衝撃的だったのはつぎの言葉。


 ○○(自民党市議会議員の名前)から(自民党候補者への)投票頼まれたけど、“ただ”ではせんでえ、といっといた。

  
 こんな要求をする人が今でもいるのは事実なんですね。で、大声でそのことをあたりかまわずしゃべって。


 ちなみに、この男性が頼まれた衆院選自民党候補者は、小泉チルドレンのひとり。

 
 まさか、ただでは票を入れないでえ、と言われて何か見返りをすることはないとは思いますが。


 でも、もしかしたら、市議会議員選挙の時は何かしたのかもしれない、と想像するのは、不思議ではないですよね。


 思わず後ろを振り返って発言したご当人の顔を見てしまいました。


 人品卑しからぬ紳士風、と言いたいところですが、まあ、そうではありませんでした……人を見かけで判断してはいけませんが。
 

 これが日本の選挙風景の一部なのか? ごくごく一部に過ぎない、と思いたいです。


2 グローバル・ネット政治談議


・・・以下は、「2009-06-05/toxandoriaの日記」の[「歴史と市民意識」の葛藤に思慮が及ばぬ「日本核武装論」なる冷酷な官僚型・硬直思考の愚、
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090605]の<コメント&レス>からの転載です。


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pfaelzerwein 2009/06/07 20:09


「我々は戦うべき時は戦わねばならない。」麻生


こんな記事を見かけましたが、こんな好戦的で「国民の生命と財産を賭ける」首相を放って措いて大丈夫ですか?


toxandoria 2009/06/07 21:18


pfaelzerweinさま、コメントありがとうございます。(pfaelzerweinさまのブログ → http://blog.goo.ne.jp/pfaelzerwein/e/271f5de481cd575d0fdae14bc0a95db3


◆「対北、戦うべき時は覚悟を」…麻生首相が演説、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090607-00000588-yom-pol


それは、このニュース(↑)のことだと思いますが、これは今まさに“日本政治を席巻して我が世の春を唄う<世襲議員なる存在>のマンガ的軽薄さが”露呈した瞬間だと思います。


麻生に限らず、安倍にしろ、福田にしろ、小泉にしろ、彼ら世襲議員連中の<危うさと胡散臭さの本質>は、彼らに特有なこの『軽薄極まりない政治屋世襲家業”意識』(麻生屋、安倍屋、福田屋、小泉屋?)にこそあり、それはヤクザ世界の“××一家”意識に近いようです。


しかも、この『軽薄極まりない政治屋世襲家業”意識』からすれば下々の日本国民の生活・生命・財産など屁でもない存在のようです。が、その問題の根本は日本国民が心底から彼らのこの正体(実像)を見抜けるかどうかにあります。


然るに、肝心の場面になるとガセ情報に踊らされてヘロヘロする日本のマスゴミは、この『軽薄極まりない政治屋“家業”意識』に必ず尻尾を振ります。翻れば、太平洋戦争への突入時も同じでした。


しかも、結局、日本の高級官僚とマスゴミの「ごく仲間内的な“家業”意識」を許してきたのが他ならぬ日本国民自身なので、万が一の時は“自業自得を覚悟する”しかないのかも知れません。


このように理解すると、北の金正日(キム・ジョンイル)一家と麻生一家・安倍一家・福田一家・小泉一家らは相似形に見えてきます。つまり、「対日、戦うべき時は覚悟を」と「対北、戦うべき時は覚悟を」は表裏一体という訳です。


チェコナショナリズム史で重要エポックを画した、二度におよぶ「プラハ窓外投擲事件」(三度目はソ連共産党による謀略の臭いがしますが・・・)とまでは行かずとも、この類の<極右ならぬ市民意識の高揚・純化>を期待するのは日本ではとても無理かも知れません。


そもそも、現代の日本人には“健全で力強い民主主義社会を自らの手で創り出すという意識”が殆ど存在していないと思われます。


同じことは、歴史経験的・経路依存的な順化努力で何とか市場主義経済を自らの血肉化しようと格闘する中欧諸国・知識人らの粘り強さと、いまだに小泉旋風に煽られヘロヘロしている日本の御用学者らのひ弱さとの違いにも見られるようです。


3 エピローグ


偶然ですが、(1巷の政治談議(?))と(2グローバル・ネット政治談議)のリソナンスから『日本政治の中枢にしぶとく巣食う宿痾』の醜悪な実像が垣間見えたような気がします。


殆どのメディアは、“6月7日開票の欧州連合(EU、加盟27カ国)欧州議会選挙で、深刻な金融危機に襲われた加盟国で国政与党(フランスとドイツの左派など)が敗北し各国で極右が健闘するなど、雇用不安を招いた政府に対する市民の不満が噴出して、全般的な欧州市民意識の右傾化が進んだ”と報じています。


しかし、これはマスゴミらしく粗雑で危いミスリードな報道スタンスだと思います。それよりも、留意すべきは、このような「麻生マンガ政権の好戦的な姿勢」と呼応するかのように、下◆のような「日本・極右(=実像は好戦的な偽装右翼・偽装保守)の蠢きが再び活発化する気配」が見られることです。


◆「NHK番組の偏向検証」自民有志(偽装極右の美しい領袖?=安倍元首相ら)が議連結成(よく飽きもせず、よくも懲りずに、NHK等メディアへの圧力議連を再び?)へ、http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090604/biz0906041938016-n1.htm
・・・これには、余りにも美し過ぎる(?)安倍晋三元首相やヘロヘロ中川昭一前財務・金融相ら“日本のイケメン英雄”を自負する約60人の国会議員が参加しており、議連を代表する当代随一コワモテの古屋圭司会長は、価値観外交を推進する議員の会・会長でもあり、この妖しい蠢きは明らかに日本・偽装極右(≒偽装右翼・偽装保守)の再起動だと思われます。


憲法審査会規程を制定 衆院、与党多数で可決(2009.6.11)、http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009061101000479.html


(関連参考情報)


小泉元首相が、遥々ロシアから吠えまくり、麻生首相を脅す、http://news.livedoor.com/article/detail/4198713/


自民の中川秀直菅義偉両氏が西川社長続投で一致、http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090611/plc0906112339018-n1.htm


本末転倒の悪徳政治 ! → 西川(ドロボー)を守るためポリス(鳩山総務相)を更迭へ 郵政社長人事で麻生の説得不調 、http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090612NTE2INK0212062009.html


麻生首相判断は「間違い」=自民離党を否定せず−鳩山氏、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090612-00000095-jij-pol


首相、当初は「西川交代」…竹中・小泉コンビが封じ込め、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090613-00000127-yom-pol


「西川更迭」でなく、「鳩山更迭」を選択した麻生総理/3回の総裁選挙で本部長をつとめた太郎会の会長・鳩山氏の首の方が、数々の不透明な契約手続きで不動産取引を行ってきた西川社長の首よりも軽かった(保坂展人のどこどこ日記)、
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/242b8be04b0fc274565c8c3e426ff95c


鳩山総務相“更迭” 郵政民営化危ない針路 300兆円外資が狙う メッキはげた『改革』(東京新聞)、http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2009061302000093.html


「かちかち山」の泥船(善良な過半の国民を騙しつつ小泉・竹中・中川・西川一派が行った偽装犯罪=“世襲小泉屋一家”が企んだ“政官財癒着仕込型”の国策極悪犯コングロマリット)が沈む日はそう遠くない? → 「西川社長続投」と「新かちかち山」物語の行方(保坂展人のどこどこ日記)、
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/11a7568550f2bdaeecf57ae493d08d3c


従って、メディアの多くが今回の欧州議会選挙の結果を“金融・経済パニックを背景とする世界的右傾化への選好の流れ=右傾化は世の流れ”であるかの如く“軽薄に報じる姿勢”の背後にあるものをこそをシッカリ見据えるべきです。そこには我われが真摯に批判し、葛藤し、対決すべき「ネオリベ・極右・マスゴミの談合」という政治悪の深層が潜んでいるはずです。


(関連参考情報)


例えば、この朝日新聞「分析記事」は、小泉郵政改革の闇(=“政官財癒着仕込型”の国策極悪犯罪)を鳩山氏個人の気質の問題へすり替えて、意図的に問題を矮小化している →英断か暴走か 「鳩の正義」どう見る 鳩山総務相辞任、http://www.asahi.com/politics/update/0612/TKY200906120379.html


その中枢で偽装的な雄叫びを上げ続けるのが小泉純一郎中川秀直久間章生ら“守銭奴”の本性がチラつく偽装国会議員、あるいは竹中平蔵ら“吸血鬼ならぬ吸銭鬼化”した御用学者、そして西川善文らシタタカで腹ドス黒い財界人たちです(関連参照 → 
http://archive.mag2.com/0000017208/index.html)。


いずれせよ、今のままでは、日本の“政・官・財・学・暴・マスゴミ”の癒着世界の中枢に寄生する「ネオリベと巧みに和合した偽装右翼・偽装保守勢力」の胎動は要注意であり、たとえ民主党政権が実現したとしても実態は何も変わりません。


つまり、この厄介な宿痾の病巣が完全に摘出されるか、その感染力と病原菌毒素が徹底的に希釈されない限り、日本の反民主的<政治悪>は永遠に“伝染(うつ)るんです状態”であり続け、日本の権力中枢を席巻する「反授権規範的異常政治」が完治することもあり得ないのです。


なお、「ネオリベと極右勢力、双方」と真摯に葛藤する欧州政治の真相については、次回記事[2009年春/チェコプラハの印象(2)]で書く予定です。


DISINFECTION、Lara Fabian Tu es mon autre