toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

検察&メディアの癒着が創作する“関係者”についての“魚眼レンズ的”初体験

toxandoria2010-01-22



【画像1】記者クラブ所属のメディアが好む “関係者”の実像?


…この画像はhttp://lonpari.blog.shinobi.jp/より


<注記>


toxandoriaが贔屓とする俳優・香川照之NHK大河ドラマ『竜馬伝』で、三菱グループの創設者・岩崎弥太郎を好演中。が、余りの“好演ぶり”(その余りの汚さとネアンデルタール人似の怪異な風貌!)に三菱関係者からブーイングとか?(情報源:週刊朝日1/29号)上の“関係者”の実像?は、香川が演ずる岩崎弥太郎をパロったもの。


大河ドラマ龍馬伝」 舞台裏に密着 1/2


大河ドラマ龍馬伝」 舞台裏に密着 2/2


[プロローグ]


「テレビ局+検察」がヤラセ演出する多数の颯爽たるイケメン検察官らが勢ぞろいした“ガサ入れ”のニュース映像、それはテレビの視聴者にレオナルド・ダヴィンチ絵画の美を連想させる、いわばルネサンス期に完成した線遠近法的構図で出来得る限り視聴者に壮麗で合理的・論理的な印象を与えるように巧妙な仕掛けが施されている。その仕掛けとは、こういうことだ(以下の・・・部分は週刊朝日1/29号から部分転載)


・・・まず当局からおおよその捜査の時刻と場所の情報が記者クラブを通じて事前に局に上がる。現場にカメラを派遣し、撮影の準備をさせる。捜査官もちょっと離れた場所に二列隊列で待機する。ここで重要なのはガサ入れ先の建物に対して曲がり角にカメラを設置することだ。カーブを曲がってキャメル・コートで歩く捜査官の姿が絵になるからだ。・・・


かくして、テレビ画面を心待ちする視聴者(一般大衆)用の“ダヴィンチ風ルネサンス絵画”が完成するという訳だ。というよりも、この時の視聴者(一般大衆)の脳裏を霞むように流れる映像は昔どこかで観た「水戸黄門様の印籠」か「大岡越前の御白洲」の映像であろう。ともかくも、そのテレビ画面が視聴者へ与える印象は「法の下の平等」からは程遠く、せいぜいのところで勧善懲悪か形式的な意味での法治主義ということである。


[本 論] 約2週間のツイッター初体験の感想


たまたま、この正月休みから始めた「ツイッター」(Twitter)への“挑戦”(大げさすぎる?)が小沢疑惑を巡る『国民意思(民主&小沢)vsコッパ役人(検察)の“真昼の決闘”の先に見るべき方向性、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20100118』とほぼ同時進行したため、思いがけずも、めったにないと思われる興味深い初体験をすることになった。


標題に掲げた「魚眼レンズ的考察」とは、この初体験で得たユニークなリアリズム感覚(=我われが日常生活で当然視している線遠近法的な現実認識とは全く異なるリアリズム感覚)のことである。なお、“ツイッターの熟練者”から見れば、何と幼稚な!ということになるかも知れぬが、何しろ初心者なのでそこは大目に見て頂きたい。


言ってみれば、まあソレは自分が“お魚さんか、カエルさん”にでもなり、水面すれすれか、あるいは地べたを這いずり回りながら、人間どもがやっている日常社会・日常生活を下から見上げているような感覚である。大げさに言えば、それはアフォーダンス感覚(円周魚眼レンズで覗くような、生物本能に近い原始的な感性/参照、画像)に向けて進化中なのかも知れない。


・・・・・


ツイッターは、たしか昨秋の10月頃から日本版が本格化したばかりなので、まだそれほど普及していない。が、新たなメディアとしての可能性を感じさせる。現況は、<緩いテーマで選んだターゲットについて約160フォロー、約60被フォロー>で利用中。当然ながら、登録者は実名、匿名、ホワイトハウスオバマ大統領、鳩山総理、原口総務大臣、フリージャーナリスト、NHK広報局、芸能人など実に様々。


下記(1)のようなポータルサイト(ソフト)が続々と誕生しつつあり、ツイッターそのもの(下記(2))と併用するのがコツ。結論としては、ブログ・掲示板・SNSなどが囲い込み系であるのに対し、ツイッターは開放系であることが理解できる。従って、前者と後者の補完利用から、現実認識にかかわる、新たなメディア環境構築の可能性が期待できそうだ。


(1)http://tsubuyaki.sso.biglobe.ne.jp/・・・ツイッター(2)同様にフリーだが、登録することが利用条件。


(2)http://twitter.com/hanachancause


<toxandoriaの場合>、(1)は数秒〜十数秒単位で画面が更新(フォロー先が増えればもっと更新が速くなる/ただ、フォロー中止・再開は自由自在!)。ので、ザット一覧して(ノイズも多いながらも)ホットでユニークな情報を釣り上げるのがベスト。ただ、全体情報量が膨大なので1日以上経過した情報のブラウジングは、事実上、不可能。他方、(2)は矢鱈と書きこまぬ限り十分にマイペースでのフォローが可能。従って、これは、恰もボイス・レコーダか備忘録メモのような使い方ができる。


より重要なのは、ツイッター上でのアライブな情報交流の中で、主要メディアの誤報(例えば、渦中の小沢問題関連など/下記◆)が浮き彫りとなるような面白い感覚(恰も、魚眼レンズ的な視野で新たなリアリズムを発見したような感覚!)が得られたこと。つまり、それは、“主要メディア等の権威筋の“関係者”が(=ダヴィンチ風、ルネサンス絵画or同建築風の近代合理主義が構築した、アカデミックで官僚主義的な権威)が記者クラブを介して社会に流布させてしまった誤情報”について検証の手掛かりを逸早く提供するような可能性が潜在するのではないか、と思われることだ。


◆小沢氏団体不透明会計:土地購入4億円「小沢氏に調達相談」⇒石川議員供述「小沢氏もう持たない?」民主内に懸念強まる、http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100120-OYT1T01406.htm


これ(◆)は、昨日・午後(1/20)から今朝(1/21)にかけて、例の如く“関係者スジ”の情報に基ずくとする読売のスクープから始まり、毎日・朝日等の主要新聞が報じたもの。その後、石川容疑者の弁護士から各メディアへ「これが誤報」であることを通報したが、後者の事実を報じたのは記者クラブに属さぬスポーツ紙など一部のごく一部のメディアだけ。ツイッター上では、毎度のこととして、この主要メディアによる誤報関連の話題が爆発的に増殖した。が、主要メディアはこのことを完璧に無視している。恰も、そんな現実は地球上に存在しないとでも言うかのように。


なお、主要メディアの一隅に属する東京新聞が、検察発表への疑問を呈する記事を書いたため検察への出入り禁止処分をたびたび受けたという事実は周知のとおりのはず(が、これも巷でも周知のことかどうかは実際のところ??だが)。


toxandoriaは、小沢ファンでも民主ファンでも何でもない。が、問題は、この日本の特異なメディアスクラムの実態が無視され続ければ、仮に小沢の逮捕後に民主党による強固な政権が首尾よく(・・・誰にとって首尾が良いのかは?)誕生したとしても(懐かしの(?)自民時代へ逆行するのであれば、それは最悪!)、記者クラブ制を介しつつ主要メディアと癒着する検察が頂点に君臨する日本の官僚機構が何らの反省もなくそのままというのでは、今と全く同じことを未来永劫やり続ける可能性があるということが懸念される。


<参考>ツイッター一覧(toxandoria 設定)のツイートから、部分転載


dpj_how
2010.01.21 21:36
RT @kono_chiha: 裏金に裁判所のお墨付きが! RT @hanachancause: @dpj_how コイズミでないが感動した! ⇒ 検事総長は絶対に偽証出来きない。裏金を認めるのは確実、なぜなら三井裁判で裁判所は裏金の存在を認定してしまっているから。


hanachancause
2010.01.21 21:19
RT @hanachancause: @kharaguchi 原口総務相のtwitに朝は同感、夜は感動! ⇒ 自民長期政権が作った統治システムへの反抗者は抹殺、既得権益と網の目に張られた仕組み、「おかしいけどしょうがね、出入禁止では困るし」とジャーナリズムの自由を奪う。


hanayuu
2010.01.21 20:59
RT @hanachancause: @kono_chiha 小泉じゃあないがコレも感動した! それとも、そんなコトは大したことでないかい? ところで、テレビ局お抱えのヤメ検になるには国家議員逮捕の手柄がいるらしいゾゾ〜ッ ⇒ 週刊朝日1/29号


kono_chiha
2010.01.21 20:56
裏金に裁判所のお墨付きが!RT @dpj_how: RT @hanachancause: @dpj_how コイズミでないが感動した! ⇒ 検事総長は絶対に偽証出来きない。裏金を認めるのは確実、なぜなら三井裁判で裁判所は裏金の存在を認定してしまっているから。


dpj_how
2010.01.21 20:47
RT @hanachancause: @dpj_how コイズミでないが感動した! ⇒ 検事総長は絶対に偽証出来きない。裏金を認めるのは確実、なぜなら三井裁判で裁判所は裏金の存在を認定してしまっているから。


hanachancause
2010.01.21 20:03
@hanachancause ということは、N.Y.T.はハッキリ“政治マター”と見ている? ⇒ 日々坦々、http://bit.ly/8YiQSP 昔、関係者の関係者から検察・警察・国税・公安・公取には無数の政界絡みが常在するが、人手不足故の力学が作用するとか、空耳だったか?。
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hanachancause
2010.01.21 19:57
@hanachancause 更に、N.Y.Timsは「“小沢VS検察”の歴史的背景から、検察と政治の関係性、検察リークの現状など」を、慶応大学の小林良彰教授や元検事の郷原信郎名城大学教授など解説を交えながらまとめている。⇒ 日々坦々、http://bit.ly/8YiQSP
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hanachancause
2010.01.21 17:07
@hanachancause 『「刑法230条ノ2第2項」の、いわゆる「みなし規定」により、捜査当局から十分な取材をすれば、たとえそれが事実に反していたとしても、名誉毀損の罪からは免れるということになっている』⇒ 永田町異聞、http://bit.ly/5EmuGr
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yamame3
2010.01.21 14:54
RT @kono_chiha 今、日本史上初の独立戦争のような気がしていますw。可能にしたのはツイッター。RT @hanachancause …つまり日本民主主義社会のリアリズムは覚醒した国民自身が創るものだと思っています。その点、ツイッターは何か新たな可能性を予感させて面白い…


gurryjack
2010.01.21 14:24
RT @0316peke: 同意です! RT @kono_chiha: 今、日本史上初の独立戦争のような気がしていますw。可能にしたのはツイッター。RT @hanachancause …つまり日本民主主義社会のリアリズムは覚醒した国民自身が創るものだと@kono_chiha


0316peke
2010.01.21 13:29
同意です! RT @kono_chiha: 今、日本史上初の独立戦争のような気がしていますw。可能にしたのはツイッター。RT @hanachancause …つまり日本民主主義社会のリアリズムは覚醒した国民自身が創るものだと思っています。@kono_chiha


kamigata0
2010.01.21 13:28
明治維新、敗戦時以上の変化だな RT @kono_chiha 今、日本史上初の独立戦争のような気がしていますw。可能にしたのはツイッター。RT @hanachancause …つまり日本民主主義社会のリアリズムは覚醒した国民自身が創るものだと思っています


kono_chiha
2010.01.21 13:23
今、日本史上初の独立戦争のような気がしていますw。可能にしたのはツイッター。RT @hanachancause …つまり日本民主主義社会のリアリズムは覚醒した国民自身が創るものだと思っています。その点、ツイッターは何か新たな可能性を予感させて面白いですね。@kono_chiha


dpj_how
2010.01.21 11:08
RT @Haba_nero タブロイド日刊ゲンダイ)もおわすれなく。RT @hanachancause: @dpj_how 同感! 日本の真実はスポーツ紙とツイッターが語る、週刊誌も一部を除きメタメタ&ゴロツキ化の様相
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Haba_nero
2010.01.21 10:37
タブロイド日刊ゲンダイ)もおわすれなく。RT @hanachancause: @dpj_how 同感! 日本の真実はスポーツ紙とツイッターが語る、週刊誌も一部を除きメタメタ&ゴロツキ化の様相


kappaman
2010.01.21 08:55
RT @hanachancause 米紙NYタイムズ、2011年に電子版の課金スタート、http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100120ATGM2005F20012010.html
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dpj_how
2010.01.21 08:53
RT @hanachancause @dpj_how RT同感! ⇒  @dpj_how: RT @loveofmaria: 日本の政治形態がいちばんよく似ているのは北朝鮮
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hanachancause
2010.01.21 05:02
@hanachancause 『関係者』明確表現を 小沢報道に総務相が苦言、2010.1.20日 東京新聞 朝刊、http://bit.ly/65Urjqだけが報じた? また東京新聞は検察へ出入り禁止か?


・・・以下は[2010-01-18 国民意思(民主&小沢)vsコッパ役人(検察)の“真昼の決闘”の先に見るべき方向性、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20100118]に対するコメント&レスの一部転載・・・


もえおじ 2010/01/21 23:26 今年もよろしくお願いします。


民主党小沢幹事長の政治資金問題に関しては、旧自民党金権政治体質が問われているという側面もあるので、必ずしも自民党による民主党つぶしの図式になると は限らないと思います。それに、万一小沢氏が逮捕されたとしても、それで民主党政権が終わりになる訳ではないです。従って、この問題の扱いによって、民主党がどちらにも転ぶ可能性があります。


日本の貧困化に関連する話として:昨年、国連食糧農業機関(FAO)は、世界的な金融危機 と食糧価格上昇の影響で「世界の慢性的な栄養不足の人の数が過去最高の約10億2000万人になる」と予測する報告書を発表しました。しかしながら、この数字には日本などの先進国は含まれていません。(第一社会では絶対的貧困は存在しないことになっている。)それでは、我々が抱える日本の貧困問題は 一体何なのか。豊かな社会における単なる”福祉の不備”なのでしょうか?


議論が長くなるので結論から言うと、これは資本主義という経済 システムが持っている弱点である「富の寡占化」を緩和する、労働者保護制度、および、社会保障制度が十分に機能していないのだと思います。そしてそれは下流貧困層の格差問題だけでなく、経済競争による心の荒廃という副産物を生み出しているようです。


最近聞いた話ですが、小中学校では「給食費を払わない親が増えている」「クレヨンなどの文房具、筆記具を欠く子供の増えてきている」そうです。これらは対象が少額なので、とても親がお金がな くて困っていることだけが理由ではないと思われます。(勿論、中には本当に貧困かもしれませんが…。)どうも、昔の日本社会に存在した「子供だけには不自由させない教育心」あるいは「清貧の生活態度」が失われてきているのではないでしょうか。


いずれにしても、民主党は景気回復・セーフティーネットの構築・財政再建の3課題を抱えており、政治と金の問題で停滞している余裕など無いはずです。


toxandoria 2010/01/22 04:35 “もえおじ”さま、こちらこそです。


仰 ることに同感です。思うに旧自民党型の二つの悪徳、つまり「政治権力中枢による利権&金銭ネコババ型私益追求」、同じく「官僚・メディア等の既得権癒着による優越的立場を利用した地位&金銭ネコババ型私益追求」、これらの要素が複雑に絡みあいつつ二派に分かれて死闘(政治闘争)を始めたというのが「小沢 問題」の実像かも知れません。


従って、一般国民が「この次元の闘争」に深く巻き込まれる愚を犯すべきではないと思いますが、単純に傍観し続けるわけにもゆかないと思っています。なぜなら、そこで双方から派手に飛び散り、我われの身に降りかかるであろう“夥しい量のドス黒い返り血”の中には、きわめて有害な未知のウイルスが潜んでいる可能性があると思われるからです。


資本主義に深刻な欠陥が潜むという問題は、我が国に限らず御本尊の米国でもますます深刻化しつつあります。例えば、ご承知のとおりオバマの医療・保険制度改革も、民主党が上院の一議席を失った(マサチューセッ ツ補欠選挙1/19)ため再び深刻な壁にぶつかる状況となっています。仮に何らかの形で一応それらしきものが具体化するとしても、もはや原型(公的国民皆 保険制)からは程遠いものとなるでしょう。


尤も、既に<方向性が固まりつつあったオバマ医療改革そのもの>が、表面的な見かけはともか く、その実態は医療・保険関連業界のロビー活動に引きずられたものであることが“知る人ぞ知るの現実”でした。従って、米国内でもそのようなマヤカシが罷 り通ること自体に資本主義の欠陥(暴走する市場原理主義の病理)を指摘する厳しい声が存在することも事実です(cf. Freedom is not a natural condition、http://www.allvoices.com/contributed-news/4990755-freedom-is- not-a-natural-condition)


しかも、その米国で肝心のオバマ大統領の支持率がじり貧となっています。このため、早速、オバマ大統領は率直に過去1年間の自らの政策について深く反省する旨の姿勢を表明し、新たに一般国民の声をジックリ聞く決意であることを声を大にして 再アピールしています。その意味で、これからの軌道修正的な施策展開と米国民の一般意志がどのように絡み合うかを注視すべき重要な時期を迎えつつあるよう です。そして、ここでも忘れるべきでないのは、やはり全ては<教育の問題>に行き着くということでしょう。


最近、20歳代の若者らの“意外な生の声”を聴く機会があり驚かされました。彼らの多くは、この不況の中では格差拡大の問題などにかまけていられない、たとえ自らがワーキングプアとなる可能性があるとしても、日本型の終身雇用制と年功序列型の雇用制度は徹底的に破壊して、もっと自由原理的な社会にすべきだというのです。このような意見 が多数派とは思えませんが、そこには未だに「小泉=竹中改革」が煽ったB層育成型教育の影が色濃く落ちています。


それどころか、このような思考の傾向は、既に小中学生の親にさしかかったパパ・ママ年代層の人々へも大きな影響を与え続けており、それがご指摘の「子供だけには不自由させない教 育心」あるいは「清貧の生活態度」が失われてしまったことをもたらす一因かも知れません。どうやら、「自分の頭で、自主的に、ものごとを根本から考える」 という地道な教育を幼児教育レベルから本気でやり直さぬ限り、日本はこのまま悪しき意味での米国型社会へ流れ着きそうです。しかも、日本にはキリスト教文 化的な意味での慈善を重視する考え方も根付いていないので、そこで出現するのは今の米国以上に殺伐・荒涼化した社会かも知れぬことを思うと空恐ろしい感じがします。