toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

“検察&メディア・スクラム” 騒動が激しく劣化させた日本の民主主義

toxandoria2010-02-21



【参考画像】1枚の顔写真を生き生きと動かすiPhoneアプリ「PhotoSpeak」デモ…右上の画像はhttp://www.mactechlab.jp/products-report/10236.htmlより



…両眼の瞳そのものはただの二つの黒点にすぎぬ。しかし、この三次元CG画像の如く、仮にそれが錯視効果であるにせよ、表情全体の相貌変化が伴うと鑑賞者にとってはそれが特定の意味あるモノとして見えるようになる。


・・・・・


今日は注目の長崎県知事と町田市長選挙の日だ。両選挙ともに事実上の「A民主派vsB自民・公明派」の激突だが一連の“検察&メディア・スクラム騒動”の煽りで民主派が劣勢と見なされている。これで実際に民主派候補が敗ければ小沢幹事長の責任論が噴出するとも観測されている。


ところで、この選挙に下(★)のように不可解な(朝から晩まで、ずうっと酔っ払ているような不思議な感じの)人物が立候補していることを知り驚いている。これはB派の陽動作戦なのだろうか?ともかくも、このことが象徴するように日本の民主主義は今や激しく劣化してしまったようだ。


http://www.youtube.com/watch?v=PN-zQnVNiCM


今も優勢な新古典派経済学(実体権力なるモノに阿る立場の経済学?)は、市場原理が成立する前提として「情報の対称性」の仮説概念を掲げる(そもそも、この仮説に疑義がある!)が、検察記者クラブの“関係者”ルートに過剰に頼り過ぎたマスメディアは、逆に「情報の非対称性」の罠(情報の非対称性を殊更に煽りたてる)という“禁断の誘惑”に嵌ったと見なすことができる。


つまり、それは“真実を意図的に歪めて報じる”、あるいは“ある事実を三次元リアリズムとして批判的に観察&検証せずに報じる”という、ジャーナリズムにとり最悪の“禁断の誘惑”である。しかも、“検察&メディア・スクラム” 騒動の傍らで、記者クラブが仕切るマスコミでは、その“関係者”なるものの存在は完全に否定されており、その相貌は「検察裏ガネの存在」が公に否定されているリアリズム無視の由々しき構図と相似形である。


ツイッター関連参考情報)


RT @mentur: http://bit.ly/d367Tr記者クラブメディアこそが、人脈等から言っても本来は一番権力悪を暴きやすい。問題は「覚悟」と「やる気」だけである。検察裏金問題 【高田昌幸北海道新聞東京編集局国際部所属】


RT @cookiedowntown: 「談合記者クラブ」が享受する巨額税金利権 (湘南の片田舎から)その排他的姿勢、官公庁広報機関と化し国民の知る権利を阻害する問題点が挙げられています。http://ootw-corner.asablo.jp/blog/2010/02/19/


@dpj_how 「関係者」の存在を認めた(視聴者からの電話問い合わせで)NHK・広報局職員の解雇という不可思議も起きた。


RT @iwakamiyasumi: 新聞記者の処遇の続き。今日聞いた話。つい最近まで某全国紙の次長だった人、検察批判をかいた後、東京多摩地区の在宅通信員、つまり出社に及ばず、検察批判とこの人事の因果関係は確定的でない、でも社内の先輩・同僚・後輩を委縮させるには十分。


些かの浮かれ傾向が三宝会・清和会・偽装市民代表など悪徳連合の介入を許す脇の甘さを露呈したことも反省すべき、民主党は原点を見据えて国民の期待に応えて欲しい。⇒ http://bit.ly/bJHRTuhttp://bit.ly/c0DFby


しかも、この類の日本ジャーナリズムにとって最悪の選択は、それにもかかわらず、下(◆)のような「50年になんなんとする自民党長期政権」が、日本人の多くを小馬鹿にしつつ計略的に育んできた結果としての“日本国民特有のマスメディアの報道に騙され易い”という特殊条件によって支持されてきたのだ。


◆マスメディアに騙されやすい日本人、それを信じてますか?/日本70.2%、イギリス14.2%、アメリカ26.3%、フィリピン・韓国・中国65〜70%未満、日本はTVでも6割以上、明白なコントロールの賜物で、世界に稀有な飼い慣れ羊状態⇒http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1635.html


言い換えれば、そもそも人間の脳には外形骨格認識ならぬ三次元的な表情認識に特化した部分があり、これが欠損することは「相貌失認症」をもたらすということ(http://bit.ly/ax9HtE)を想起するなら、サラリーマン化した“お上ご尤もの立場の記者らによるアンチ検察批判一色の報道”は、彼らが誇りとすべき権力批判どころか「政治の顔」に這いつくばる「相貌失認症」の量産ではないかということだ。


然しながら、おそらく今回の日本ジャーナリズムにとって最悪(彼らにとっては最善?)の選択は、双方向IT−Web技術の発達に伴う情報伝達環境のグローバル&マイクロ化の同期現象が激しく進展しつつある現代の情報環境下で既に構造不況業種化した新聞・テレビ等のマスメディアが、自らの首を大慌てて締めつけるという愚行的な自殺行為であったはずだ。


結果として、そのことは近未来におけるマスコミ各社の営業基盤を直撃することとなり、まさにそれは“リーマン倒産的な意味”での破壊力を伴う壊滅的「マスコミ経営クライシス」の導火線と化すであろう。


(関連参考情報)2007年の自民党民主党の政党への献金・・・、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20100118より


自民:総額224億円
民主:総額 40億円


企業献金と個人献金の内訳は・・・、
自民:企業168億円、個人56億円
民主:企業 18億円、個人22億円


経団連加盟企業の経団連を通じる企業献金は・・・、
自民:29億1000万円
民主:   8000万円


(関連ツイッター情報)


hanachancause 2010.02.21 05:05RT @leonardo1498: RT @hanayuu
サンデー毎日参院選予測:民主党過半数届かず惨敗」http://alcyone.seesaa.net/article/141754490.htm


【エピローグ画像】斉藤和義 幸福な朝食 退屈な夕食・・・・映画『ゴールデンスランバー』エンディング・テーマ、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20100118より