toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

“桜は花に顕るを知る”の心で、急に蠢きだした自民党周辺からの新党たちあげブームを読み解く

toxandoria2010-04-09



【プロローグ動画】中島みゆき『歌姫』… 春 四月、京都の桜


【プロローグ画像】京都・奈良の春、桜の風景


京都 醍醐寺 桜の風景 2010.4.2(計14枚) 




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京都 円山公園辺り 桜の風景 2010.4.2(計6枚)



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京都 高台寺知恩院〜清水辺り 桜の風景 2010.4.2(計25枚





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京都 清水寺 夜桜の風景 2010.4.2(計12枚)




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京都 祇園白川・高瀬川辺り 夜桜の風景 2010.4.2(計12枚)





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京都 嵐山・天竜寺・宝厳院辺り 桜の風景 2010.4.3(計32枚)





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京都 金閣寺平野神社北野天満宮辺り 桜の風景 2010.4.3(計15枚)



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京都 仁和寺〜嵯峨野辺り 桜の風景 2010.4.3(計33枚)







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奈良 興福寺東大寺奈良公園辺り 桜の風景 2010.4.4(計32枚)







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奈良 依水園・寧楽美術館(東大寺近傍) 桜の風景 2010.4.4(計39枚)





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奈良 奈良町の風景 2010.4.4(計19枚)





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(春暖の陽気に誘われるが如く自民党およびその周辺から飛散する悪性・新党ウイルス)


何であれ大敗には必ず原因がある、だからその原因を直視し率直に反省することから再出発するのが基本のはずだ。ところが何を血迷ったかは知らぬが、まるで「ゴキブリの排卵期」の如き不気味な様態を見せつけながら “たちあがれ(マサカ石原慎太郎流の勃起せよ?)日本=英訳:Stund Up Japan!or Erect Japan!”(与謝野+平沼極右)新党やら“山田・中田”ネオリベ新党やらの“新党変態ウイルス=悪性ウイルス”が自民党とその周辺から次々に転がり出してきた(恐らく民主党に対する寄生宿主奪取作戦だろうが…関連参照、下記◆ツイッター情報)


<注記>変態ウイルス

…映画『エイリアン』では変態ウイルスを昆虫型異星人の体内へ注入することで、その昆虫が別種の生命体へ変態するというアイデアが使われている。今の自民党からの新党・変態ウイルス放出は、まるで自民党自身が<変態ウイルス製造体>へ変容し新たな寄生宿主として富栄養化した民主党を狙い始めたエイリアンのようだ。参照⇒http://homepage3.nifty.com/alien-ecology/alien.htm


…因みに、ここまで変容・変態した自民党はその<変態ウイルス製造体>化した自らの対“B層・C層・D層・E層”向け参院選対策「広告塔」として“三原じゅんこ”と“小泉進次郎”のアイドルカップル・イメージを利用する余りにも浅ましい魂胆まで見せ始めている。


◆hanachancause 2010.04.07 07:14
自民党の「分裂・分派⇒複数新党放出」の 傾向は複合悪事汚染で腐れ切った崩壊寸前の自民党が各種ウイルス(清和会中心に蔓延る悪性極右orネオリベ派ら)を撒き散らして“富栄養”化(=議席増加)した民主党に取り憑き再度の増殖先を狙う寄生宿主奪取作戦、そしてマニエリスム(思考停止)化したマスゴミも同作戦へ加担。


しかし、よく考えるまでもないことだが、これら自民党およびその周辺から飛び出してきたゴキブリの卵たちは、夫々の前職で大失敗をしでかした者たちばかり(その結果、総選挙で大敗した者たちばかり)であるか、少なくとも悪政の一蓮托生を責められて然るべき“前科者たち”ばかりだ(関連参照、下記★ツイッター情報)。


★hanachancause 2010.04.08 10:53
同感 RT @chihoumin: @hanachancause 中田新党は、橋下新党やみんなの党と合流するのではないかと思います。斎藤前山形県知事のパックは加藤なので、加藤ら宏知会からの合流もありそうな気配が します。谷垣は選挙前に辞任ではないかと予想します。


★hanachancause 2010.04.08 07:13
ヨロヨロ“たちあがれ日本!”、“山田・ 中田ネオリベ新党結成!”云々、今朝も新党立ち上げに狂喜するNHK・TVニュース、http://bit.ly/aJ3o6hhttp://bit.ly/9OMd7Z


★hanachancause 2010.04.07 21:05
RT @noramaster: で、たちがれでヤス中曽根さん公認とかw RT @udonenogure1:  中曽根元秘書を公認 みんなの党http://bit.ly/97t69x  いよいよ「みんなで自民党」らしくなってきた


★hanachancause 2010.04.07 20:09
たちあがり障子か襖を破るつもりか? RT@anegomin: やめれwww RT @ky00950:バンド名=「たちあがれ日本命名by石原慎 太郎 メンバー「ヨッサー」「タッケー」他主題歌「Stand」BANDニックネーム「タレポン」マスコット人形「たれぽんだ」


★hanachancause 2010.04.07 19:53
同感! RT @noramaster: 有権者が立上り新政権を選択したのだから引戻すような事言う人たちに改めて「たちあがれ日本」とか言われたくない。大体これまで政権党中にいた時に日本の 為にきっちり立ち上がらんかったからこうなってるんだろ。政治混乱だけを目的にした党なんてやめてくれ。


★hanachancause 2010.04.07 19:11
いま最も求められる意識は断じて“たちあがれ(≒勃起せよ)日本!=Erect Japan!”(http://bit.ly/dcl9V3) などではなく、“公(the public)と共(commons)の役割意識に目覚めよ日本!”だ、NHKは何に狂喜しているのだ!


★hanachancause 2010.04.07 18:56
同感 RT @14jcruyff: メディアがかつぐ、ただいま人気急上昇の舛添元厚労大臣。彼とて自分のアピール力には長けているかもしれないが、様々な思惑が跋扈する永田町をまとめれる かといえば?この国の有権者はいい加減ヒーロー志向を改めないと。マスゴミに載せられる愚かさを知るべき


★hanachancause 2010.04.07 18:54
同感! RT @kazqw: 平沼新党、"健全な保守"というが、歴史に学ばないチープな思想だと感ずる。東亜の国に対しては勇ましい事を言うが、伝統文化というならそれを一番壊した のは米国ではないのか。


★hanachancause 2010.04.07 11:55
RT @ichimuann: 平沼・与謝野新党にナベツネはからんだのか (永田町異聞) http://bit.ly/nfkPh


・・・以下は、特にこの「(与謝野+平沼極右)新党」の源流を押さえておくため、前回記事[“桜は花に顕るを知る”の心で K.V.ウオルフレン『日本政治再生を巡る権力闘争の謎(1)』を読み解く、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20100331]から関連する部分だけを補筆・転載したもの・・・


陸軍の基礎を確立(徴兵制・参謀本部軍人勅諭等の設置)し軍閥巨頭とされる山縣有朋(元帥陸軍大将・従一位大勲位ほか)は、政党政治(立法)を統制でき る「“官僚・司法・軍”構造=政権の別を問わぬ非公式な実質的権力システム」を権力中枢に密かに仕込んだ。


山縣が仕込んだ日本官僚機構(実質的権力システム)は一種の免疫力(権力中枢から異分子を排除する攻撃力という特殊な能力)を持つ。それは、日本の官僚機構が “政治的に過剰なものに脆弱だ”という弱点(これが鎖国、カルト国体への動因となった)があるからだ。それ故にこそ田中角栄小沢一郎らが激しく攻撃されたのだ。


無論、この「実質的権力システム」なるものは多様な形で各国にも存在する。例えば米国のオバマ政権は“軍事利権と金融・保険に加担しつつ彼らの利益を優先した超法規実質権力 (憲法違反の権力構造)”と対決中なのだ。だから、日本国民はメディアと目交(まぐわ)う検察等が総掛りで仕掛ける民主党潰しが、その日本版であることに早く気づくべきだ。


日本では、この免疫システムの実行部隊が検察(オール検察とまでは言えないものの…)なのだ。だから彼らは“政治的に過剰な存在”についての、ごく些細な犯罪を嗅ぎ回り、それが立証困難であれば架空事件を創作(冤罪化)してしまう。いわば山縣有朋が密かに仕込んだ「実質的権力システム」にとり本格的政治改革(日本の弱点を民主的に変革すること)を目指す政治家は必ず排除すべき悪性菌という訳なのだ。


ところで、この検察の実質的機能を整備したのは平沼騏一郎法曹界の権力者、右翼勢力拡大に尽力、自民を離党した平沼赳夫は養子)で、平沼騏一郎こそが神聖な国体(カルト国家観念)を守る<超法規的司法制>を確立した人物だ。このため、オランダの日本学者ウイムポートは“日本検察は秦の焚書坑儒に匹敵する”と述べている。


いやしくも“一応の民主主義”下の日本で国体(カルト国家観念)に必須の<伝統的実質的権力システム>を機能させるには検察の焚書坑儒力だけでは不十分だ。そこに “検察=関係者=メディア報道”という“目交(まぐわ)い的“な異常報道スタイルが記者クラブを介して生まれたのだ。


即ち、ナチズム・スターリニズム北朝鮮を極地とする“無思考、画一化、歴史修正主義”(H.アレント)は一種の「極右カルト国体化」であり、そのような傾向は程度の差こそあれ各国に潜在するものだ、しかし現代日本のそれは極限状態へ接近中で、しかも米オバマ大統領が米国のそれ(ファシズム的な実質的権力構造)と必死で闘っていることが「極右カルト国体化」の奴隷と化したマスゴミのせいで日本国民には見えないという訳なのだ。


(エピローグ:K.V.ウオルフレンの祖国、オランダの社会経済モデルについての論考)


映画『オランダの光』(制作2003年、http://www.cetera.co.jp/library/holland.html)のピーターリム・デ・クローン監督によると、「オランダの光」の概念が広く人々に認識されるようになるのは19世紀半ば以降のことで、それは「黄金の17世紀」におけるオランダ絵画(レンブラントフェルメールら)の再評価 (再発見)と関係があるようだ。


そして、当然ながら現代のオランダは良い意味でその「黄金の17世紀」(世界に先駆けて市場・資本主義経済と市民社会が成立したという歴史的成功体験)の伝統を引き継いでいる。これはなかなか困難なことなのだが、その伝統の特徴を敢えて短く言うならば、それは、オランダ社会が文化的・芸術的・宗教的・歴史的・政治的・経済的という具合に個々に分断できないという信念を共有していることだ。


無論、移民問題・宗教問題等で対立と和解の苦しいプロセスを絶えず繰り返すという意味で他の欧州諸国と変わるところはないが、オランダには少なくとも700年以上もの長い歴史時間をかけて殆どが水面下という劣悪な自然環境と闘いながら自らの国土を干拓で創り上げてきたという歴史がある。


しかも、その国土では地政学的条件からフランス、スペイン、ドイツ、イギリスなど大国から度重なる干渉を受けてきた。また、特に周辺の「水」と付き合わざるを得ないという逆境の中から、先進的土木技術と優れた国民の合意形成能力(公共への責任が求められる寛容性の重視)が培われてきたと見なすことができる。無論、その基層にはエラスムススピノザ、グローティウスらの偉大な精神がある。


因みに、近代国家へ至る歴史プロセスで深い繋がりがあるオランダの隣国ベルギーにはオランダに負けぬほどユニークな憲法上の「寛容性宣言」(公共への責任が徹底して求められる自由主義宣言)がある。つまり、そこ(同憲法第30条)には“ベルギー国民が何語を使うかは一切自由である“と書かれており、フランデレン語(オランダ語)とフランス語間での“言語闘争”の悲惨な歴史故とはいえ、このような意味での憲法上の「寛容性宣言」には驚かされる(参照⇒http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20080901)。


ところで、オランダが、国民一人あたりで世界トップクラスの経済水準を維持できる訳の一つを挙げるなら、それは洗練された外資導入システムの構築と国民主権をベースとする関連法制の整備・充実であり、そこには、小泉・竹中ら日本のネオリベ一派(ランディアン・カルトとも呼ばれるアインランド型の自由原理主義に被れた一派)の如く多数派国民の犠牲を当然視するという意味での非人権的・非人間的なまでの売国意識はない。


また、文化経済レベルでは、一説でグーテンベルグよりも先立つとされる出版・印刷の歴史と伝統(参照⇒http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20080901)を生かしつつ、例えば、オランダは小国であるとしても、戦略的に世界のアカデミズム・文化の中心地にすべき国づくりの一環としてエルセビア社らの学術出版事業を保護・育成する政策を取り続けてきており、このような努力の結果としてオランダは世界でトップ水準の教育・研究・文化行政を誇っている。


中でも「国民の合意形成能力」という点については目を見張るべきものがあり、その背景には、特に「水の脅威との闘い」という厳しい国家的危機管理と700年以上にわたり付き合ってきたオランダ国民の「合意形成」の実績がある。その結果、逆説的ながら(歴史的観点からすれば、オランダは新大陸に理想を賭けた米国と対になる一種の自由原理の国であるという立場からすると、その在り方は対照点に位置しつつ逆説になる)「オランダ・モデル」と呼ばれる“とても柔軟で合理的な社会経済システム(経済・労務についての分かち合いの実現)”が上(政官)からの押しつけではなく民主的に育まれてきた。


この点、テレビ・新聞などマスコミ(事実上の権力寄生マスゴミ!)の偏向支持率調査の結果で右往左往する日本国民の受け身型の意識とは比べものにならない。今もって、日本の「非公式な実質的権力システム」(K.V.ウオルフレンが言うところの)とメディアは「アメリWASPモデル」に、しかも未だにオバマのチェンジ方向ならぬ“対米隷属型日米同盟”を求めてきたネオコンの影響圏に心身ともドップリ嵌ったままである。


また、平沼赳夫(既述のとおり、日本法曹界の大立者で右翼勢力拡大に尽力した平沼騏一郎の養子)あるいは清和会型の極右国家(カルト国体型国家)モデルへの先祖帰りを画策する一派や、あるいは石原慎太郎らが徘徊している。しかし、今こそ我々は、少し頭を冷やして「オランダ・モデル」という優れた“政・財・労”分かち合い型の社会経済モデルがあり得ることを真剣に視野に入れるべきだ。


ましてや、今の自民党の如く、この『アナクロ清和会型・極右モデルとネオリベネオコン親派による<御都合主義型癒着権力構造>の復権』を狙うが如き復古(反民主)主義への退行は許されるべきものではなく、自民党の基盤と癒着しつつ、そのお先棒を担ぐ司法・検察官僚の一部と権力寄生マスゴミの卑劣な行動も顰蹙ものである。


一方、オバマ大統領が暴走ネオリベ一派(新自由主義に被れランディアン哲学(カルト)で暴走した金融市場原理主義)と闘っていることを日本のマスゴミは未だに正確に伝えようとしない。ネオリベ一派の暴走がリーマン・ショックを齎した元凶であることは、FRB元議長グリーンスパンが2008年秋の議会証言でFRB金融政策体制の基礎たる理論に欠陥があるのを認めたことが証明している。


このように、市場原理暴走の原因は経済理論と応用の未熟さだと竹中平蔵ら学界関係者、政界関係者、金融・財界関係者、マスコミは謙虚に反省すべきだし、少なくとも金融自由化の正しさを主張・推進したのは彼らであり国民期待(総選挙時の国民の一次意志で成立した)の民主党政権ではなかったのだ。彼らがやった仕事は国民の現在と未来に責任があり、その失敗の痕跡は絶対に消えないのだ。


彼らの理論が誤りで、かつ市場原理主義(断じて市場機能ではない!)が一種のカルトである証拠は、彼らが“信仰”するところの「市場参加者が未来の永遠に至るまでの価格の動きについて正しい見方を持つ」という命題(何と横柄で無責任な!)にある。しかも、この“カルト信仰”はアノ不可解で不埒な「情報の対称性」仮説と共鳴し、邪悪な「情念的政治権力」(剥き出しのファスケス)とも共鳴し易いのだ。


一方、市場原理主義より謙虚なケインズ理論は将来の不確実性は避け難いものであることを前提としている。故に、一定の政府の役割(政府の大きさならぬ!)を認めるので一般国民が理解し得る民主的経済学の発展可能性(第三の道、資本主義の絶えざる修正の道)を持つといえる。片や、「ケインズ主義=社会主義」を煽る米ティー・パーティ型のアジテータはファシスズム(ファスケスが暴走する政治)ヘ接近する。


だから、市場原理暴走の原因は自らが“信仰”してきた経済理論と応用の未熟さだと竹中平蔵ら学界関係者、政界関係者、金融・財界関係者、マスゴミは謙虚に反省すべきなのだ、しかも、少なくとも無限定なまでの金融自由化の正しさを主張し推進したのは彼らであり国民が一次意志で選んだ民主党政権ではなかった。


ところで、その市場原理主義のカルト性を象徴するのが「現在価値基準革命」(情報源:2008.10.7 付・日本経済新聞)なる考え方だ。つまり、資産価値を過去の費用や利益の積み上げから評価するのではなく、常に将来収益の割引現在価値で認識し、その“予想将来収益”が現在にもたらす現在価値を全ての金融取引に適用する金融文化を指す。


これにより、会計上の資本概念は「資本金(払込資本)に内部留保を加えたもの」から、「時価評価後の資産から負債を引いたもの」の方向へコペルニクス的転換を遂げた。そして、このようにヴァーチャルで実測できないもの(将来の仮想数字)を強引に数学的に計測し、それと連動させつつ現在時価を徹底的に利用し尽くそうとする強い欲求は1980年代以降の「金融工学」に由来するのであり、これこそが強欲金融資本主義の本性なのだ。


当然ながら、ストックオプション(株式購入権)で賃金を支払い、自社株買いで現金配当に代え、株式交換のM&A(合併・買収)を積極活用すれば、株は通貨の代替手段になり得る。そして、株の交換価値は時価、つまり企業の予想収益の割引現在価値だということになり、それは高いほど歓迎される。これは、まさに市場経済にかかわる価値基準の際限なきヴァーチャル・ゲーム化である。


そして、この暴走化した金融至上主義の背景に潜む確信犯的な意味での責任者は、遅かれ早かれ、いずれ市場機能が自動的に市場の大混乱と信用不安拡大を調整するであろうと楽観視していた過半以上の主流派経済学者たちで、日本の竹中平蔵らがその仲間であることは論をまたない。それにも関わらず、日本のマスゴミは彼らに対し何ら弁明も求めようとせず、それどころか全く無反省のまま、彼ら“戦犯”を再び持ちあげ始めている。同様に、多くのネオリベ派が潜むみんなの党や、自民党から飛び出す変態新党ウイルスに対しても無批判・無反省・無検証である。


脳ミソ空っぽで西部劇スタイルが似あうサラ・ペイリン女史を広告塔とする米ティー・パーティ型アジテータは「ケインズ主義=社会主義」を煽り(オバマの政治経済政策を批判し)、日本の自民党一派はケインズ主義を図に乗って悪用した、その象徴が“国債1000兆円へ接近の借金”問題、米国でも巨額財政赤字を齎したのは市場原理を唱道した共和党大統領たちで、例外は民主党ビル・クリントンだけだ。


ケインズは、失業の原因が全て総需要不足に起因するとは考えておらず、むしろケインズは、M.フリードマンと同様に失業の原因の大方は賃金・物価の硬直性、言い換えれば分配構造の硬直性にあると見なす。故に適切な労働環境政策と課税政策改編の役割の意義が生まれ、もう一つの適切な政府の役割があることになる。ただ、ケインズ主義を否定したM.フリードマンは、その役割を市場へ一切任せるべきとしたが、その市場原理主義リーマン・ショックで反証されたという訳だ。


オバマ大統領が、国民皆保険型への医療保険制度改革、米ロ核軍縮(“2009.4.5プラハ核廃絶宣言”への第一歩の踏出し)、米金融行政大転換(金融危機の反省を念頭に金融機関に対して高リスク取引を制限し経営規模肥大化を防ぐための銀行・簿外取引規制等を含む大幅な金融規制改革)などの重要政策を着実に進捗させつつある。しかし、甚だ残念なことであるが、このことの世界に対する重要な影響等について、一般国民向けに詳報しようとする姿勢が日本のマスゴミには殆ど見られない。


(関連参考、ツイッター情報)


hanachancause 2010.04.07 07:18
@hanachancause 偽装ヘーゲルで歴史終焉を説くF.フクヤマ、浅薄分析で文明衝突を煽るハンチントン極左トロッキズム&シュトラウスネオリベを接木し新帝国主義を煽る ネオコンは現代三馬鹿思想、マスゴミ自民党も同宿痾に冒されインポ化、その代表が病的な定型に嵌った毎日、産経、読売、朝日、日経らのマスゴミ。そこで、愈々、慎太郎の“たちあがれ日本”(Erect Japan!)か?


hanachancause 2010.04.05 16:39
@hanachancause 表層的・形式的なマニエリスムの様式美に嵌った旧権力者たち及びその甘美さに酔いしれるばかりの御用マスゴミは、多極化し始めた社会的現実を直視する能力 を失っている。Cf. http://bit.ly/cZFfnd


hanachancause 2010.04.08 15:21
飯島も小泉も逃げでしょう、小泉ら(ネオリベ信 者)の姦計打破には異質な発想が必要かと・・ RT@Haba_nero:飯島ですかね。郵政の利権屋


RT@hanachancause:RT@matsudadoraemon:村木厚子さ ん冤罪事件で朝日大阪が大阪地検が元首相秘書官(飯島氏)から事情聴取と・・


hanachancause 2010.04.07 12:00
RT @chateaux1000: 小泉進次郎は父親同様CIAのエージェント。関東学院大学卒業後G.カーティスがコロンビア大学大学院に留学させM.グリーンがネオコン司令塔米戦略国際 問題研に就職させた。任務は大手マスコミと一体化でB層を騙し民主党政権を転覆し米国の権益を守ること。


hanachancause 2010.04.01 11:55
コリャだめだ!【QT】竹中平蔵教授が日 経電子版にも登場、ネットPLUSでお楽しみ頂いている「竹中平蔵教授のオフィスアワー」は電子版「ビジネスリーダー」(http://bit.ly/9GlVKq)の 「ニュースこう読む」として掲載を始めました。http://bit.ly/9szGNI


hanachancause 2010.04.08 22:58
@hanachancause (少し古い情報だが・・・)ベルギー・欧州が、「非核三原則」へ向かう、http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1138458/ ⇒その後、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクにドイツとノルウェーを加えた5カ国が米国へ核兵器撤去を求める動きへ繋がる。


hanachancause 2010.04.08 22:46
米ロ、新核軍縮条約に署名 オバマ大統領「長い旅の一歩」、http://bit.ly/aX3w9s・・・これで、オバマ大統領は「国民皆保険制への改革」に引き続いて重要目標(第一歩とはいえども・・・)を着実に消化したことになる。


hanachancause 2010.04.08 22:51
RT @michio_mukui: 核軍縮EUと協力=鳩山首相 鳩山由紀夫首相は7日夜、首相官邸でベルギーのルテルム首相と会談 12、13両日ワシントンで開かれる世界核安全保障サミットに関し核軍縮について、唯一の被爆国として努力し... http://bit.ly/9aeUJQ


hanachancause 2010.04.07 19:56:13
RT @fuku_tetsu: 今、鳩山総理とベルギー・レテルメ首相との首脳会談同席。両国間に大きな懸案事項はなく終始建設的議論。日本企業は200社以上進出、欧州での拠点。いわ ゆる欧州大統領にベルギーのファン・ロンパイ氏が就任した事もあり今後のベルギーとの関係はさらに重要。


osamu9912 2010.04.07 20:13
@hanachancause いいですね!ベルギーは欧州の中心に位置、政治力学的にも欧州大統領になったこともあり、ますますEU内のウエイトが大きくなるのでは。EUとの関係強化は対米国、対中国との観点でも大きな意味合いがあります。是非ベルギーとの一層の経済関係強化、推し進めて下さい。


【エピローグ画像】Lara Fabian A Göttingen -Les annees bonheur

・・・反戦・平和・国民主権を“はんなり”歌う、ベルギー出身(カナダ国籍)のララ・ファビアン