toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

《参院選前・小沢強制起訴可能性》を予見した『検察審査会・関連“法改正”』に漂う“小泉⇔検察”蜜月が漏らしたスカシ屁の名残

toxandoria2010-05-26



【参考画像】日本の未来を憂いつつ真実を求めて愛玩を齧るハナちゃん


【プロローグ画像】ヴェロネーゼ『美徳と悪徳のあいだの若者』

Paolo Veronese(1580-1582)「Young Vice and  Virtue」 Oil on canvas 102 x 153 cm Prado 、Madrid


・・・後期ルネサンスヴェネツィア派を代表する天才画家ヴェロネーゼの教訓画である。彼の絵の特徴は、たとえそれが宗教画であっても同時代の天空高く舞い上がった宗教的熱狂と神秘官僚主義(約150年前のフス戦争の時代よりも更に超カルト化した対抗宗教改革/現代日本の検察幹部らの如き認証官制もコレに類すると見なすこともできる)から脱しており、それが「公共知」と「パートナーシップ」を培養土とする新しい市民社会の到来をさえ予感させることだ。


・・・しかし、この絵の左端に描かれた、ちょっと見ではそそられる感じの、やや脂乗りが良い娼婦の如く見える妖艶な美女は、まるで「旧自民政権の流れを汲む実効権力=司法・検察・政・官」が、“たけし”の●暴映画『アウトレージ』が象徴する如きアウトロー勢力と癒着するまで腐敗し、超カルト化した特異な政治状況の象徴(=見かけ上だけ正義と国民の政治・司法への参加を騙る“安倍好みの美しい偽民主主義国・日本”?)であるかのようだ。


・・・そして、このような実効権力に隷属した“カルト官僚制”(現代日本の検察幹部らの如き一般の公務員身分から超絶した認証官制もコレに類すると考えられる)又は“カルト官僚政治”が出現した時に注意すべきは、それが外形的・外見的には必ずしも堅苦しく杓子定規で不細工で面白くもないものとは限らぬということだ。


・・・それどころか、むしろカルト政治・カルト官僚制は<霊感商法>と同じで、例えばテレビ・新聞・雑誌などのマスメディアを巻き込むデマゴークの拡散という意味で、あるいは「第二小泉劇場」と噂される“進次郎現象”の如き、大衆向けの独特の当りの柔らかさこそ特徴と見なすべきなのだ。


・・・従って、妙に馴れなれしく、やさしく、時には艶めかしく、或いは自民・機密費汚染のテレビ画面の中からテリー伊藤、“たけし”らの如きコメンテータ化した芸能人やタレントあるいは政治評論家らが、妙に仰々しく毎日まいにちの日常的な現実の一部として、面白おかしく、時には色目を使いながら我々へ誘いかけてくることを心すべきだ。


・・・ここで我われが想起すべきは、チェコ人の「フス戦争によるカルト・ワクチン体験」(参照 → http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090621ならぬ『小泉ポルノクラシー劇場』(10世紀、ローマ教皇庁の娼婦政治の如き欺瞞カルト劇場)を支えた<タケナカ式・シタタカB層戦略>の反面教師的な意味だ。


・・・なにしろ、イランの最高宗教指導者ハメネイ師に諭されるまでもなく『民主主義の決め手は選挙』ということに尽きる訳なのだから(この部分の詳細説明については、下記◆を参照乞う)


◆2009-01-06・ toxandoriaの日記/『竹中平蔵式リアリズム』(バカは何人寄ってもバカ=B層戦略)の作り方、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090106


(参考資料)


『フス戦争(ヴェロネーゼから約150年前)の頃のカルト化したローマカ トリック教会の空気について』・・・http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090621か ら転載。


この時代のローマ教皇庁は、<官僚的硬直化>と<教皇権の暴走/シスマ/Schisma 参照 →http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/dic/si/schisma.html> に特徴があり、その殆どカルト状態と化したローマ教会の底なしの堕落を辛うじて支えつつ、13世紀の教皇インノケンティウス3世(Innnocentius 3/位:1198-1216)の教皇権絶頂期を越えてから失墜するばかりであった教皇権の保全のため、厚化粧(偽装?)の正統性を強権的にムリヤリその批 判勢力に対して押し付けたの が“フスの火刑”など過酷な断罪を決議した“コンスタ ンツ公会議”(謂わば、その司 法・検察・裁判的役割/1414-18)であった。


(実効権力の御用機関化したメディアが醸す反民主主義的な陽動作戦の疑い)


殆どマッチッポンプと化した主要メディアが粗製乱造する普天間問題に絡む数多の見当違いな情報氾濫の中に投げ込まれたため、我々の如き無辜で善良な一般の日本国民は、まるで鳩山首相(博士)が好む連立多元方程式を解かされてるような目眩めく日々を送る破目となっている。


しかも、今や何でもアリが常態化した「支持率調査」原理主義と化した主要メディアは下◆の如き不可解な情報を流し始めた。そこでは《参院選挙まで約一カ月の佳境》を目前として、メディア・コントロールを取り仕切る“実効権力の奥の院”が愈々“妖しげな陽動作戦”へ着手したことが感じられる。


◆hanachancause 2010.05.26 05:41
RT@kenjikatsu:RT@highestree:RT@iwakamiyasumi: 報道2001の調査「鳩山、退陣すべし」が47%⇒44%に内閣支持率は26%⇒31・4%に上昇。この数日、辺野古以外に何かあった?RT @ktokkuホント?@iwakamiyasumi


検察審査会に漂う“小泉⇔⇔検察”蜜月のスカシ屁”と“小沢強制起訴可能性”の妖しく奇妙な共鳴)


ところで、『エレクトロニック・ジャーナル第2820号/2010.5.26、http://electronic-journal.seesaa.net/article/151113951.html』を読み驚いたことがある。それは、下記記事★で分析し予見した“小泉⇔検察”蜜月のスカシ屁”が、余りにも見事に参院選直前という絶妙のタイミングで“小沢強制起訴”を視野に入れていた可能性が窺えることだ。


検察審査会・関連“法改正”に漂う「小泉⇔検察」蜜月が漏らした スカシ屁の名残、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090623


“小泉⇔検察”蜜月のスカシ屁”とは(その後になり更に真相への理解が深まり、今や殆ど周知の事実となったことだが…)、「検察自身の裏ガネ」疑惑(前代未聞の司法スキャンダル)を巡り小泉元首相と司法・検察の間でソレに蓋をするため巧妙に行われた裏取引(国民主権を欺く!)の一環として、「検察審査会」関連の“法改正”が作為的に(それを検察の重宝な道具化する意図で)行われた疑いが濃いということだ。


その結果、国民主権を司法の場で体現するための“市民目線”の取り込みだという綺麗ごとの建前を隠れ蓑として、小泉政権下での関連法改正により「検察審査会」は“検察の重宝な道具”と化した訳だ。
なお、<検察審査会・関連の“法改正”の欺瞞性>と<検察裏ガネ疑惑(司法スキャンダルの闇)>の詳細については、下記記事▼を参照乞う。


検察審査会・関連“法改正”に漂う「小泉⇔検察」蜜月が漏らした スカシ屁の名残、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20090623


▼「連続支持率調 査・ハロー効果」による民主党叩きのヒトラー的『悪意の勝利』、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20100517


▼「5/16ザ・ス クープ/“小泉政権と検察”の検察裏金に蓋をする手打ち」の続編取材をお願いしたい、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20100518


参院選前・小沢強制起訴可能性)…『エレクトリカル・ジャーナル第2820号/2010.5.26、http://electronic-journal.seesaa.net/article/151113951.html』の要点


●その真偽はともかく、石川議員、大久保秘書ほか逮捕のバックに3人の首相がいるという説がある。第1は小泉元首相、第2は安倍元首相、第3は麻生前首相の3人。


●元参議院議員で小沢氏の心友といわれる平野貞夫氏が2010年5月18日に朝日ニュースター(CS放送)「ニュースの深層」に登場して、以下『〜〜〜』の驚くべき内容を話した。


『昨年3月に小沢事務所の大久保秘書が逮捕された西松事件の捜査に、当時の森英介法相が「介入」した疑いがある』http://www.youtube.com/watch?v=qWveSoGbLCk


●小沢氏の第1回目不起訴が決まった後のサンデープロジェクト(3月、テレビ朝日)に出席して検察サイドを擁護していた宗像紀夫弁護士は、「この後は“検察審査会”を中心とする展開になります」と自信ありげに述べていた。しかも、民意を代弁するとの建前はともかく、審査会の審査員人選、審査プロセス等は非公開であるため、事実上は誰が何をやってるのか分からない“藪の中状態”となっている。


●検察自らが起訴する可能性もあったが、もしそれをやると民主党から「選挙妨害」との批判が出て収拾がつかなくなる。そこで、検察としては早めに小沢氏に不起訴処分を下して“検察審査会”に委ねてしまう作戦に出た。すると参院選が予想される7月11日までに50日もあるので、それまでに検察審査会が再び「起訴相当」を出す可能性があることになる。


●第5検察審査会の審査員11人の内5人は任期満了で4月末に入れ替わっている。しかし、「起訴相当」を議決した6人は残っているので新任5人中2人が「起訴相当」に合意するだけで小沢氏は「強制起訴」(2/3位以上で議決の原則)となる。


●すると、7月11日の前に検察審査会が再び「起訴相当」を出し、小沢氏は「強制起訴」されることになる。しかも、その可能性はかなり高いとされており、特捜部としてはそれを狙って今回早々と不起訴処分を出した。


●しかも、検察審査会は“市民目線”が建前だから、選挙前に起訴しても批判は受けないという巧妙な判断だ。何としても小沢幹事長を潰し民主党参院選で大敗させ、その次の衆院選民主党を下野させようとする、実効権力側の思惑に沿った、実に巧妙かつ狡猾な作戦だ。


●更に、検察は石川被告の初公判を6月に開こうとしている。その狙いは検事が述べる冒頭陳述にある。つまり、ここで“石川調書を大声で読み上げて小沢氏の関与を強調する”と主要メディア(マスコミ)はそれに呼応して過大・過剰に報道するので、参院選での民主党大敗の流れは確実となる。


●しかしながら、小沢氏が強制起訴されても辞任せず選挙に突入し、それでも民主党が負けなかった場合(与党で過半数)、または小沢氏が幹事長は辞任するとしても政治的影響力を残して議員辞職はしない場合のことを検察上層部は心配している。なぜなら、小沢氏の起訴後の裁判で検察側の勝利は望めないからだ。


●「強制起訴」の場合、裁判所が指定する弁護士が検事役に選ばれ、検察は公判に直接携われない。それでは小沢氏に付く名うてのヤメ検弁護士たちに太刀打ちできない。が、既述のとおり民主党の支持率低下を確実なものとするので、少なくとも実効権力の思惑どおりに民主党参院選で大敗させることはできる。


●従って、検察審査会の「起訴相当」 の再議決が参院選後になってしまうことは検察にとって最悪ということになるので、何としても参院選前に「起訴相当」の議決を出させる必要があり、目下、それを検察サイドは必死で画策中のようだ。故に、検察は何らかの形で「検察審査会」と繋がっていることが窺われるのだ。


●このため、民主党は強力な対抗策を検討している。それは、法務官僚OBが建設会社に天下りし、大規模な法務省関連施設工事で受注調整に暗躍したというネタをキャッチしたため、法務委員会あたりで爆弾質問をしようとしていることだ。


【エピローグ画像】Lara Fabian / Je t'aime