toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

ブロンツィーノ『愛のアレゴリー』が暴く日本原子村の歴史的実像、その“人でなし野郎”どもの冷酷なる野合と強欲

toxandoria2012-01-17



<注記1>当内容は、下記◆の続編(2/2)として一つの記事に纏めて書く予定であったところ、その情報量が増えたため、(2/2)のプロローグ部分を独立させてたものである。以降も、(2/2)の各章立てを独立した記事として書くことにする。


◆[希望のトポス]「民主・自民・財界・大労組等の野合が日本国民を犯しゴリ押す原発推進」へのオルタナティブ批判、「みどりの党」創設への期待(1/2)、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20111205


(プロローグ)


日本をアトミック・スランバーの国(Atomic slumbers/超危険な原発54基と莫大な量の核燃料の上で“まどろむ人々”の国)にしたのは何処のどいつだ?


【参考動画】Paul McCartney - GOLDEN SLUMBERS Live


仙台に住む作家・伊坂幸太郎の原作を映画化した『ゴールデン・スランバー』(穏やかで豊かなまどろみ、出演:堺雅人香川照之ほか/http://ncc1701.jugem.jp/?eid=3619)の題名はビートルズの名曲『Golden Slumbers』(ビートルズの最後のアルバムAbbey Roadの中にある)に因んでいる。


このビートルズのGolden Slumbersには原詩があり、それは英国エリザベス朝の劇作家、Thomas Dekker(1572-1632)の「Golden Slumbers Kiss Your Eyes」という子守唄で『マザーグース』(Mother Goose/英国の伝承童謡)にも入っている(以下の詩は
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20100118より転載)。


思うに、このように慈愛に満ちた心の故郷(spiritual home)への素晴らしい讃歌(四行英詩/quatrain)を読む時でさえも、今や、我われ一般国民の脳裏に真っ先に浮かぶのが、以下の本論で書くような意味での『Golden(実はAtomic)Slumbers』(黄金に輝く原発利権と天下りなど、この日本を根底で支配する既得権益の上で惰眠を貪りつつ原子村に住まう政治家・官僚・財界人・大労組・御用学者らの一派ではないか、という連想が働く現実は嘆かわしい限りだ。この日本をAtomic slumbersにしたのは、いったい何処のどいつなんだ!


(関連参考情報1)


【参考動画】2/2脱原発電力自由化論議は国家安全保障観が欠落/中野剛志 ← 要注意!


脱原発電力自由化論は国家安全保障観が欠落http://www.youtube.com/watch?v=LUNpXNGP5Ds&feature=player_embedded←この中野剛志氏の「脱原発=現実離れ論」の指摘そのものが核燃料利用の過酷リスクを無視した現実離れだ。下手すればコレは「神の国ニッポンは放射能汚染に強い」を論ずる某御用学者(東大医学博士)のトンデモ偽装右翼論に並ぶ。hanachancause 2012.01.16 11:56


(関連参考情報2)


絶対に知られたくないので、東京電力日本原燃らが必死で隠そうとしている「六ヶ所再処理工場の日本列島壊滅型の危険性」、六ケ所再処理工場(日本原燃)の立地地域に関する情報は日本史のエアポケットとなっており、過去の巨大地震被害の記録が殆ど残されていないばかりか、その殆どがゼロメートルに近い超危険な立地環境だ。(只野親父のフェイスブック・ノートより転載、http://www.facebook.com/note.php?note_id=121201204663844


・・・『週刊朝日12.2号―広瀬隆原発破局を阻止せよ!』ほかより部分転載、主な情報源=http://blogs.yahoo.co.jp/oyasumigenkai/7119551.html・・・


<注記><値上げは東電の権利であり当然の対応だ、
http://ceron.jp/url/www3.nhk.or.jp/news/html/20111222/k10014840861000.html>なる、電力会社以外の全てを見下し、フクシマを屁とも思わぬような横柄・傲慢な態度を見せたアノ東電・西澤社長は日本原燃の取締役でもある。


・・・以下、部分転載・・・


その再処理工場が、つい3年ほど前、2008年末に再処理が不能になるという異常事態になって、工場内の巨大な3000トンプールが、死の灰でほぼ満杯、2827トンに達している。ここで、われわれに恐怖を与えるのは、運転を停止していた福島第一原発4号機で3月15日に、使用済み核燃料1331体と、新燃料204体、合計1535体が貯蔵されていた燃料プールが、電源喪失のため過熱して水素爆発を起こしたことである。


対して、六ヶ所再処理工場にある使用済み核燃料は、1998年以来、2011年まで13年間にわたって全国の54基の原発から集めたとてつもない量の放射能である。それは4号機のほぼ10倍なのだ。だから、東京電力日本原燃が隠そうとし、絶対に知られたくないのは、<六ヶ所再処理工場の危険性>である。


この使用済み核燃料とは別に、240立方メートルという大量の高レべル放射性廃液が、六ヶ所タンクに貯蔵されている。この廃液は、全国に降り積もった放射性物質とは、危険性のレベルがまったく違う。液体であるため、絶えず冷却し続けなければならない超危険な物体であるため、もし冷却用のパイプが地震で破断したり、津波による停電が起こったりすれば、たちまち沸騰して爆発する大事故となる。


その<ほんの一部が漏れただけで、北海道から東北地方の全域が廃墟になるほどの大惨事になる>ことが分かっている。なぜこのように不安定で危険な液体がタンクに保管されているかといえば、再処理工場を運転する日本原燃が、この液体をガラスと混ぜて個体にし、安全に保管する計画だったが、そのガラス固化に完全に失敗したため、再処理が行き詰まってまったく操業不能に陥り、仕方なくそうなっているのである。


日本人は、ノンビリしすぎていないか。報道界は、日本人生き残りの可能性について、急いで国民規模の議論を始めなければならない。何をしているんだ!


(追記)monjukunフィンランドの核廃棄物処理場を撮った映画『10万年後の安全』の監督のインタビュー。「学者たちに、最終廃棄物処理場が造れない国があるとしたらどこか、ときくと、答えは日本でした。…日本は、火山があり地震があり、常に地層が安定していません(ツイッター情報)。


(関連参考情報3)


御意!RT@nakamachi07: 酷い!QT志賀(⇔敦賀、約130km)の再稼働誓い万歳三唱。北陸電永原会長http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65783959.html←京都は敦賀もんじゅ・美浜・大飯・高浜から約60〜70km、此らが事故れば琵琶湖、北陸・京都・奈良・中部の文化は一巻の終わり!hanachancause2012.01.16 11:12


(本 論)


■ブロンツィーノ『愛のアレゴリー』が暴く日本原子村の歴史的実像、その“人でなし野郎”どもの冷酷なる野合と強欲


【参考画像】アーニョロ・ブロンツィーノの『愛のアレゴリー

Angiolo Bronzino(1503-1572)「An Allegory - Venus, Cupid」Oil on Wood Completed in1545 116.0cm x 146.0cm   National Gallery London 、England


アーニョロ・ブロンツィーノ は、ジョルジョ・ヴァザーリ(Giorgio Vasari/1511-1574)らとともにメディチ家の分家筋にあたるトスカーナ大公国のコジモ1世(Cosimo I de' Medici/1519−1574/トスカーナ大公国絶対君主制を確立した/現在のウフィッツィ美術館やヴァザーリの回廊などを建設)の宮廷画家を務めた画家で、博学な知識人でもあった。


そのスケールはやや小ぶりながらも、コジモ1世には神聖ローマ帝国(ハプスブルグ家)のカール5世やフェリペ2世と同様に、中世宮廷文化の「異形嗜好の部屋の伝統」(Cabinet of curiosties、Wunderkammer、http://en.wikipedia.org/wiki/Cabinet_of_curiosities)を引き継ぐパラノイア的傾向があった。しかも、マニエリスム(反宗教改革時代)の空気に特有な一種の擬似宗教体験に呪縛されており、それは一層異様でアンバランスな観念として強化されていた。


言い換えれば、それは「絶対王制時代の権力者」たちに共通することなのだが、<格差拡大の犠牲者たる社会底辺層の人々に対する冷酷でサディスティックな弱者蔑視の傾向>と<知的に洗練された極上の美意識>の野合ともいえる妖しげな共存が、一般庶民層との間に深い断絶の影を落としていた。これら権力者たちは、いまや多層化、多元化、そしてなにがしかの情報化の傾向が現れ、既に近代への第一歩をあゆみ始めたとも言える現実社会を直視する能力を失っていたのである。


ブロンツィーノ『愛のアレゴリー』は、数多くの寓意的図像と洗練されたエロティシズムがモチーフだが、その解釈には様々なものがある。その上、矢張りこれも、れっきとしたマニエリスム時代の絵画なので、一定の精神的高みと理想を極め、それを完成させた盛期ルネサンス絵画とは異質な趣味傾向を感じさせるという点で、非常に個性的な美的嗜好に溢れた絵画であることが分かる。


また、この頃から、絵画を学術的に解釈する方法として、従来の宗教図像学的なイコノグラフィー (Iconography)に代わり、イコノロジー(Iconology/絵画と時の社会背景や時代の空気を結びつけ解釈する手法)の意義が、言い換えれば、メディアとしての絵画の役割が次第に意識されるようになっていた。この視点から見ると、その表現美の有様は全く水と油ほど異質ながらも、ブロンツィーノには、20世紀アメリカを代表する社会派の画家ベン・シャーン(Ben Shahn/1898‐1969)のリアリズム精神をさえ彷彿とさせるものが感じられる。


現代におけるイコノロジー理論の大成者であるパノフスキー(Erwin Panofsky/1892-1968)によれば、この絵画は「欺瞞・虚偽・嫉妬・裏切・復讐・背任・野合・乱交・堕落・強欲」など凡ゆる悪徳に取り囲まれ、それらに雁字搦めにされた政治・実効権力者(例えば、現代日本における原子村マフィアのメンバーらの如き輩)が嵌りがちな「至上の甘美に満ち溢れながらも背徳的で些かの痛みと悔恨を伴う倒錯的な悦楽の世界」を「時間と真理」が罰するというキリスト教社会的な倫理的教訓を描いている。しかし、近年の様々な研究によって、それとは異なる解釈が行われるようになってきた。


「真理」の象徴は左上端に描かれた仮面を被った様に見えるプロフィール(横顔)で、「時間」の象徴は右上端の厳格な容貌の老人である。中央に描かれた様々な図像は「エロティシズム・ 不倫・近親相姦・嫉妬・異常性欲・倒錯・快楽・陶酔・欺瞞・強欲」などを現しており、厳格な「時間」がカーテンを引いて、これら有象無象の不埒な実像を白日の下で赤裸々に暴こうとするが、なぜか、公正であるべき左上端の 「真理」は、それを必死で思い止まらせるような仕草をしている。ここで押さえるべきは、人間についての「真理」の絶対性はかなり危うく、人間が「時間」の絶対性を超越することは不可能だという厳然たる事実があることだ。


つまり、コジモ1世の宮廷が誇示する「真理」(現代の民主主義社会風に言えば、民主主義の番人たる司法が保証する政治(実効)権力の論理と正義・公正・正統性)それ自身が、実はまことに驚くべきことながら、非常に差別的で超格差主義的で、かつ倒錯的で淫靡なエロス的宮廷権力とでも言う他はない「格差・貧困・野放図・傲慢・強欲など凡ゆる悪徳の量産装置」であり、それが、時間の流れが不可逆な「後成的光景」(参照、注記2↓)の罠に嵌っていたことを意味する。


<注記2>後成的光景(参照⇒http://www.facebook.com/note.php?note_id=130276250423006


・・・英国の天才科学者コンラッド・ワディントン(Conrad Hal Waddington/1905−75)が、生物発生学での細胞分化を説明するひとつのイメージとして提唱した概念図
http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/57/talk_zu03b.htmlより転載)。


・・・この絵では一個のボールが胚になぞらえてあり、そのボール(胚)は、この様な風景を不可逆的に転がり落ちながら、各分岐点でどちらへ行くかの決断を迫られる。


・・・その繰り返しの結果として、生物の様々な形態(細胞塊、つまり個々の内臓、皮膚など)が形成される訳だが、一定の時間を経てしまうと、別の形を採りたいからといって、それから再び谷から這い上がり山を越えるには莫大なエネルギーが要求されるため、細胞分化の流れは不可逆になるとされる。


・・・ここで、注記2は終わり・・・


それを現代日本に当て嵌めれば、原子村・原発マフィアが実効支配する原発一穴(一極)経済型グローバルマネー資本主義(米国流の偽ケインズ主義=バスタード・ケインジアニスム)が仕組む貧困量産装置(実効権力の下請機関)と化した民主党政権の実像が、実は、単独・長期政権で悪徳化し酷く腐敗していた「自民党堕落政治との国民を欺く野合的馴れ合い政治」であったということだ。


今や、我が国では3.11フクシマ原発過酷事故についての事故処理対応も、反省も、爾後の展望も、これら全てが不十分なままにIAEA原子力平和利用を騙る「偽装核戦略推進機関」との約束に沿って、早々と平成23年12月中に「フクシマ原発過酷事故の収束宣言」を出した野田・民主党政権は、既定路線であるヤラセ・ストレステストによる原発再稼働の策謀と並行して、超格差拡大傾向の深化を放置したまま原発マフィア(政官財労学が野合・癒着した実効権力)の利権温存を狙う原発一極(穴)型経済への回帰を急ぐため、税と「社会保障の一体改革」を名目とする増税路線へまっしぐらの姿勢を崩そうとしていない。


(関連参考情報4)


まさに原発マフィアの思う壺(継続利用・再稼働・輸出・もんじゅ・六ヶ所等推進の原発一極(穴)型経済なる偽装大義の狙いどおりのシナリオ)!RT @leonardo1498:【無能政府、無能官僚】消費増税へ決意表明 首相、歳出改革も 民主党大会 MSN産経
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120116/stt12011608150002-n1.htm hanachancause2012.01.16 11:13


フクシマ3.11原発過酷事故にもかかわらず傍観型マスメディアと日本政府の二枚舌の下で<原子村の露骨な逆襲>が激しさを増しつつある日本/作成: 只野 親父 日時: 2012年1月14日 23:52 詳細参照 ⇒ http://www.facebook.com/note.php?note_id=133049550145676


原発再稼働を目指すストレステストの真相⇒「ストレステストに係る意見聴取会」、計11人の委員のなか、脱原発派である後藤政志、井野博満の両委員を除く、9人の御用学者の3分の1が「利益相反」という恐るべき現実!/作成: 只野 親父 • 2012年1月5日
詳細参照 ⇒ http://www.facebook.com/note.php?note_id=126731987444099


飯田哲也さん、金子勝さん、松田美由紀さん、山本太郎さんら「脱原発世界会議」登壇者16人がストレステストによる原発再稼働に関して緊急声明を枝野経産相原子力安全・保安院に送付![転送・転載大歓迎] ・・・みどりの未来MLより転載・・・
詳細参照 ⇒ http://www.facebook.com/note.php?note_id=134491693334795


朝日社説1/15、政治の根幹変える覚悟を、首相が税と社会保障の一体改革で国民負担増を求めるのは、時代の変化(インド・中国の暴走活力?)に向き合う一歩http://www.asahi.com/paper/editorial.html←野田政権に集約された日本政治の根本病理の見立て(支持政党ナシ5割超の根源摘出)の視点欠落! hanachancause 2012.01.15 21:04


1【1.15朝日記事関連】http://d.hatena.ne.jp/hayashi-s/<ユーロ分裂の予兆/新興国の力取り込む時>は[元旦社説/混迷する日本は米型(強欲)資本主義で伸びるインド・中国等新興国パワーを取り込む時]の焼直しで、hanachancause 2012.01.15 21:03


2【1.15朝日記事関連】人間&地域尊重型の内需経済への転換意思、および<原発一穴支配型の政官財労学界野合経済(偽ケインズ主義)https://twitter.com/#!/hanachancause/status/153439331913187328についての猛省>の意思が一切なく、朝日自身の健全なメディアへの復権の意思も感じられない! hanachancause2012.01.15 21:03


これは酷い!まさに米軍付属機関の日本・文部科学省!公表の遅れで住民避難に生かせず、無用な被ばくを招いた! RT @leonardo1498: 【悪の政府、国民に隠蔽】拡散予測、米軍に提供、事故直後に文科省 http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012011601002390.html hanachancause 2012.01.17 04:54


宇宙機構法」の「平和目的限定」の削除で行きつく未来がとても不安、. http://bit.ly/b1HmP0 ←原子村と同じ構図!原発再稼働に続く宇宙産業軍事化へ、米軍麾下で軍需経済の活性化を謀る野田・民主党政権の果てしなき大暴走を許すな! hanachancause2012.01.17 07:54


東電の歴代経営陣を提訴へ 株主「事故対策怠った」http://bit.ly/w22lEU←これで、フクシマ第二の再稼働を謀る(週刊朝日1/27)東電・経営陣は狂人の集まりか? hanachancause 2012.01.17 10:29


・・・


本来は、消費税増税の前提とされる国家公務員給与・国会議員定数削減などの検討もさることながら、六ヶ所再処理施設と“もんじゅ”など核リサイクル関連施設・実験炉もんじゅ等について、言い換えれば近未来における「脱原発」実現に繋がるムダな原発関連予算について、これらを段階的に縮減または削減するだけでも消費税増税に見合う以上の余剰歳入が見込まれる筈である。


だから、野田・民主党政権が、原発マフィア(原子村を中核とする官民一体型の原発利益協同体)の思う壺(原発継続利用・再稼働・輸出・もんじゅ・六ヶ所等推進の原発一穴(一極)型グローバルマネー資本主義(偽装経済理論)によって粉飾された増税必要論の大義の狙いどおりのシナリオ)にスッポリと絡め取られていることは間違いがない。従って、我が国における「脱原発」への道程には並々ならぬ困難が伴うことは覚悟すべきであろう。


翻れば、1980年代に日立・東芝三菱重工原発メーカーが率いる電機連合原発推進派の電力総連(両者ともに財労が野合した原発推進マフィアの一角)が、原発反対の総評社会党ブロックの国労全逓自治労日教組原発容認を飲まなければ労働戦線の統一はできないと主張したため、先ず江田五月菅直人社会民主連合社会党から離脱して<原発容認政策へ転向>した。これが全ての野合の嚆矢といえるだろう。その後、1987年11月には対国民裏切り的な財労野合の偽装看板となる大労組「連合」(全日本民間労働組合連合会)が誕生している。


ところで、我われは、このブロンジーノが逆説的手法で暴いた<コジモ1世の宮廷が誇る「真理」の有様>が、殆どそのまま<現代日本の野田・民主党政権増税路線を強弁する二枚舌政治の姿>に重なることに驚かされる。3.11フクシマ過酷原発事故も“なんのその”とばかり原発推進へ急ぎ回帰しようとして、遂には自らが旧自民党政権以上の終わりなき貧困量産装置>と化しつつあるのが野田・民主党政権の実像という訳だ。つまり、政財官労学の野合(原発マフィア集団)の淫靡な宴に深く浸り過ぎた野田・民主党政権は、早くも原発一穴(一極)型経済そのものに魂をスッポリ抜き取られてしまったということになる。


しかも、コジモ1世の宮廷権力は、現代に繋がる世界遺産フィレンツェの麗しい都市景観と、その歴史地区の一部として世界に誇る珠玉の如きウフィッツィ美術館を現代の我われへ遺してくれたが、我が野田政権が日本国民のために遺すのは、精々のところ「原発推進(再稼働・新設・輸出促進・六ヶ所&もんじゅ継続)がもたらす計り知れぬ巨大リスクによる日本国消滅の危機」と「その原発一穴(極)主義経済が日本国民に強いる耐え難き恐怖の日常と悲惨な未来の地獄絵図」だけだ(ウフィッツィ美術館の画像はウイキペディアより/奥に見えるのはヴェッキオ宮殿)。


ともかくも、『愛のアレゴリー』は、第一級の知識人でもある画家ブロンツィーノが、おのずから酷く異形化してしまった宮廷の生活文化と政治権力の頽廃と暴走に対する強く厳しい批判を密かに配置し、かつ自らのパトロンであるコジモ1世に対する一種の逆説的批判を仕込んだ絵画であったということになる。だから、それは貧困層を底知れぬまで量産する当時の悲惨な社会を放置し、かつ弱者層への深い思いやりと配慮を欠いた宮廷権力への真に厳しいブロンツィーノの眼差しでもあったのだ。


つまり、この時代の“御用芸術家・御用学者”でもあるアーニョロ・ブロンツィーノ、ジョルジョ・ヴァザーリら第一級の宮廷知識人らの多くは、現代日本の原子村に屯する学者らの如き“とにかくゼニくれ御用学者”らのオゾマシくさもしい本性とは異なり、自らが関わるべき芸術・学問・研究技術等への自負、責任感、矜恃を安易に手放したり、あるいは自らの魂を安易に売り渡したりすることはなかったのだ。


彼らは、その根本においてパトロンたる権力者に一切媚びることはなく、むしろ、このブロンツィーノ『愛のアレゴリー』の如く、彼らの慧眼は絶えず未来を見据えており、自らのパトロンでもある絶対権力を徹底的に、その根底から鋭く批判していたのである。だからこそ、近代都市計画の先駆けで、<古典主義的都市建築群>の極致ともされる、あのフィレンツェの麗しい都市景観と芸術の殿堂たるウフィツィ美術館が後世の我われのために類まれなる美の景観として遺されたのだ。


<注記>美術史上の古典主義という概念


・・・美術史上の古典主義という概念は、イタリア盛期ルネサンスから19世紀に至るまでのあいだヨーロッパ美術の世界を圧倒的に支配してきた理念である。古典主義の理論の嚆矢は、著書『芸術家列伝』(1550、2版1568)で古代芸術を高く評価したヴァザーリ(Georgio Vasari/1511-1574/イタリアの建築家・画家・美術史家)に始まり、17世紀のフランスでデュフレノア(C. A. Dufresnoy/1611-1668)らが古典主義の美学の理論を確立したとされる。


(関連参考情報5)


世界とつながり、未来をつくる「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA1/13(金)〜11/16(月)」の概要・・・みどりの未来MLより・・・
http://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=123408894443075&id=100003218947947


脱原発 横浜宣言 8項目を提言 脱原発世界会議閉幕、ここからが本当の民主主義の始まりだ(東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012011602000036.html
hanachancause2012.01.16 15:45


(関連参考情報6)


【参考動画】脱原発世界会議・開会式/肥田舜太郎氏(広島被爆医師)の講演


・・・以下は文字起こし、http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1398.htmlより転載・・・


1945年にわたくしは軍医として広島陸軍病院に勤務し、原爆の日は、たまたま午前2時に6キロ先の辺坂村に往診して、原爆による即死を免れました。


そのかわり逃げてきた多数の被ばく者の救急医療を行う事になりました。市内で即死を免れた者も、火傷や怪我に加えて、まぶた、鼻、口、肛門,陰部からも出血し、頭の毛が全部抜け落ちるという急性放射能症で死んでいきました。


当日広島におらず、原爆には合わなかったけれども、爆発後数日以内に市内に入り、救援活動や肉親捜しをしたものが、俗に言われたぶらぶら病というものを発症し、数十年間、「あなたには病気はない」とか、「ノイローゼだ」とか、ひどい場合には「仮病」と言われて悩みぬきました。


1975年に、ニューヨークで私は放射線被害の研究で有名なピッツバーグ大学のアーネスト・スタングラス教授に会い、入市被ばくのぶらぶら病は、体内に入った放射線に体の内部から被ばくして起こる症状で、有機的にはまだ不明な証拠分であると教えられ、目から鱗が落ちた思いがしました。


1945年の9月1日、連合軍総司令官ダグラス・マッカーサーは厚木空港に降り立つと同時に、日本国民に占領方針を発表し、その中で「原爆被害は米軍の軍事機密である」と宣言。


被ばく者には「被害の事実に際して一切しゃべってはならん」医師、学者には「被害の調査研究を行ってはならぬ」「違反者は重罪に処す」という、宣言を発表しました。


原爆の放射線被害が、世界の人にも日本国民にも伝えられてこなかった原因は、アメリカが放射線被害を隠蔽し続けた事にあります。


また、1949年にアメリカが放射線被害の調査のため、広島と長崎に設立した医療機関ABCCは、「内部被ばくは放射線が微量で、人体にはまったく無害である」と宣伝し、入市被ばく者は診療をせず、その場から追い返しました。


日本政府は1957年と1968年の2回に渡り、いわゆる原爆日本と言われた援護の法律を作り国による被ばく者の援護を遅まきながら始めました。しかし、国は二つの法律が最高の補償を定めた認定被爆者から、内部被ばく者を除外するなど、法律制定から35年間、内部被ばく者を差別し続けてきました。


内部被ばくの被害を否定するのは、核兵器保有国であります。日本政府のそれは、アメリカの前線基地の任務を負わされた従属国の義務としか思えません。国を建てる上でその基本にかかわる重大問題であると私は思っています。


2011年3月11日福島第一原発に事故発生の報告を聞いた時、私は正直、大変なことが起こるなと直感しました。福島原発は広島原爆のウラニウムと長崎原爆のプルトニウムを混ぜたプルサーマルを使用しています。事故からの放射線被害を受ける人たちが、広島と長崎で被爆者に生じたのと同じ症状が起こってくるに違いないと、医師である私は推定しています。

2011年4月5日、「福島県の若い母親から5歳の男の子の下痢がとまらない」との相談の電話がありました。必要な事を聞いて一番近い白河市の総合病院に行かせ、2週間の検査を受け「なんでもない」と帰されたそうです。


その後電話相談は数を増し、子どもの症状も、口内炎、鼻血、皮膚のあざなどだんだん増加して、
地域も福島県から関東甲信越の各県にひろがり、講演に招かれた名古屋、京都、大阪でも会場からの発言で、子どもの下痢や鼻血で不安を募らせている母親の情報が伝えられました。12月に行った佐賀と福岡でも同じ話が聞かれています。


結局、福島原発からの放射線は3月15日の大量放出から、約300日間ずーっと続いていて、
すでに日本列島の隅々まで、広範囲に飛散していると推定されます。微量でも危険な放射線の内部被ばくのことを思うと、原発廃炉にして放射線を完全に止めないかぎり、ホットスポットがどこに現れても不思議ではない。疎開放射線の無い、汚染の無い食材の入手は、もはや無意味になっていると思われます。


厳密に言えば、安全な場所は、日本にはもうないのです。「どうしたらよいか」わたくしは相談を受けます。身を守るには遠くへ移住せよ。汚染の無い水と食材を食べろ。この二つが指導されてきました。それが出来ない人はどうしたらいいのか。その答えは専門家と呼ばれた人は誰もしゃべっていません。


私は被ばく者のための医師として、被ばくの後遺症にならずに長生きする生き方を、30年間考え、指導してきました。その経験から、一つの結論に行きついたように思っております。


それは、自分が自分の命の主人公になって、親からもらった免疫の力を守り、ひたすら健康に生きるよう、必死に努力する事しかないと思っております。


人類は地球上に生まれ出た時、明かりもなければ火も持っていませんでした。太陽とともに起き、太陽が沈むとともに寝る。そういう生活を何千万年も続け、自然放射線や紫外線から命を守る免疫を作ってきました。


その基本の早寝早起きの健康の大原則を愚直に守る事が、親から引き継いだ免疫力を維持して病気を防ぐ唯一の道であるとわたくしは確信しています。あとは、食事、排せつ、睡眠、労働、遊び、休養、セックスの6つの行為を節度を守って行う事です。


行為には決まりがあります。その決まりはどこの国でも年寄りが伝えてきました。例えば日本では、おばあさんが「ご飯は30回噛め」と伝えています。調べてみると、立派な根拠があります。


お米の栄養はでんぷんで、胃液では消化できません。唾の中にある酵素ジャスターゼだけがでんぷんを分解して、小腸から吸収できるように変化させます。「30回噛め」というのは、噛みつぶすのではなく、30回舌を動かして、唾液をたくさん出し、必要なジァスターゼの量を供給するためであります。


年寄りの言葉と思ってバカにしないで、守らなければならない恒例の一つであります。


わたくしの話しの結論。人間は、放射線を安全に操作することはできません。ですから、原発核兵器もなくして、「安全な地球に住む」という事しかないわけです。


ご一緒に頑張り抜いて、我々のひ孫に、綺麗な日本を残しましょう。


おわります。


(関連参考情報7)


一人ひとりにできること/原発のない世界をつくる行動の森http://npfree.jp/forest-of-action/category/07/より転載)


ふくしま国際基金を立ち上げよう→福島の若い子や子供たちが、放射能の影響でこれから病気になる可能性が少なからずある。 もし、病気になってしまった時の治療費を民間の基準で出す事の出来る基金を今から募っておく必要があると思います。


エネルギーと食を地域で自給トランジションタウン運動に参加しよう→3つの「脱」を実行しよう: 暮らしの脱所有化 幸せの脱物質化 人生の脱貨幣化 未来のかたち: 道具ではなく人間の力を進化させ、知恵を磨いた人の集まりによってエネルギーと食の自給を実現しよう。


自治体、地域で電力を選ぶ:発送電分離プロジェクト→自分の住む自治体が電力会社以外の事業者(現状ではPPS)から電力を購入するよう議会への陳情などを通して求める。自治体が入札によって電力を購入する際の環境配慮契約条項にCo2排出量のみならず「放射性物質排出の危険性がないこと」を追加するよう自治体に求める。


原発の部品を作る企業をボイコットするべきだ→原子炉の80%は日本で作られている。三菱、東芝や日立などの日本企業はそのビジネスの中の一部を所有しているのが現状だ。企業が原子力から利益を得ることを許可・許すべきではない。


再生可能なエネルギー資源の開発とエネルギー効率の上昇にフォーカスしたストラテジー→再生可能なエネルギー資源はより安価になってきており、また、持続可能性という側面と次世代にとって非常に重要なものです。エネルギー効率も非常に重要であり、既に成果を上げている国のモデルは、他の国にも伝えられるべきだと思います。例えば、ドイツでは太陽光供給には固定価格買取制度があるし、スペインは民営の太陽光発電所があり、スコットランドには風力発電所があります。これらのモデルに対する請願書は、政府がこれらの前例にならうことを説得させる題材として利用することができると思います。


国連、子供の権利条約から始めよう!→つねに子供の権利条約にあてはめて、すべてのことを考える習慣をつける。子供に関わる仕事や活動をしている人達に子供の権利条約の存在を周知して下さい。


インターネットメディア等から多様性のある情報を仕入れよう→マスメディアも大事ですが、新しく誕生してきらインターネットメディアの発信する情報にもっと注目しましょう。それらの、まだ有名でないメディアの存在を知人・友人・家族と共有しょましょう。


自分の主張をまるやかに伝えよう→フラット視点に立ている人が「今、こんな大変なことが起きてます、今すぐ立ち上がろう!」というより「今こんなかんじだから、できることを少しずつやってみない?」みたいな感じで、ツイッターなどで広めてゆく。


原発問題に関心のある団体、グループが強く繋がろう!→東京で首都圏連合ができたように、地方でそれぞれ活動しているグループ、同じエリアで活動しているグループ同士が、いつでも連絡が取り合える様に実際に会って話す機会を作りましょう。そして、時には一緒に活動したり、他のグループの良い所をお互い学んで成果の相乗効果を計りましょう。


原発について議論することに慣れて、考える力をつけよう!→まず意見の多様性を認めましょう。そして相手の話を最後まで聞きましょう。相手の意見を否定せず、自分の意見への同意を押し付けないようにしましょう。そして「できる」事を共に考えましょう。「どうしたらより良くなるか」をみんなで考えていきましょう。