toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

小選挙区を組織票で制しただけの自民は実質敗退、「国民意思の反映=比例得票」は前回、前々回を下回る/これで再稼働と吠える安倍自民は狂気?

toxandoria2012-12-18




智積院の風景(長谷川等伯ほか障壁画の間)2012.12.1



祇王寺の風景2012.12.2


Lara Fabian Caruso


<注記>当内容は、 [2012-12-17・toxandoriaの日記/「現行選挙制度の欠陥」が約6〜7割の反原発意思を封殺した結果が 12/16衆院選「自公維圧勝」の実態である、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20121217]を補完するもの。


■得票率と獲得議席の大きな乖離、現行の小選挙区制では僅かの得票率の移動で結果が大きくブレる特徴(欠陥!)が浮き彫り/全国の比例得票数では、実数的に<自民が敗けている>!これこそ正しい総体的民意であり<自民の圧勝>ではない/<民主、自民に対する複雑な個々の選挙民の批判意思が膨大な棄権者数の出現と相まって乱立第三極の中で死に票化>したに過ぎない/<批判勢力の戦略ミスが現行小選挙区制の欠陥を助長>ということ!その意味でも、選挙戦が始まる前から自民・公明圧勝と維新優勢を煽り立て続けた記者クラブメディアの罪は重い!(画像は、毎日新聞http://urx.nu/2MS5 より転載)


(関連情報)


東京新聞:小選挙区24% 比例代表15% 自民 民意薄い圧勝:政治(TOKYO Web) http://urx.nu/2NdR hanachancause2012.12.18 08:05


[情報の評価]マスゴミ仕掛け試情馬(維新)で発情した国民が鼻息荒く自民党めがけ突進する脱原発放棄お祭り総選挙の恐るべき光景http://urx.nu/2J3q via ついっぷる/twipple2012.12.10 19:30


RT @lethal_notion: どのメディアも日曜日(12/16)の選挙で、ある政党が多くの議席を獲得するという予想を流しているが、なぜそういうことが許されるのか。フランスでは選挙一週間前から世論調査の結果を報道してはならないことになっているようだ。結果に影響する(勝ち馬に乗る意識を煽るバンドワゴン効果、あるいは逆に結果ありきor諦めで白けた心理から棄権者が増える恐れがあると考えられる)からだが、当然の判断。ネット利用選挙の解禁を許さぬ時代遅れの公職選挙法なんかよりこっちをどうにかしろ。hanachancauseposted at 15:48:062012年12月16日


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●多少の選挙制度上の不備はあるものの民意が出た以上は其れを受け入れるのが民主主義の正しいあり方だとする弁えの良すぎる論が結構ネット上を飛び交っているようだが、それでは民主主義の進化が永遠に止まるどころか、日本は退化の一途となるだろう。しかも、今は未曾有のフクシマの超危機が暗中模索のままであり、原発関連施設立地の列島時限爆弾化、核燃サイクル、核燃汚染物質処理などについても出口なしのままである。


●また、表題に掲げた「国民意思の反映=比例得票」という観点からすれば、自民以上に極右的な維新の比例得票1226万票が自民の同得票1662万票に次ぎ第2位である(因みに、民主は963万票、http://urx.nu/2NbA )ことの意味は、小選挙区制の欠陥の問題に止まらず、特に歴史観が欠落した日本国民(特に20〜30代の若者層に多いとされる)の極右との共鳴という深刻な一種の構造災害的な政治学上の病理が存在することを浮上させた。


●これは、フクシマ過酷原発事故が、単なる巨大プラント設備の技術的側面に関わる過酷事故ではなく、現代社会では巨大化した科学技術が人文・社会科学分野の問題へも、言い換えれば表面的に無関係に見える一般国民の凡ゆる生活場面へも其れが複雑な影響を与えているという現実を無視したため引き起こされた複合的構造災害であるという認識が殆ど欠落しているという問題に通底する重篤な病理を孕んでいると考えられる。が、この構造災害の問題については、機会を改めて取り上げることとする。


(関連情報)


RT @sayakafc: ドイツの高校で繰返し学ぶ史実。ナチスは突然制圧したのでも、狂った民衆だけが支持でもない。合法的な選挙によって有権者が選んだ所から始まった。つまり国民自ら選び取った責任を骨の髄に沁み込むまで学ぶ。「あの一票がそんなことになるなんて」の後悔と教訓と共に今もドイツ市民は生きています。hanachancauseposted at 04:25:22
2012年12月17日


RT @kaori_sakai: (今回の総選挙結果と安倍政権の登場についての)ドイツのメディアをざっと見た感じでは、「権力の(戦前型へ向かう)昭和返り」っていうのが共通意見かな。hanachancauseposted at 05:04:302012年12月17日


@MONKASHOBIMBO それに(美術・歴史・文化の術語である)“ルネサンス”が原発用語で使われるまま無批判に放置されたことが意味するのは(フクシマ過酷)原発事故が学際領域を超えた<特異な複合的構造災害>であることです。ドイツの倫理的立場からの脱原発には此の点への自覚と深い反省があり、日本では此れが決定的に欠落したままだと思います。hanachancauseposted at 16:52:582012年12月17日


御意!RT@MONKASHOBIMBOインフォありがとうございます。ララ・ファビアン綺麗で歌も上手いし趣味がいいです(^^) あ・そうそう脱原発問題ではドイツと日本は戦後の相対的概念の隔たりがありすぎ 国民が記者クラブ似非オヴァートン・・に翻弄されるのもメディアリテラシー欠如hanachancauseposted at 17:37:012012年12月17日


@makurazakeP右傾化っていうのは何も軍需産業や一部の老人が推し進めているのではなく、どうしようもない閉塞感や絶望の中から生まれてきてしまうんだと思う。グレートリセット・若者支援・徴兵制を掲げる橋下(維新)さん(戦後史、戦後体験リセット論)が支持されるのは道理なのかもしれない。 via モバツイ / www.movatwi.jp .2012.12.12 08:41只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート


都議会新会派「東京維新の会」(民主・自民を離党した3人プラス)は4日都議会第3回定例会最終本会議で戦前の<大日本帝国憲法の復活を求める請願>に賛成。請願は日本共産、民主、自民、公明、生活者ネット・みらいなどの反対で不採択http://t.co/rzBRQTivhanachancause posted at 11:57:32 2012年11月25日


【必注視】 東京維新の会大日本帝国憲法復活請願賛成!)は橋下維新の衆院選候補者支援の協定を結んでいる!⇒日本維新の会:太陽が合流/新代表に石原、橋下は代表代行http://t.co/rzBRQTiv hanachancause posted at 18:39:26 2012年11月21日


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●さて、今回の総選挙では、比例区を加えた総体で約4100万人もの棄権者(1億396万人の有権者総数で、投票率59%、約4100万人が棄権)が出ており、組織票型・得票率24%の自民が議席の約8割を占めるという異常な姿となっている。


●しかも、全国の比例得票数で、自民党1662万票は2005年の2588万票を大きく下回り、自民党が大敗した前回2009年の1,881万票にも及ばなかったのである。つまり、実数的には<自民が圧倒的に敗けている>のだ!


●結局、今回の選挙結果はマスゴミが大声でわめき散らす如き<総体的民意による自民の圧勝>などではなく、選挙民の消極的拒否姿勢(約4100万人もの棄権者の出現)が僅かな相対比の変化をもたらし、それが<自民圧勝の錯覚>をもたらしたに過ぎない。


●やはり、決して我われ良識派を自負する国民は諦めるべきではない。それは、此処から窺えるとおり、約6〜7割の反原発意思が現行選挙制度の致命的欠陥により強引に封殺されたというのが、今回の総選挙の実態であるからだ。


●大勝だ、圧勝だという記者クラブメディアの御祝儀チョウチン報道の足元では、非条理な選挙制度とメディアプロパガンダで封殺されて約7割の反原発の国民意思のマグマが再び煮えたぎり始めているのだ。


●このような現実を認識せず(あるいは、知らぬ振りで善良な一般国民を誑かすハラか?)、原発は必ず再稼働すると吠える安倍・自民党原発ゼロを見直せと喚く電事連(日本原子村の総本部)、フクシマでも原発再稼働だと掌を返したか(or発狂したか?)に見える佐藤福島県知事らの態度は噴飯ものである!(下記*)


*【自民圧勝で狂気へ回帰する原子村!フクシマまで再稼働?佐藤福島県知事が発狂?】選挙は禊(みそぎ)と違うぞ!電事連は、選挙制度の致命的欠陥により強引に封殺され膨大な死に票と化した約7割の反原発意思があるのを忘れるな!⇒電事連会長 “原発ゼロ”は見直しを NHK http://t.co/cEYJqQyp hanachancauseposted at 17:41:092012年12月17日
・・・金子勝 @masaru_kaneko佐藤福島県知事は、プルサーマル推進の過去を隠し、speediを隠し、東電批判のポーズから、山下俊一や田中俊一などの「原子力ムラ」「放射能ムラ」を隠れ蓑に、被災住民の苦難を隠蔽する側にまわってきた。そして、原発事故処理のためのセンター設立で原発再稼働に加担しようとしています。異常。 via web2012.12.17 11:10


・・・以下は、毎日新聞http://urx.nu/2MS5 より部分転載・・・


小選挙区自民党候補は、300選挙区の有効投票総数のうち43%の票を得たのに対し、獲得議席数は300議席の79%にあたる237議席と大勝。民主党は有効投票総数に占める総得票率が22.8%だったが、300議席の9%にすぎない27議席しか獲得できなかった。


小選挙区の有効投票総数は約5963万票。日本維新の会の得票率は11.6%で、300議席の4.7%の14議席を獲得。最多の299選挙区に候補を擁立した共産党は、得票率7.9%に対し獲得議席はゼロ。落選候補に投じられた票の多くが民意を議席に反映しない死票。例えば、候補9人が乱立した<東京1区は得票率29.3%の自民党候補が当選>、<落選候補の得票割合は計7割>に達した。


(参考情報)


・・・以下は、当記事とほぼ同内容のMy-FB(http://urx.nu/2Ndx )へのコメントの転載・・・


小坂 英資


経済学者の「藤原直哉さん」のFacebookでの今回の選挙に関するコメントです。 私も現在「内容を咀嚼中」でわからないことも多いのですが、「われわれの今からの行動が大事」ということ、さらにいろいろとても大切な内容が含まれていると感じ、シェアさせていただきました。


〇 総選挙終わりました。わたしはこのように見ています。(「藤原直哉さん」のFacebookでの記述内容)


・自民の支持が上がって圧勝したのではなく、投票率が過去最低になって自民が勝っただけ。これを一番よく知っているのが自民の人達。


・今回の選挙の最大の勝者は創価学会公明党でもない。今回の選挙の過程で創価学会にどこまで無理を言うと一般信者が牙をむくかが見えた。この一線は誰も越えようとしないだろう。


・ここまで勝つと来年の参院選、その次の総選挙で議席を失いたくなくて何もしなくなる。


・したがって政界大再編の芽は与党からは消えたと思う。石原や前原の出番はこのままではない。だから必ず内部分裂を仕掛けてくる。すなわち公明党を自民から無理やり切り離そうとする。でも自民は学会なくして自民なしということを今回の選挙で骨の髄まで感じた。


・同時に次の選挙で負けたくなくて原発の再稼働もしないと思う。TPPもなし。増税も延期と称してやらないと思う。グリーンカードと同じことに。


日銀総裁同意人事は衆議院再議決の対象外。したがって日銀総裁を自民が勝手にいじることは不可能。


自民党内も安倍極右路線は少数派。結局組織融和・伝統的組織文化が大事にされ、激しいことは何もしないと思う。


・安倍政権誕生を期待しているという声を経済界からひと言も聞かない。欧米のメディアは選挙前から過去最大級の非難を安倍に与えている。アジアも安倍には大変警戒している。郵政選挙後の小泉政権と同じように外交が途端に行き詰る。それが党内部の権力闘争に油を注ぐ。


・結局今の自民党を支える2世、3世議員の宿命。最後は何もしないで座っているという結論に落ち着く。3分の2に力を言わせて思惑を達成しようというよりも、3分の2に安住して何もしないという結論になる。


・したがって日本の政治は実は衰退が止まらない。そこに来年は未曽有の経済恐慌。外交は最初から行き詰まり、福島も収束していないし、国会、官邸前のデモも止まらないだろう。でも政権は答えを出せないだろう。与党の議員たちは、結局へたれて座っているだけ。


・今回の選挙の最大の敗者は、実は原理主義民主党の理屈政治、再議決までして消費税を通したこと、理屈で尖閣を国有化したこと、大震災・原発事故を理屈でかわそうとして自滅。野田は実は安倍以上の右翼戦争賛美論者だったのではないか。理性で国家をリードするという政治は野田で終わった。


・よって日本再生はもはや政府・議会からは生まれない。まったく外側でやるしかない。これから先、外で何が起きても政権は黙って座って静観しているだけだろう。党派を超えて民衆が独自に動くことができるときがこれで来たと思う。


・とても面白いことだ。与党の本音は「家業安泰」だ。国民を怒らせず、いかにこの3分の2の議席を減らさないか、それに自民党の2世、3世議員、公明党は全力集中し、何もしないことが最大の利益だということを体現させていくだろう。だから、ますます民衆の時代である。民衆が動かないと何も動かない。


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只野 親父


小坂 英資 さま、ありがとうございます。


藤原直哉さん」の記事は興味深い内容ですね。創価学会については、今回の選挙結果を牛耳った<組織票パワー>の問題から薄々感じておりましたが、まさにズバリのご指摘でリアルに理解できました。


因みに、数字を拾ってみるとわかりますが、そのスケールは小さいながらも、今回の公明党の票の取り方は自民党と相似形であるようです。


この問題に加え、選挙制度の“中選挙区制ならぬドイツ型(小選挙区比例代表併用制)への変革”の必要性を市民側から声高に叫ぶべきだと思います。その意味でも、これを強く主張する緑の党の役割が益々重要になってきたと思います。


ただ、この意義を広くわかり易く一般へアピールしつつオヴァートンの窓の効果を喚起するという意味で、並大抵ではない情報リテラシー強化の努力が求められていると思います。


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まさに安倍自民・原発推進ブラック政権への賛歌!!⇒RT @i_jijicom_eqa: 自民圧勝でウラン需要拡大期待=関連株が値上がり−豪 bit.ly/U8OOPUhttp://bit.ly/U8OOPUB  #jishin #jisin18 12月 12 - @EXSKF on Twitter hanachancause2012.12.19 05:43