toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

ブルターニュのシンガーソングライター、ノルウェン・ルロワ/ボーダーランドにおける正統保守の意義の再発見

toxandoria2013-09-02





・・・<注記>右上端の画像は、ブルターニュ地域圏の中心都市レンヌ市の紋章。


(プロローグ)正統保守の意味を忘却し、亡霊の如き「近世日本における伝統テロリズム」(追憶のカルト)の精神構造にドップリ嵌り、殆ど「うすら馬鹿」と化した安倍晋三らの深層


天皇制の国家宗教(儀式体制)的意義の再認識」と「改憲(9条廃止)どころか廃憲による先制攻撃力の確保」(著書『保守思想のための39章』(ちくま新書)による)という、その超過激な持論と意を同じくするものではないが、右派の論客とされる思想家・西部 邁が<グローバリズムの進展による均質空間の拡がりで、世界が凡ゆる意味での格差拡大(先進国と後進国、中央と地方、軍事力の偏在、情報量の偏在など)へ向かいつつあるということ、近代設計主義(自由原理主義、悪い意味でのリバタリアニズム)の権化たる米国の超楽天的な帝国化(この次元で、元々がヤヌス的な意味での合わせ鏡的な存在(参照→ポーランドが生んだ新古典主義の大経済学者オスカル・ランゲの業績!http://urx.nu/4YCE )であった極左と極右は同じ穴のムジナと化す!)への懸念には共鳴できるものがある。


しかしながら、せっかく此のように現代世界への鋭い批判の切り口を手にしたはずの西部 邁が、「天皇制の国家宗教(儀式体制)的意義の再認識」と「改憲(9条廃止)どころか廃憲による先制攻撃力の確保」なる<うすらバカの安倍晋三らと同レベルの偽装極右(追憶のカルト)派精神>の如き、一種のテロリズム的な異常観念に囚われているのは、<三島由紀夫橋川文三が共有する日本のアキレス腱、つまり「本居宣長の誤解」の上に築かれた亡霊の如き「近世日本における伝統テロリズム」(追憶のカルト)の精神構造>についての認識が根本的に欠けている故ではないかと思われる(当論点の委細は、下記◆を参照乞う)。


◆2013-08-22・toxandoriaの日記/「戦前を取り戻す」に潜む三島由紀夫橋川文三が共有するアキレス腱(追憶のカルトなる近世日本の伝統テロリズム)、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130822


また、<福島第一原発事故が起きた日本で脱原発が政治的争点にならないのは「脱原発セクト化」によるのではないか?>という自民党河野太郎の指摘は、我われ一般国民自身が、もっと真剣に受け止めるべきかもしれない。もっとも、これに対しては、自民党に所属する河野太郎こそもっと真剣かつリアルに自民党の壁を乗り越えて脱原発の実現に努力すべきでないか!という反論もあるようだがwww(関連で、当記事・第4章、末尾の『ボーダーランド(Borderland、Bordesrs)的視点の欠落で異常セクト(むしろカルト!)と化し、無辜の日本国民を道連れに混迷の極みに嵌りつつある安倍政権、アラ・カルト!?の諸相』を参照乞う!)。


<正統保守とは何であるか?>の問題を、戦後の日本人がないがしろにしてきた結果が、日本会議(加盟団体会員が約800万人)、神道政治連盟国会議員懇談会安倍晋三・会長/“原発ウラニウム放射能アニミズム論”を信奉する国会議員数202名、これは実に全国会議員の約1/3に相当!))、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長/原発アニミズム(推進)と靖国信仰の国策融合を謀る!)ら偽装極右派(現人神天皇制をめぐる伝統“密教テロリズム派(天皇を政治の道具視する一派))が<原発推進を新たな滋養源として異常増殖>する不気味な光景の展開を許していることは確かであると見るべきだろう。


そして、このような意味で<正統保守とは何であるか?>を考えるとき、ますます重視すべきと思われるのが、当ブログ記事で取り上げる『ボーダーランド(Borderland、Borders/境界地域)』的な視点の復権という問題である。



(参考情報)思想家・西部 邁には、以下の視点(●)が欠落していると思われる( ← 『ポスト3.11福島第一原発事故』に、西部がその考え方の根本を変えたか否かについては知らないw、toxandoria)


・・・以下は、[ブログ記事toxandoriaの日記/「戦前を取り戻す」に潜む三島由紀夫橋川文三が共有するアキレス腱(追憶のカルトなる近世日本の伝統テロリズム)、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130822 ]の要約・・・


三島由紀夫は内面化された戦前の天皇現人神の物語、いわばアナクロニズム重傷者の凶器を背負ったまま前に進み、己の過去の誤りを絶対に認めぬままで生活プロセスを歩むこととなり、遂には自決という“死なねば”の悲劇に至ったと考えられる。言い換えれば、その現人神天皇への愛(愛国の情念/一種の“政治的恋愛”(恋闕/れんけつ)の情念は孤高の文学者の<死の美学>として実践・昇華されたということである。しかしながら、三島は同じプロセスを、つまり現代日本の<安倍晋三ら勘違い偽装極右一派>の如くに全ての日本国民を道連れにして、再び、国民玉砕的な「近世日本伝統のテロリズム(追憶のカルト)」の道を歩むべきだとは、微塵も思っていなかったに違いない。


●他方、同じ性質の愛国を感じながらも、橋川文三政治学者・思想家)は、正しいと教えられて今まで信じてきた己自身の出発点へ引き返す道(“生きねば”の決意)を選び、厳しい姿勢で原点を緻密に反省し再検証することで、その戦前の誤りの傷がもたらすトラウマと闘いながら、軍部独裁と戦争という政治的極限形態の過酷さ、あるいは一切の批判的言説から逃避したとされる保田与重郎が代表する戦中期における日本ロマン派が抱えた“奴隷の思想”の問題(現代日本における約5千万人の国政選挙・棄権(傍観)常習者層の問題に重なる)の解明に成功しつつ新たな愛国の形(世界の人々と共に“生きねば”という“グローバル世界にも通用する“正統保守の復権”の可能性)を示すことに成功した、といえるだろう。

    
1 フランスのボーダーランドブルターニュ出身のシンガーソングライター、ノルウェン・ルロワの斬新な魅力



・・・ブルターニュ地域圏の中心都市レンヌの市庁舎(http://urx.nu/4XzJ より転載)


【動画】Nolwenn Leroy - Juste Pour Me Souvenir


【動画】Rentrer en Bretagne.wmv


【動画】Nolwenn Leroy, reportage sur le succes de Bretonne




   
ノルウェン・ルロワ(Nolwenn Leroy/本名ノルウェン・ル・マゲルス(Nolwenn Le Magueresse)は、フランスの北西部ブルターニュ地方フィニステール県にあるサン=ルナンで、ブルトン(人)の家庭に生まれた。近年はブルトン語で歌うことが多くなっており、そのメロディーにはケルト音楽の空気が漂っている(画像は、ウイキペディアより)。



(生い立ち)


フランスの北西部ブルターニュ地域圏フィニステール県にあるサン=ルナンで、ブルトン人の家庭にて生まれた。父親は、元プロサッカー選手のJean-Luc Le Magueresseである。妹にケイがいる。4歳の頃に父親の仕事の関係で故郷フィニステール県を離れ、パリ、リール、ガンガンなどに移り住む。最終的にヴィシー近郊にて落ち着いた。


ヴィシーにあるCollege des Celestinsに通った。11歳の時にバイオリンを学ぶ。13歳の時にアートコンテストで優勝した。1998年、15歳の頃に交換留学生としてアメリカ合衆国オハイオ州シンシナティにある高校に留学した。


(キャリア)


2002年、フランスのリアリティオーディション番組スター・アカデミーシーズン2で優勝、2003年のファーストアルバム『Nolwenn』でメジャーデビューした。アルバム『Nolwenn』はフランスとベルギーで第1位、スイスで第2位を獲得。ファーストシングル"Casse"はフランスとベルギーで第1位、スイスで第4位であった。


2005年リリースのアルバム『Histoires Naturelles』はフランスで第3位、ベルギーで第7位を獲得した。2010年12月6日にリリースした『Bretonne』はフランス、ベルギーで第1位を記録した。近年はブルトン語ブルトン語:Brezhoneg、フランス語:Breton/ブルトン語ケルト諸言語の一つ)で歌うことが多くなっている(以上、ノルウェン・ルロワの生い立ちとキャリアはウイキより転載)。


【動画】Nolwenn Leroy - La jument de Michao - clip officiel


ブルターニュ地方とケルト





ブルターニュ地方のイメージ(画像は、『ブルターニュ地方観光局 http://urx.nu/4XuG ほかより転載』)



ブルトン語ケルト語派に属する


・・・ケルト語派ケルトごは、アイルランド語: Teangacha Ceilteacha、ウェールズ語: Ieithoedd Celtaidd、ブルトン語: Yezhou keltiek、スコットランドゲール語: Cananan Ceilteach、コーンウォール語: Yethow Keltek、マン島語: �・hengaghyn Celtiagh)はインド・ヨーロッパ語族のケントゥム語派に属する語派の一つ。元々ヨーロッパに広く栄えていたケルト人によって話されていたが、ローマ人やゲルマン人に追われ、現在はアイルランド、イギリス、フランスの一部地区に残る少数言語となっている。イタリック語派とはいくつかの共通点があり、また語彙の点でゲルマン語派との一致も見られる。(ウイキより転載)


・・・




ブルターニュ地域圏(Region Bretagne)は、フランスの西部で大西洋岸に突き出したブルターニュ半島を中心とした地方で、ブルターニュはかつてそこにあった旧州名であり、また公国名でもあった。現在の地域圏は、それよりやや狭い行政区画で、面積は半島で約27 208km² 、人口は地域圏で約310万人である。中心都市は半島の付け根の中央部にあるレンヌ(Rennes/人口、約21万人/面積、27 208km²)である。この地方は三方を海で囲まれており、フランスの中で最も閉鎖的な僻地とされてきた。


つまり、その周囲の2/3は大西洋に面した海岸線で、東部でバス=ノルマンディー地域圏とペイ・ド・ラ・ロワール地域圏に接している。内部はコート=ダルモール県、フィニステール県、イル=エ=ヴィレーヌ県、モルビアン県の4県に分かれる。ケルトブルトン人の言語、風俗が強く残存した地域であり、日本の近畿地方ほどの面積に、茨城県と同程度の人口が集まっている。このようにフランス中央部とは風俗習慣が全く異なるため、現在でも相続法など民法の一部については独自の慣習法が認められている。


ブルターニュは中世の歴史ではブルターニュ公国という独立国家で、英仏間抗争の原因とされる重要な地域であり、「ブルターニュ継承戦争」(1341 – 1364/百年戦争の初期、ブルターニュ公の継承争いで起きた、事実上の英仏代理戦争)は「百年戦争」(1337- 1453)の一部と見ることができる。



因みに、ブルターニュとノルマンジーの境界に位置するモンサン・ミッシェル(ノルマンジー)からイギリス海峡を挟む対岸のグレートブリテン島には、コーンウオル半島のプリマス(Plymouth/イギリス国内有数の港湾都市、メイフラワー号の出航地)がある(モンサン・ミッシェルの画像は、http://urx.nu/4XAt より転載)。


つまり、ブルターニュ地方は、欧州の中で英国の一部とスペイン、およびアイルランドなどのケルト文化圏と歴史・文化的基盤を共有する地域であり、日本でそれを喩えるならば、グローバルな環日本海文化圏で基層文化を半島・大陸と共有してきたと考えられる、九州〜出雲地方あたりに想定されるベルト地帯(Bordesrs)に比肩できるようだ。


それぞれが固有の伝統をもつフランスの諸地方のなかでも,ブルターニュは特に個性の強い地方であるが、それには歴史に深く根ざす理由がある。それは、ローマやゲルマンの支配に先立つケルト時代にフランス文化の基層として、魂のふるさととしての象徴的役割を担ってきたからだ。


長いあいだ独立公国(Duche de Bretagne/936 - 1547)であったブルターニュは、16世紀にフランス王国と合併した後も自治の権利を強く主張してベルサイユやパリに対抗してきたという意味で、中央集権的性格が強いフランスでは、反中央権力のシンボル的存在であった。このため、フランスの一部とはなったものの、今もブルターニュは一貫して誇り高き辺境(Bordesrs)であり続けている。


しかし、ブルターニュの歴史はケルト時代に始まるのではなく、それ以前の時代において、すでにこの半島には先住者の定着があり独自の文化が生まれていた。フランスの巨石記念物の代表とされるカルナック列石やロクマリアケールのメンヒルやドルメンは、この時代の先住者らの遺産であり、それは新石器時代青銅器時代初期(前3500‐前1200)にかけてのものと推定される。



しかも、この巨石文化は、アイルランドウェールズから大西洋岸沿いに南下して地中海にまで及ぶ広大なひろがりをもつものであるが、ブルターニュは、その豊かな遺跡群を今日にまで伝える最も重要な地方の一つである(画像は、http://urx.nu/4XAU より転載)


ブルターニュに深い痕跡をとどめることになるケルト人がこの半島にまでやって来たのは、それから遥かに後のBC6世紀のことであり、ここにケルト時代の始まりを見ることができる。なお、ブルターニュがフランスに組み込まれるのは、フランス革命後の1789年である。また、ブルトン人は、英国と共有するアーサー王伝説が広くヨーロッパ大陸の文学へ伝播するという意味で、非常に重要なBordesrsとしての役割を担ったと考えられる。



ケルト語派が形成されるようになった時代背景(フランク王国をめぐる歴史の概観/『ガロ・ロマン時代〜フランク王国/およそ4〜9世紀頃)


【動画】Nolwenn Leroy - La Jument De Michao


西ローマ帝国が滅亡(476年)したあと、西欧世界は言語上の大混乱期に入った。それは、ローマ帝国の政治権力体制が瓦解したことによって、今まで支配と統治のための言語として使われてきた古典ラテン語(ローマ時代の公式文語)の権威が次第に弱まることになったからだ。


この時代に先行するガロ・ロマン時代(Gallo-Roman period/BC3世紀末〜AD476年)、つまり共和制ローマから帝政ローマ時代の滅亡までに至る約700年間の西欧世界の公式言語(行政用語)は古典ラテン語であった。


無論、この間のガリア地方(現在のフランス全土及びドイツ西・中部を中心とする地域)では、現代のフランス語・ドイツ語などにつながる地域言語・部族言語の変化が進行していた。そこで大きな役割を果たしたと思われるのが俗ラテン語(口語として使われていたラテン語)である。つまり、俗ラテン語は、この間にケルトやゲルマンの部族言語の変化に対して大きな影響を与え続けていた。


やがて、5世紀頃になるとガリア地方のケルト語は俗ラテン語の中で殆ど消滅したと考えられている。一方、イタリア半島に残った俗ラテン語はイタリア語の中核(原型)を形成することになった。そして、このような言語状況が進むガリアの地において、次第にフランス語とドイツ語の輪郭が立ち上がってくるが、このような変化が著しく進んだ時代は、フランク王国が成立・発展して滅亡するまでの時代にほぼ重なる。


フランク王国は、中世ヨーロッパの前半に成立していたフランク族ゲルマン民族に属す/フランケン族ともいう)の王国である。



481年頃、クロービス(Clovis/ca465〜511/サリー支族の王子)は、ライン川の北に住むフランク族の一派で自らが属するサリー支族、その下流に住むレミ支族及びリブリア支族などを統一してライン川を南へ渡り、当時トキサンドリア(Toxandoria)と呼ばれていたあたり(現在の北フランスのシェルデ川とベルギー地方に跨る地域/およそフランドル地方に重なるローマ時代からの重要拠点でローマの主力軍団が置かれた地域)から北フランス(ほぼ現在のイール・ド・フランス(中心地パリ/古称ルティティア)、シャンパーニュ、ロレーヌ地方に及ぶ地域)でメロヴィング朝フランク王国メロヴィングはクロービスの祖父の名メロービスから命名)を建国した(Clovis の画像はhttp://urx.nu/4Y5P より転載)


その後、クロービスはチューリンゲン族を攻撃してフランク北部(現在の中部ドイツ)を押さえ、ブルグンド王国と同盟を結び現在の中部フランス・南フランス・北イタリアあたりの政治環境を安定させる。なお、ドイツのフランクフルト(Frankfurt am Main/ドイツ中西部・ヘッセン州最大の都市)も、6世紀に入って早々にクロービスがアラマン族(ゲルマンの支族)を南方へ駆逐してマイン川を渡った地点という意味で、この都市名が付けられものである。



このようにして、全ガリアの政治状況を安定させたクロービスは、496年のクリスマスの日にランス(Reims/シャンパーニュ地方・レミ支族(Remi)の中心都市/Remi→Reimsに転訛)の司教レミギウス采配下のランス大聖堂(ca5世紀〜 )で約300人の配下兵士たちとともに洗礼及び塗油の儀式を受け、異端アリウス派から正統アタナシウス派キリスト教に改宗した。このようにしてローマ教会と手を結んだフランク王国は異教徒を撃退しながら、その領土を拡大して行った(ランス大聖堂の画像はhttp://urx.nu/4Y5R より転載)



732年、フランクの分国アウストラシア(フランク王国の東北部、現在のシャンパーニュ周辺でランスが中心地)の宮宰(本来はメロヴィング家の家政を仕切る執事的な存在/王権の凋落とともに行政の実権を掌握)のカール・マルテル(Karl Martel/ca689-741)が“トウール・ポワティエ(間)の戦い”(戦場は未詳)でイベリア半島からピレネーを越えて侵入したウマイヤ朝イスラム軍を撃退した(Karl Martel の画像http://urx.nu/4Y5X より転載)。



更に、カール・マルテルの息子・小ピピン(Pippin3世/Pippin der Jungere/714-768)は、ローマ教皇よりメロヴィング家から王位を簒奪する了承を得てカロリング朝カロリング朝は後になってからカール大帝の名を取って命名された)を興した。更に、小ピピンは息子カール(後のカール大帝)に命じてランゴバルド王国(6世紀に北イタリアで栄えたゲルマンの一派であるランゴバルド族の王国)を滅ぼし、その中心都市であったラヴェンナ周辺の土地をローマ教皇ハドリアヌス1世へ寄進し、これが教皇領の始まりとなった。(Pippin der Jungere の画像はhttp://urx.nu/4Y5Z より転載)



800年、ローマ教皇レオ3世は教皇領寄進を始めとするローマ教会への貢献を評価して、小ピピンを継いだカール大帝(Karl der Grosse/Charlemagne/742-814/身長195cmの大きな体躯から命名)に「ローマ帝国の帝冠」を授ける。その結果、名目上ではあるにせよ、ここでローマ帝国が復活したことになり、同時にそれはフランク王国東ローマ帝国ビザンツ政権、ビザンツ文化圏)の影響から脱したことを意味するとともに、ローマ・キリスト教文化とゲルマン文化が本格的に融合したことを象徴する出来事でもあったカール大帝の胸像(アーヘン大聖堂・所蔵)はウイキより)



このような激動の時代(5世紀〜9世紀頃)の中で、古典ラテン語(文語ラテン語)は単語や正書法が著しく変化し、乱れ始めてくる。しかし、ローマ時代に辺境の地とされたイングランドアイルランドには古典ラテン語の文化がそのままの形で保存されていた。このため、カール大帝イングランドアルクイン(Alquin/ca730-804/イングランド神学者)らの学者を招聘し、トウール、サン・ドニ、アーヘンなどにラテン語学校を建設して正統な古典ラテン文化の復興をめざした。そのため、カール大帝の時代はカロリング・ルネサンスとも呼ばれる訳だアーヘン大聖堂の画像はhttp://urx.nu/4Y67 より)


やがて、カール大帝の子であるルードヴィヒ1世・敬虔王(Ludwig1/Ludwig der Fromme/Louis le Pieux/778-840)が死ぬと、カール大帝の4人の孫たちの領土争いが始まり、843年のヴェルダン条約で、東フランク王国(現在のドイツ地方を中心とする国/ルードヴィヒ2世が統治)、西フランク王国アキテーヌ地方(同じルードヴィヒ1世の子、ピピンアキテーヌ王が統治)以外の現在の北・西部フランスに重なる国/シャルル禿頭王が統治)及び中部フランク王国(現在のオランダ・ベルギー・ブルゴーニュ・スイス・プロヴァンス・北イタリアを中心とする国/長兄であるロタール1世が統治)の三つの国に分裂した。


更に、ロタール1世が死ぬと中部フランク王国の領土は870年のメルセン条約で東西に分割され、結局、旧フランク王国の領土全体が現在のフランス(西フランク)、ドイツ(東フランク)、イタリア(北イタリア地方)の三つの地域に分かれることになった。



安倍晋三・式「追憶のカルト」国策洗脳を解くアンチ・セクト的視点/歴史と異文化交流史の伝統に立脚する「正統保守」としての「個性的で魅力的な地域・地方文化」を発見(or再発見)する可能性について


【動画】Nolwenn Leroy - Nolwenn Ohwo ! (720p HDTV)


日本の「核武装」不可欠論と保守主義・反ジェンダーなどの意義を説き、安倍自民党政権に深く影響を与えている(?)とされるトンデモ政治学者・中川八洋(筑波大名誉教授)の著書『保守主義の哲学』(PHP研究所)を一読して驚かされた。


それは、この本が出版された当時(2004)、日本で殆ど知られていなかったアレクサンダー・ハミルトン(Alexander Hamilton/1755- 1804/合衆国建国の父の一人、アメリカ合衆国憲法の実際の起草者)が米国保守主義の父であること(?)等の紹介は興味深いものながら、以下二つの論点((1)、(2))からは、明らかに著者・中川八洋が<自縄自縛的なパラドックスの罠>に嵌っているのが読み取れるからだ。


(1)現代の日本は、未来の子供たちへの配慮が決定的に欠けている。


・・・この本が出版されたのは2004年なので、「フクシマ2011.3.11原発事故」の想定などは、当然、無理であるとしても、「日本核武装論」で「日本の未来の子供たちへの配慮」を説くという、その不可解な論法は、余りにも異様な<パラドックスの罠>か、あるいは傲慢な<ドクサ(doxa/臆見)の罠>に嵌っているという他はない。



・・・因みに、著者・中川八洋は「フクシマ2011.3.11原発事故」後に『脱原発のウソと犯罪』(日新報道)なる本を出して、脱原発は“集団ヒステリー”的な煽動(アジテーション)だとするトンデモ本も書いてるらしいが、おそらくこれも奇妙な異常パラドックス論を強引に正論と見立てるトンデモ論の展開であることが想像される。従って、当著書『保守主義の哲学』(PHP研究所)は、『偽装保守主義の哲学』とでも改題すべきであるだろうw


(2)世界で最高に由緒正しい万世一系の皇統を基盤とする、自由と美徳あふれる日本の国体を持つことについて日本人は、もっと誇りを持つべきである。


・・・「世界で最高に由緒正しい万世一系の皇統を基盤とする、自由と美徳あふれる日本の国体」という観念は、明らかに<あの本居宣長が創作した(厳密には、カトリックキリスト教におけるローマ教皇の存在意義剽窃の可能性が高い)「他国に優越する現人神(あらひとがみ)たる天皇を世界の宗主と見立てる国家神道論」という戦前型の国体論の影響であり、その現人神が燦然と君臨した日本の古代天皇制こそ世界の理想政治の真姿(完全な神の姿の具現化)だという決定的に誤ったドグマ>に囚われていると考えられる(この論点の委細は、下記ブログ記事◆を参照乞う)。


(再掲)◆2013-08-22・toxandoriaの日記/「戦前を取り戻す」に潜む三島由紀夫橋川文三が共有するアキレス腱(追憶のカルトなる近世日本の伝統テロリズムhttp://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130822


(参考情報)


【「歴史は文明の糸のようなもの」、ボーダーランドにおける相互理解を果てしなく繰り返し積み重ねる意味での悠久の歴史としての濃厚な文化交流史の経験と伝統こそが本物の国家精神(個性、魅力としてのアイデンティティ)を創造する】


●正統保守の意味を忘却し、亡霊の如き「近世日本における伝統テロリズム」(追憶のカルト)の精神構造にドップリ嵌り、<殆ど「うすら馬鹿/偽装極右派」と化した安倍晋三ら、および国政選挙・常習棄権層と化した約過半の日本国民(ca5千万人/正統保守と安倍晋三ら偽装極右派の区別がつかなくなった人々)>の深層(つまり正統保守の意義)を鋭く抉り、批判したオリバー・ストーン監督とピーター・カズニック教授!http://www.youtube.com/watch?v=hPoMm_pNGuM 
 ⇔ 「歴史は文明の糸のようなもの」 オリバー・ストーン監督とピーター・カズニック教授が日本人に伝えたかった本当のこと 〜岩上安身による乗松聡子氏インタビュー/『歴史から教訓を得ない者は、愚かな戦争を繰り返してしまう』、つまり2人は日本滞在中、<米国一辺倒となり東アジア諸国を執拗に敵視する安倍政権の外交姿勢や歴史認識を、強く批判>した(乗松氏)。


【動画】「歴史は文明の糸のようなもの」 オリバー・ストーン


・・・


・・・そもそも、「世界で最高に由緒正しい万世一系の皇統を基礎とする」のフレーズは、スコラ哲学の「神の存在証明」と同じドグマ思考に嵌った観念であり、それは先ず「完全な神が存在する」という絶対原理を打ち立てる故に生じるパラドックスに嵌った思考回路である。しかも、そもそも縄文文化の伝統を引き継ぐ日本古来の神道は自然アニミズム多神教)であるので、絶対唯一神としての現人神を措定すること自体が矛盾している。


・・・また、日本列島全体の人口がたかだか20〜30万人程度(2〜3世紀頃で推計)に過ぎなかった縄文時代末期〜弥生時代(〜3世紀頃まで)の倭人集団(当時は、まだ東アジア日本海文化圏における一つの部族集団)が「世界に冠たる万世一系の現人神天皇(神の真姿顕現たる存在)が支配する独自で高度な文化をもっていた」と主張する部分について、古事記日本書紀の記述の殆どが荒唐無稽な“想像”である可能性は高い。しかし、その全てが真っ赤なウソだとまでは断言できず、それは年代記的な史実の記録というよりも、日本の古代文化史あるいは日本神話の資料として掛け替えのない価値を持つことは言うまでもない。


・・・因みに、奈良末期〜平安遷都期あたりの推定人口は高々(at most)700万人程度とされる。


<参考>これまでの日本人の累計出生人口は、たったの5億人程度!(出典、http://urx.nu/4R1p )
昭和 平成時代―――1億2620万人
明治 大正時代―――――4490万人(59年間)
江戸時代――――――1億0790万人(266年間)
中世――――――――――8490万人(419年間)
奈良 平安時代―――1億0540万人(476年間)
弥生時代――――――――2380万人(古墳・飛鳥時代まで)
縄文時代後期――――――1500万人
縄文時代前期―――――――620万人


・・・


・・・ともかくも、この堂々巡りのパラドックスの円環を抜け出るためのヒントは、歴史的に重層化するメタ次元の民族・言語・文化を悪戦苦闘しながら比較・検証してこそ無尽蔵に学び得るものが生まれると見なす多元文化についての深い理解ということであり、その「歴史的知恵の揺籃と創生のトポス(場)」を提供するのが、例えば、ブルターニュあるいは、日本の九州〜出雲地方などに想定される、自然地理的・考古学的あるいは歴史的古層を共有する「ボーダーランド(Bordesland、Bordesrs/境界領域)としての地域・地方文化」ということになる。


・・・因みに、出雲には、伊勢(伊勢神宮を中心とする文化圏)とは異質な二つの外部性があると考えられる。一つは伊勢の太陽神(日出/ひので)を補完すると言う意味で伊勢とは異質な日没の神々、つまり大己貴神(おほなむち=大国主命)を中心として祀る杵築神社(現、出雲大社)の神々の存在。もう一つは、半島・大陸系文化が流入して来る窓口としての外部性であり、例えば古代に東出雲(現在の松江辺り)で勢力を誇った蘇我氏は、7世紀後半に大挙して渡来する百済系とは異なる新羅系ともされる(聖徳太子の没後に実権を握った蘇我馬子らの背景?)。


・・・また、NHK・BSプレミアムが 2013年7月26日に放送した「日本各地に巨大古墳が立ち並ぶ「空白の5世紀」といわれる時代。世紀の発見・大王ワカタケルの名が刻まれた鉄剣が物語るものはなにか?知られざる英雄の時代の実像に迫る。」で興味を引かれたことがある。それは、細長い日本列島には南北軸での地政学的・政治経済的・文化的波及の繋がりだけでなく、各地域ごとに東西軸上でのグローバルな交易・文化交流があったのではないか、という新鮮な視点が示されたことだ。



・・・このことと厳密に関わるか否かはともかくとして、日本の古代社会に、文字文化(漢字)はどのように受容されていったかを論証した下記の新刊書(★)から、興味深い記述部分をサンプル的に再録してみる(画像は、http://urx.nu/4Yb7 より転載)




★三上喜孝著『日本古代の文字と地方社会』(吉川弘文館)2013年8月1日、刊


●主に畿内では、政治的儀礼と結びついた文字使用が5世紀にあらわれ、やがて7世紀になると記録技術の獲得により、統治技術の手段として文字が使用されるようになり、7世紀後半から8世紀前半にかけて、文字文化の体系化が急速に進んだ(言い換えれば、天皇制の原型の確立と文字(漢字)の関わりが非常に密であるということ!)。


●このような動向が顕著となるのとほぼ同じ頃に、畿内や九州などに限らず、日本列島各地の社会内部においても、文字(漢字)の使用がはっきり確認できることが明らかとなっている。


(日本列島の例)


千葉県・稲荷台古墳出土鉄剣銘(5世紀前半)
埼玉県・稲荷山古墳出土鉄剣銘(5世紀後半)
熊本県・江田船山墳出土鉄剣銘(5世紀後半)


・・・これらの銘文に共通するのは、正格の漢文で記されていること、および固有名詞については一字一音の表記が行われていることの二点である。また、これらの銘文が渡来人によって作文されたと考えられることは、新羅の吏読(りとう/漢字による朝鮮語の表記法)の表現があることなどから異論がないところとなっている。


朝鮮半島の例)


扶余・陸山里寺址出土木簡(6世紀)


・・・ほぼ同時期の百済他の木簡でも同じことだが、これらの人名字音の表記が稲荷台古墳出土鉄剣銘あるいは江田船山古墳出土剣銘と共通する文字や、同様の人名表記(中国系の人名?)の用法などが見られることから、稲荷台・稲荷山・江田船山の鉄剣銘文は百済に関わる渡来人が作文したと考えられる。なお、扶余は朝鮮半島における百済の故地である。


・・・また、朝鮮半島では同時期の鉄剣銘文の発見例は少ないが、現在、東京国立博物館が所蔵する鉄刀銘文では、刀剣銘に吉祥句を記すことや、象嵌技法、書体などが、これらを含めた5世紀の日本列島社会の鉄剣銘文ときわめて類似していることが分かっている。なお、この時期の鏡の銘文にも中国・朝鮮半島との類似性が多く見られるが、詳細は省く。



●日本列島の社会では、7世紀後半に成立した律令国家の本質が、徹底的な文書行政による統治(文章経国主義)であることは、よく知られているが、律令国家の成立とほぼ時を同じくして、木簡が盛んに使用されるようになる(木簡のイメージ画像は、http://urx.nu/4Ys8 より転載)


●そして、今のところ、日本の古代木簡は7世紀前半まで遡るものも一部あるが、7世紀後半の天武・持統期(672〜697/日本固有の伝統精神の確立期と見なすべきポスト「壬申の乱」、および「伊勢神宮の創建」が推定される時期)ころから、その数が増大する。興味深いのは、これらの中で、使用開始の初期に現れる荷札木簡や記録木簡が、韓国で出土する6世紀後半〜7世紀前半の木簡と、形状や記載様式が類似していることである。


●しかし、古代国家(7世紀後半〜8世紀前半/飛鳥〜奈良時代初期)の文書行政が確立するには、さらに体系的な文字文化の獲得が必要であった。この点を考えるうえで、注目すべきは、およそこの時期に、新たな三種類の木簡が現れることだが、それは、字書木簡(音義木簡/漢字の下に和訓を万葉仮名で示したもの)、習書木簡(文字を手習いする木簡)、非漢文木簡(漢字を日本語の語順どおりに並べたもの)の三種である。


●特に、伝来文字である漢字を固有(日本)語の語順に並べて意思を伝えるという方法は、日本列島の社会の中で独自に生み出されたものではなく、朝鮮半島で生み出された方法がソックリ伝わったと考えるのが自然である。そして、7世紀段階の木簡では、これら三種の使用が爆発的に増えている。


●その意味で、日本列島における文字の浸透を、5世紀いらいの段階的発展と捉えるべきではなく、7世紀後半から飛躍的に発展したと見なすべきであるだろう(神野志 隆光・明治大学特任教授の説)。


●この背景として考えられるのが、7世紀後半の百済滅亡による、百済移民の日本列島への大量流入である。特に、百済の亡命貴族たちが、天智期(661〜671)において重要な人材として活躍したことは良く知られるが(『日本書紀天智天皇十年(671)正月是月条)、同時期の地方社会でも、地方の豪族たちが百済からの渡来人を積極的に受け入れて、地方寺院の建立などを行ったようだ(『日本霊異記』上巻第七)。


●つまり、ここで委細検証への深入りはできないが、<これら日本における文字(漢字)使用の定着プロセス>と、<近年の研究で道教(中国伝来)の神道への影響が無視できなくなりつつあること、同じく道教天皇大帝北極星)が天皇称号(天武・持統期がその使用の嚆矢)の起源と考えられること、7世紀後半の天武・持統期に確立した『伊勢神道の精神性/創設時の歴史と根本理念(天皇の超神聖王権の主柱)』が<伊勢神宮創建(日本幼生後期)の重要な意義>であることなどを考え合わせると、九州〜出雲ベルト地帯辺りのボーダーズ(還日本海文化圏の交流ゾーン)を胎盤として日本(天皇)精神のルーツが芽生えたことが想像される。


<補足>儒教思想による易姓革命の論理で人格等についての評価・判断から改易が可能な中国皇帝(メンタリティ的に道教思想と関係が深い)からの派生的借用と見なすべき日本の天皇(王権)誕生ということであるが、天皇の場合は、元々が神の子孫(天孫)であるという巧みな神話論理(ミソロジー)から決して改易されることはあり得ぬものとされ、それ故に爾後は、万世一系の考え方が定着することになった(古来の思潮から一応論理的に纏め上げたのが本居宣長)と考えられる。


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いずれにせよ、いよいよ本格的なグローバリズム時代に生きざるを得ない日本国民は(無論、これは日本だけのことではなく関係国双方向の問題であるが・・・)、いつまでも「正統保守」の名を騙る日本会議神社本庁神道政治連盟議員懇談会(安倍晋三・会長、平成25年8月現在、202名の衆参国会議員が参加/ウラニウム放射能アニミズム論の巣窟)、国家基本問題研究所(櫻井よしこ理事長)らが代表する偽装極右派、つまり「追憶のカルト/ウラニウム放射能アニミズム神話論理で“軍神靖国(英霊)と原発(犠牲者など)の国策融合(国教化での英霊と原発犠牲者の合祀?)”を謀るネオ国体論(ネオ真姿顕現論)」に呪縛されることなく、自然地理的・考古学的あるいは歴史的な古層を共有するボーダーズ(Bordeland、Bordesrs)でこそ、歴史と異文化交流史の伝統に立脚する「正統保守」としての「個性的で魅力的な地域・地方文化(日本のブルターニュ?)」を発見(or再発見)する可能性が大きいことを理解すべきである。


(参考資料


深谷克己著『東アジア法文明圏の中の日本史』(岩波書店
新谷尚紀著『伊勢神宮出雲大社/日本と天皇の誕生』(講談社選書メチエ
櫻井勝之進著『伊勢神宮の祖型と展開』(国書刊行会
上田正昭編『古代の日本と渡来の文化』(学生社
森浩一『日本神話の考古学』(朝日新聞社
吉本隆明『信の構造(3)全天皇制・宗教論集成』(春秋社)
菅原信海著『日本思想と神仏習合』(春秋社)
水谷千秋著『継体天皇朝鮮半島の謎』(文春新書)
千田 稔著『伊勢神宮/東アジアのアマテラス』(中公新書
井上寛司著『神道の虚像と実像』(講談社現代新書


(関連情報)ボーダーランド(Borderland、Bordesrs)的視点の欠落で異常セクト(むしろカルト!)と化し、無辜の日本国民を道連れに混迷の極みに嵌りつつある安倍政権、アラ・カルト!?の諸相



それは一理あり同意するも、最大原因は「自民党」自身が「靖国原発アニミズム神話論理融合」で<正統保守を騙る偽装アベカルト統一極右>と化したことではないか!
⇒ なぜ福島第一原発事故が起きた日本で脱原発が政治的争点にならないか?それは(そこで求められるのは)脱「脱原発セクト化」|河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり http://urx.nu/4XPb 


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【今や汚染水の垂れ流しなのに、安倍政権幹部が言う「タンク漏れなんて大したことでネ、しっかりパトロールやって止めればいいだけの話だwww」の通りとなってるのは何故か?今や、日本は統一カルト教会の指令下にあるのか?】 ⇒ 配管からも汚染水漏出 福島第一、タンク見回りを増員 - 朝日http://t.asahi.com/cbrv
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=432504733533488&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


(参考情報)


・・・怒れる不動明王 @goubuku_fudou本日のお笑い報道?「石巻、水産復興特区始まる。企業に漁業権」バカなことを、福一からの汚染水が海にダダ漏れなのに、誰が東北の魚介類を買うというのだ。本当に何が大事で何が優先事項なのかも見ないバカ国家、バカマスコミ、バカ官僚、バカの安倍晋三。国がどんどん壊れていく・・・ via web2013.09.02 06:15只のオッサン(脱原発への急転向者)がリツイート


・・・しかも、その前に大地震・大津波が再来すれば一巻の終わりでは? RT 水野誠一@SeiichiMizuno:福一の汚染水タンクが350機もあるというがどれも鉄製で溶接部分がボロボロらしい。放射線の影響か?短期サイクルで造り替えていくだけで民間企業の経済規模を越えてしまう。国営化しかないだろう! via ついっぷる 2013.09.02 06:23


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【ヤッパ“タンクから漏れたなんて大したことでネ〜、しっかりパトロールやって止めればいいだけの話だwww”が安倍政権幹部のホンネ(or統一カルト教会の指令?/画像は、統一教会の機関紙?を飾る安倍総理の勇姿)だ!!】
⇒ 汚染水漏れ、国会チェック機能果たさず 審議先送り 8/31朝日
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=431672293616732&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1

 ⇔ Cf.1“タンクから漏れたなんて大したことでない、しっかりパトロールやって止めればいいだけの話だ(8/30朝日)www”が安倍政権幹部の認識とは驚きだ!1800ミリシーベルト原発作業員の年間被ばく上限に1分あまりで達する線量なのに!
・・・福島第1原発:汚染水問題 2タンク底部、高線量 最大1800ミリシーベルト 接合部、漏えいか  毎日http://urx.nu/4YsO

https://www.facebook.com/tadano.oyaji.7/posts/432100030240625
 ⇔ Cf.2 今のままでは<大津波襲来→全汚染水の海への流出>という恐ろしい事態になりかねない!/“タンクから漏れたなんて大したことでない、しっかりパトロールやって止めればいいだけの話だwww”が安倍政権幹部の認識とは驚いた!コレは、まるで<2〜3歳位の幼児らが原子力技術リスクをオモチャにする!>という恐るべき日本の現実であり、全世界の危機ではないか!! 一刻も早く、国際イニシャティブの支援を求めるべきだ!!! ⇒ 汚染水、後手の安倍政権 腰上げたが妙案なし 自民内からも「危機感足りぬ!」 福島第一原発 朝日デジタル
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=431345726982722&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


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【<通商交渉は昔から非公開でやってきたのだから過程を明かせないのは当たり前だ!と語る政府関係者は多い>は、<フクシマ汚染水もれなど大した問題に非ず!の暴言>と同じく、「安倍カルト暴走」政権(何事につけ、国民との情報共有をおろそかにしてきた安倍政権)の傲慢ぶりの現れ!!】
⇒ 参加後すぐ「妥結方針」 国民不在 TPP交渉(東京新聞「核心」8月31日)http://urx.nu/4YSy 
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=432595923524369&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


・・・以下、同記事内容の転載・・・


ブルネイ会合で環太平洋連携協定(TPP)交渉に初めて本格参加した日本。米国が求める「年内妥結」に追従したことで、交渉に入ったとたん、ゴールが見え始めた。ただ密室での会合は相変わらずで、国民が判断できる材料は全く集められない。関税だけでなく医薬品や食の安全など生活を左右する重要な議論は、国民不在のまま加速。民主主義の根幹が問われている。 (バンダルスリブガワンで、吉田通夫)

■加速

関税維持を訴え続けてきた農業団体関係者が、会合終了後に突き付けられたのは、厳しい現実だった。

「各国が出した関税撤廃の提案は、高水準だった。日本は、各国から改善の必要があると受け止められた」。三十日午後、ブルネイでの交渉を終えた日本政府の鶴岡公二首席交渉官は、同地に詰めかけた関係者らを前に、こう語った。

期間中、政府は関連団体に向けたこうした説明会などをたびたび開催。しかし「いつも同じ『言えない』で、もう飽きた」(農業関係者)、「海外の団体に聞いた方が有益だ」(経済団体関係者)というほど、政府は秘密主義を貫いた。

しかし、年内妥結に向けて交渉が加速するなか、「守るべきは守る」と言い続けてきた鶴岡氏もようやく、発言を修正。具体的内容は依然明かさないものの、政府が撤廃品目を増やさざるを得ないことを、初めてほのめかした。

反対派との溝が埋まらないなか、ゴールは迫りつつある。国民との情報共有をおろそかにしてきた安倍政権に今後、そのツケが襲いかかるのは必至だ。

■潜水

政府は今回の会合期間中、毎晩記者会見を開いた。「新興国の国有企業を民間に開放するよう求めた」「外資企業が不当な扱いを受けたと感じたときに政府を訴えることができる『ISDS条項』は、米国から訴えられる危険よりも新興国で日本企業が不当な扱いを受けた場合の攻めに利用できる」−。会見ではTPPで新興国から得られるメリットは強調するが、譲歩を迫られている米国などとの争いになると、とたんに口を閉ざした。

関税のほか、薬の価格や新薬の開発に影響する特許の保護期間の延長問題、環境破壊を防ぐための規則−。

人々の生活にかかわる重要な会合となるTPPは今後、交渉を加速するため、各分野の作業部会を集めた大規模な公式会合は開かない見通し。首席交渉官や交渉担当者は非公開で協議を続けることになる。水面下に潜れば、ただでさえ固い秘密主義に守られている交渉が、いっそう国民の目から遠ざかる。

■民主

「通商交渉は昔から非公開でやってきたのだから、過程を明かせないのは当たり前だ」と語る政府関係者は多い。

しかし、TPPは単なる通商交渉ではない。自由貿易が促進され、経済活性化につながるが、参加国すべての国民の生活を変える可能性をはらむ。

会合初日となる二十二日の閣僚級会合で、甘利明TPP担当相は「自由、民主主義、法の支配といった価値観を共有する国々とルールをつくることは、地域の安定に貢献する」と表明した。

しかし、「人々の健康や生活にかかわる議論を水面下で進めることは、民主主義ですか」。会場を訪れていたオークランド大学(ニュージーランド)法学部のジェーン・ケルシー教授は、こう問い掛けつつ、「答えはノーだ」とつぶやいた。


(エピローグ)映画/カンヌ国際映画祭の「ある視点賞」受賞作品/ 過酷な被ばく労働を前提とする原発は世界共通の業病!“「洗脳」を解く効果がある鴨神社?”w なので、安倍「原発カルト」総理大臣こそ必見の名画!!/"Grand central"



■映画/カンヌ国際映画祭の「ある視点賞」受賞作品/ 過酷な被ばく労働を前提とする原発は世界共通の業病!“「洗脳」を解く効果がある鴨神社?”w なので、安倍「原発カルト」総理大臣こそ必見の名画!!
・・・被ばくした身体を放射性廃棄物と見なし、即座に命を奪うことを厭わない巨大権力に搾取される労働者が体現する原子力時代の現状には背筋が凍る。しかし、同時に私たちは若い二人を結ぶ愛の力を讃えるのである。煙草臭い息と汗の匂いに満ちた、「原発」労働搾取の現状に切り込む今日稀な作品。 <注記>画像は、『"Grand central" : une folle chamade sur fond de radioactivit�・、http://urx.nu/4Yus 』より転載。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=432141853569776&set=a.110630322387599.11985.100003218947947&type=1


・・・以下、当映画を紹介する「2013年8月31日 (土) ふらんすねこhttp://urx.nu/4YuF 」さん、記事内容の転載・・・


■映画『グランド・セントラル(中央駅、大型発電所)』:放射能汚染と労働者使い捨て時代の「禁断の恋」/ルモンド紙(8月28日)/ガーディアン紙(5月19日)


レベッカ・ズロトウスキー監督の映画『グランド・セントラル』(注:「中央駅」に「大型発電所」を掛けている)は、トレーラーで原発から原発へ渡り歩く下請け原発作業員の青年ギャリと監督作業員の妻カロルの間に芽生えた禁断の恋と、放射能汚染の最前線で死を目前に過酷労働を強要される「除染作業員」の姿を軸に展開する。カンヌ国際映画祭の「ある視点賞」受賞作品。


●出会い(動画、フランス語)
作業員同士の夕食会で談笑するギャリの前に現れたカロル。挑発的なカロルにギャリは戸惑う。http://www.youtube.com/watch?v=f0NJ8TuHBMw


原発という仕事場(動画、フランス語)
被ばく量が上限に達すれば解雇が待っている。危険な被ばく労働と仕事を失う恐怖の板挟みになりながら働くギャリ。
http://www.youtube.com/watch?v=X-e0B1e9dss&feature=endscreen


資格を持たない無学の青年は下請け原発作業員の仕事に応募する。強く惹かれあう二人。しかし女の肌には罪悪感と羞恥がつきまとう。対する男は決して出身を明かそうとしない。傷つき、先の見えない、決して表に出すことのできない関係は、原発による汚染の悲劇の奥底に消えてゆく。情熱と危険、愛と死が同居する。


被ばくした身体を放射性廃棄物と見なし、即座に命を奪うことを厭わない巨大権力に搾取される労働者が体現する原子力時代の現状には背筋が凍る思いだ。しかし同時に私たちは、若い二人を結ぶ愛の力を讃えるのである。煙草臭い息と汗の匂いに満ちた、労働搾取の現状に切り込む今日稀な作品。


● 参考記事


「必見『グランド・セントラル』。原発の奥で展開する情熱」ルモンド紙(8月28日)
« Grand central �・ voir. Une folle chamade sur fond de radioactivit�・ », Le Monde, 2013.08.28
http://www.lemonde.fr/culture/article/2013/08/26/grand-central-une-folle-chamade-sur-fond-de-reactivite_3466685_3246.html


「2013年カンヌ映画祭 『グランド・セントラル』 初見レビュー」/ガーディアン紙(5月19日)« Cannes 2013 : Grand Central – first look review », The Guardian, 2013.05.19
http://www.theguardian.com/film/2013/may/19/cannes-2013-grand-central-review


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【QT/コメ&レス】


(コメ)引用元のページにブルターニュにあるアジサイの写真があるけど、あそこのアジサイはなぜあんなに綺麗なんですかね。http://f.hatena.ne.jp/toxandoria/20130902111503


(レス)ポルトガル領の大西洋・アゾレス諸島あじさいも大変に美しいです(↓*)。最近、テレビ番組(地球絶景紀行 世界ふれあい街歩き)でも見たばかりです。江戸時代に日本から渡ったものらしいですが、日本よりも気候が合っているのかもしれません。異国の地でこそ見せてくれ“正統保守”の美しさでしょうか?w  (*)http://shima3.fc2web.com/azores.html 
<注記>添付画像は大西洋・アゾレス諸島あじさい。