toxandoria:旧「toxandoriaの日記」

W,Ⅴ.O.クワインによれば、地理や歴史から物理学や数学、論理学までに至る知識や信念の総体は周縁部(フリンジ)でのみ経験と接する人工の構築物ないしは「境界条件が経験であるような力(持続的ダイナミズム)の場」とされ、この描像の下で理論(又はイデオローグ)と合致しない観察結果が得られたとき生ずるのは何らかの特定の仮説の撤回ではなく、信念体系内部の各命題に割り当てられていた真理値の再配分であり、そこには多くの選択の余地(つまり無限の可能性が絶えず拓ける状態)がある。中山康雄著『科学哲学』(人文書院)

サザン『P&H』(サブカル)が“DIS”る安倍晋三の「軍事国家主義」に潜む病巣は、『正当歴史認識と生の具体性(未生/国民主権の核心)への眼差し』の決定的な欠落

toxandoria2015-01-07



<注記1>DISる(ディスる)とは?
・・・ディスリスペクト (英: disrespect) はリスペクト(敬意)の否定形で「否定する」や「貶める」の意味。主にヒップホップ系の黒人音楽関係者やファンの間で使われる。


<注記2>未生(みしょう)とは?(委細は後述/2−2『漢文訓読』の成立での<注記3>を参照乞う)
・・・・・・仏教用語での未生は、自我のない絶対無差別の境地を意味するが、具体的には、永遠に生命の連鎖をつなぐもの、つまり「絶えず成長の可能性を秘める植物のタネ」から新たな「芽生え」へのプロセスを考えると理解しやすい。無論、これは植物に限ることではなく生命一般の、生きとし生けるものの全てに当て嵌まることだ。


「2014晩秋」から「2015.1冬」への移ろい/近江・奈良・京都の風景、アラカルト


 
  
 


          

                    


  

         
1=西明寺(滋賀・東近江市) 2=百済寺(滋賀・東近江市) 
3、4=蒲生野(滋賀・竜王町@y1192dol1868)5=東大寺(奈良)
6=知恩院「二十五菩薩の庭」(京都@yukiyanagi3333)
7、8=京都市北区中川、映画「古都」ロケ地「北山杉の風景」(京都@reimondokobati)


(プロローグ)2014NHK紅白、サザンオールスターズ『ピースとハイライト』の意義/“ピースは平和、ハイライトは偽装極右”のサブカル風「絶妙のレトリック」!


【動画】サザンオールスターズ、ピースとハイライト

・・・その後、「20141231紅白歌合戦 サザンオールスターズ、ピースとハイライト」は、著作権関係との理由でYoutubeから削除されている。


【20141231紅白歌合戦:「サザンオールスターズ、ピースとハイライト」関連のツイート・タイムラインから】
・・・「都合のいい解釈で争い仕掛け」って歌詞をチェンジしたのもすごい。(字幕もそう変わっていた) 誰がどう聴いても<アベ、集団的自衛権解釈改憲>のこと。『裸の王様が牛耳る世は…狂気』〜まさに安倍のこと、NHKに気概のある担当者がいたのでしょうw 意見の対立をかつての労働者タバコのピース派(平和)とハイライト派(極右のレトリック)に喩えるセンスが抜群!w 狙いはガス抜きとの見方もあるようだが、その感情のままで止まると多数派層の<オヴァ―トンの窓(民主主義的な感性の受け皿となり、その広さが自在に変化する、人々の共感の受け皿となる想定上の心の窓)>は開かず「永遠に0」のままになる懸念がある。
・・・Cf.紅白歌合戦でサザンが歌った「ピースとハイライト」の歌詞の意味は?>ジョン・レノンの「イマジン」を思い起こさせる曲で、日本では珍しい平和へのメッセージソングだ。/水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビNNNドキュメント」ディレクター20141231 http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20141231-00041952/


(関連情報)



サザンオールスターズが新曲「平和の鐘が鳴る」を発表!戦後70周年や安倍政権を意識か!?/流石にサザン、ではある!オヴァ―トンの窓を十分に意識しつつ「安部の積極平和主義(実は、擬装平和主義(Fake-Pacifism)ではないか?との疑念・疑惑が内外で高まりつつある/委細、本文で詳述」 ことについての<サブカル流両義的謎かけ>であり、かつ十分に効果的なプロモーション戦術?いずれにせよ、ウロキョロ多数派(マイルド・ヤンキー?w)国民層は胸に手を当てて、よ〜く感慨を巡らさざるを得なくなることは確かだ!苦w
・・・サザンオールスターズは、新たな新曲「平和の鐘が鳴る」を年明けと同時に発表した。新曲「平和の鐘が鳴る」は10年ぶりのオリジナルアルバムに収録される予定。歌詞は公式ホームページに公開されており、平和への願いや命の尊さ、新しい時代に向かう人々の夢を歌った曲となっている。2015/01/03真実を探すブログhttp://saigaijyouhou.com/blog-entry-5031.html



◆国民の支持、低い中… 自民、改憲へ準備本格化20150103東京新聞http://urx2.nu/fO3R
⇔ 『完全白紙委任状』を手にしたヒトラーを気取る<統一式複合カルト吸血寄生体アベ政権>の暴走! サザンP&H(普遍的感性グローバル・サブカル)に激しく“DIS”られ、却って狂喜する<国策倒錯原発マッチョ野郎こと軍事国家主義バカノミクス>の反吐が出るほどムクツケき、汚物塗れで赤く爛れた毛むくじゃらのケツが丸見え! ⇒・・・以下、当記事内容(20150103東京新聞)の転載(省略)・・・http://urx2.nu/fTd0


国家主義アベノミクスの暴走(生の具体性(未生/国民主権の核心)への眼差しの決定的欠落)に益々警戒を強める世界


1−1 全世界が注視する、安部政権の「超アナクロ軍事国家主義」と「積極平和主義こと偽装平和主義(Fake-Pacifism)」の暴走


20150105時事通信http://urx2.nu/fUOA )によれば、安倍首相は1月5日に三重県伊勢市(参拝で伊勢神宮訪問中)で年頭の記者会見を行い、今年8月の終戦記念日に合わせて発表する戦後70年談話について、「先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み」など、過去の反省を踏まえ世界の平和と発展に一層貢献する積極平和主義の姿勢を改めて打ち出す方針であることを記者会見で述べたとされる。


が、この安倍首相の会見を文字通り素直には受け取れない。それは、伝統的に天皇家の精神基盤を支えてきた伊勢神宮の根本が「日本古来の自然アニミズム」であるにもかかわらず、神社本庁神道政治連盟国会議員懇談会安部晋三会長)・日本会議らが主張する“屁理屈ミソロジー神話論理)”である「ウラニウム放射能アニミズム論(原発推進必要論のカルト的根拠)」と戦前軍国主義の主柱であった「靖国顕幽論(平田派神道『(靖国)顕幽論』)」への完全復帰を伊勢神宮神職らへ迫っている節があるからだ(今のところ、平和主義に徹する今上天皇を筆頭に伊勢神宮神職・研究者らの多くは自然アニミズム派である)。まさに「衣の下に刃」のダブルスタンダードである。


また、今や<安部政権の『改憲意図』の核心が『国民主権の削除による平和主義の放棄を謀る偽平和主義(Fake-Pacifism)』の実現であること、そして「神道政治連盟国会議員懇談会」(安倍晋三会長/平成26年12月現在289名、全国会議員の40%を占有)と「日本会議」(安部自民党の支持基盤&集票マシン組織/関連組織メンバーは推計ca800万人、更にその中枢組織と統一教(協)会の繋がりが窺われ、それを中核とするmin1500 〜2000万票程度と“金目の糾合”が自民党の固定票max2000〜2500万票の基盤と推測される)が篤く信仰する“靖国顕幽論カルト”と“新自由主義ネオリベ)政策”が『現実世界における日本国民の人権否定』という、その一点で見事に一致していることは、世界中にバレバレである。


そして、主要記者クラブメディアがこの問題を殆ど取り上げないこともあって、その恐るべき現実に無頓着なのはウロキョロ多数派層の日本国民だけとなっている。



■【「積極平和主義こと偽装平和主義(Fake-Pacifism)」の暴走(1)】「本音のコラム(法政大教授・竹田茂夫氏)」と同じことになるが、安部晋三もそのお仲間たちも主要記者クラブメディアの主な方々も『コレ 』(↓*)が全然わかっていない!その意味で、彼らは余りにも立派な『合理的な愚か者』だ! 言い換えれば、国民を戦争と経済の効率的な道具と見なす<軍事国家主義で経済成長を謀るアベノミクス>は典型的な『合理的な愚か者』の政策である! ⇔ 武器購入国に資金援助/途上国向け制度検討20150101東京新聞http://urx2.nu/fTdC
*“潜在能力アプローチ”で私が言いたいのは、自分の利害を忘れてヒトのために尽くせということではない。それは″人々の利益は社会的なもの(人間の普遍的意思に支えられる社会共通&同関係資本)から切り離されるべきではない”という単純な真実について、我われ一人一人が自覚し、それを持続できる能力を身につけるべきだ、ということである。(経済学者、アマルティア・セン/出典:吉田 徹著『感情の政治学』―講談社選書メチエ―)



■【「積極平和主義こと偽装平和主義(Fake-Pacifism)」の暴走(2)/みんなも日経を見習って、もっとシッカリ日本のことを真面目に考えるべし!w(只野親父)】はい、<日経は、サザン「ピースとハイライト」も指摘する「解釈改憲」にも明確に異を唱え(安部一派を“DISっ”!w)ています。武器輸出に関わる企業を除いて、日本の経済界は「戦時立法の整備」に前のめりになっている安倍首相に危機感を抱いており、日経はその声を正確に反映しています。盛田隆二 @product1954 via Twit2015.01.01只のオッサンがリツイート
・・・(ネットに籠らずw)表に出てこいやー!RT @929bluebird 実際わりといらっしゃるみたい(^^;)>天皇は左翼というネット右翼さん岩上安身 @iwakamiyasumivia Echofon2015.01.02只のオッサンがリツイートhttp://urx2.nu/fSHc
・・・「この機会に満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」天皇陛下ご感想(全文)- MSN @Sankei_newsさんから紀瀬美香@mika_kinosevia Twit2015.01.01 08:58只のオッサンがリツイートhttp://urx2.nu/fSHf
・・・アベ様のお友達一派は、恐れ多くもアベ・シンゾウ氏を現人神天皇に担ぐつもりか?人間であられる天皇陛下のごく普通のお言葉と行動へ“因縁を付ける”余りにも奇怪千万なアベ一派の超カルトぶりに驚く! ⇒ 「天皇陛下は安倍を批判するな!!」安倍首相のブレーン八木秀次氏が天皇陛下を批判!2014518真実を探すブログhttp://urx2.nu/fMEX



■日経は20141208「経済教室」で『鹿児島大学・伊藤周平教授の指摘/“消費税=社会保障財源”方式ではなく、消費増税&法人減税の中止による別の選択肢、例えば“所得・法人税での累進性”強化、“人材派遣料経費等に関わるエロージョン(応能負担の原則に抵触する構造的な税収欠源構造)”の点検など(↓*)』を記事にしている。
* 実は、≪この道しかない!≫ではなく、全く発想が異なる≪コチラの道(“消費税=社会保障財源”方式ではなく、消費増税&法人減税の中止による別の選択肢、例えば“所得・法人税での累進性”強化、“人材派遣料経費等に関わるエロージョン”の点検など)があり得る!≫と書き始めたようです(12.8日経『経済教室/鹿児島大学・伊藤周平教授/消費税中止で所得・法人税での累進性”強化など』)。これは、大企業における異常な内部留保金の積み上げと財政悪化のトレードオフ関係、同じく異常に巨額化した“輸出還付金の弊害”の改善にも繋がり得るユニークな視点であり興味深い。http://urx2.nu/fTej


1−2 世界が警戒するアベノミクスに取り憑く三匹の妖怪/『9条&基本権否定の自民改憲案』、『靖国顕幽論』、『日本会議神社本庁神道政治連盟・統一教(協)会ら複合カルト寄生体』


(これぞ決定的な“生の具体性(未生)への眼差しの欠落”!/安部政権の『基本権(国民主権)否定の改憲意図』は世界中にバレバレ!w)


(関連資料)


◆安倍・自民党政権が、国民の人権否定を実現するため「日本国憲法第10章・最高法規」から<削除>を謀る日本国憲法「第97条」の内容、http://urx2.nu/fTeM
・・・この憲法日本国憲法)が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に耐え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。


◆2 自民党改憲案、基本的人権に関する最高法規97条も削除!安倍首相が立憲主義を否定!「最高責任者は私」/真実を探すブログ、http://urx2.nu/fTeR


・・・



和辻哲郎(1889 – 1960/『古寺巡礼』『風土』などの著作で知られる日本を代表する思想家)によって“変質者のイデオローグ”であると指摘された「靖国神社の偽ミソロジー平田篤胤派の“顕幽論”」(出典:吉田真樹著『平田篤胤−霊魂のゆくえ』講談社)は、現代日本における「凡ゆる超然カルト権力の中枢的病巣」であると見るべきだ。それは、その顕幽論なる神話論理が「顕界(現実世界で生活する一般国民)に人権はなく、霊界(靖国英霊界)にのみ人権があり、かつ一般国民は労働&戦争ロボットである」と見なしており、戦前・戦中においてはその顕幽論を主導する平田派が、靖国神社神道ヒエラルキーを牛耳っていたからだ。


また、かつて国家神道の中枢を掌握した平田篤胤神道の“変質者的な思想”の一部分を拡張的に踏襲した“「現人神」論”の根本的矛盾のことを『平田篤胤(および本居宣長)による「現人神」のパラドクス』と言うが、その委細は下記◆を参照乞う。


◆2014-11-05toxandoriaの日記/金目放射性「カルト寄生体X」、安倍政権のメディア・プロパ国民洗脳『社会的集団オルガズム』で陶酔する国民はその除染のため正当歴史観と正統保守意識の共有が急務(希望のトポス編)、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20141105


ところで、この顕幽論が特異であるのは、「(基本的)人権」を顕界(人間世界)の人間(国民・市民)には認めず、それは愛国戦争で散華(“このみいくさ”ことカミカゼ自爆テロ戦争で勇敢に戦い戦死)した人間が霊界に入って初めて与えられる権利だと考える点にあり、<自民党改憲草案>で基本権(基本的人権)が削除されているのは、この靖国「顕幽論」がベースとなっているからだ。また、当然ながら、そのことから、人権を持たない一般の国民・市民らは戦争ロボットor労働ロボット的な存在ということになる。


問題は、この平田篤胤の“幻想的で特異な奥行きのある鬼神思想”(人間理解の思想)を<幕末〜明治維新〜太平洋戦争期の尊王攘夷派、君側の奸(長州閥が中心)、軍部、アカデミズム(平田国学派)>らが政治的に狡猾に利用(悪用)してきたことであり、また善良な殆どの日本国民がその“悪用”に上手く乗せられてしまったことにある。そして、今や再び、多数派の日本国民(ウロキョロ層)は、安倍様のお友達一派の姦計に嵌り、その意味で戦前と全く同じプロセスを歩みつつある。


また、俄かには信じがたいことであるが、今や、NHKら主要メディアの中立的批判力(特に、ニュース・報道関係は巨額マネー効果(安部政権発足〜201402の1年2カ月で17億円との情報もあり!http://urx.nu/eusO /その全てがメディア向けとは考えられぬが、それにしても余りの異常さ!)でほぼ壊滅?)も殆ど機能せず、あるいは左派勢力や常識的中道派の健全な批判力も、その殆ど全てが無力化しており、「一般国民が本気で努力しなければ日本の民主主義を持続させることが不可能である」という「最も肝心(基本的)な事柄について全く無関心・無頓着な多数派ウロキョロ層(5〜6割の常在国制選挙棄権層、約5〜6千万人)」の心を動かす力を失ってしまったかに思われる。


(関連情報)


◆【一番重要なのはフランス民主主義の伝統に繋がる「公の利益」という視点】批判的メディアをいかに再生するか?〜フランスのネット新聞「メディアパート」の編集長に聞く/「メディアパート」は、2008年に設立されて以来、いくつもの政治スキャンダルをスクープし、いまや 「ルモンド」と「フィガロ」に次ぐ、フランス三位の全国紙に成長している。20141114レイバー・ネットhttp://www.labornetjp.org/news/2014/1114kikuti/newsitem_view


・・・


そして、まことに皮肉という他はないが、いま最も「貴重な敗戦経験から新たな知恵を学び取り、やっとの思いで構築してきた戦後日本の民主主義」を持続させ得る本物のパワーを持つ存在は、今上天皇・皇后両陛下、宮内庁伊勢神宮(その中で多数派を占める自然アニミズム神道派の神職・研究者・官僚)らである。


他方、これらの<正統保守的価値観&正統日本文化維持>派を潰すことにやっきとなっているのが「安部カルト寄生体政権」を必死で担ぐ<神社本庁(主流派)、靖国神社神道政治連盟国会議員懇談会所属の衆参両国会議員(全国会議員の4割(289名)を占める!)、日本会議伊勢神宮内の少数派神職らの諸偽装極右団体、および此の忌まわしき動向に呼応する一部のヘイト神社・神職」等となっている。せめてもの救いは、後者(擬装極右派)が未だ少数派に止まると見えることだ。


しかし、この構図が逆となり、これら<正統保守&正統日本文化維持>派の方々が絶対少数派へ追いやられ、この後者(安部晋三らが先頭に立つ擬装極右派)が絶対多数派へ転じることとなれば、真に残念ながら、この日本が再び<戦前型の本格的な狂気の時代>を“取り戻す”ことになるのは必定と思われる。


ところで、この最も重要なキモ(最重要情報/安部一派=政界の中枢たる国会議員の4割を占める“変質者イデオローグ”狂信徒の跋扈!という恐るべき現実)を一般国民へ一切知らせようとしない主要メディアは、まことに罪深いと言わざるを得ない。それは、これらのメンバーこそが<人権削除・軍国主義志向“改憲”、非人道・非効率“原発再稼働・推進”、中間層&正規雇用破壊型“強欲バズーカ・マネー肥大“異常資本主義”>政策なる『あまりにも非人道的で異常なアベノミクス=日本“ブラック&軍国主義”国家化戦略』を暴走させる邪悪なエネルギー源(戦前型“国家神道”(顕幽論カルト国家)への回帰願望派)であるからだ。


つまり、<彼らメンバー289名が篤く信仰する“靖国顕幽論カルト”と“新自由主義ネオリベ)政策”が『現実世界における日本国民の人権否定』という、その一点で見事に一致している>こと、いわば<日本政府(安部政権)がブラック化している>ことになる。だから、国家の主権者たる一般国民の目線で徹底的に腑分けし、かつ完全に摘出して一般国民の目に分かり易く曝すべき<安部自民党政権アベノミクス)の悪性腫瘍化した病巣>は、<神社本庁靖国神社神道政治連盟国会議員懇談会安部晋三会長)らが篤く信奉する戦前〜戦中型“顕幽論カルト”>であるということになる。


そして、この日本にとって真に不幸なネジレの原因となっているのが、殆どの日本国民が<正統保守とは何であるか!>について未だに無頓着・無関心であることだ。それは、言い換えれば、日本国“自身”の歴史について無関心である(=いい加減な歴史認識のままで良しとしている)ことにもなる。近・現代史が重要であるのは勿論のことだが、肝心の<日本伝統文化の胎盤となった国風文化が生まれる直前頃の古代史/凡そ7〜10世紀初頭ころ>については「殆どの国民が無関心のエアポケット状態」と言ってよいだろう。


(関連情報)


・・・以下に、安部政権に警戒感を強める「海外の眼(世界の眼差し)」に関連するサンプル情報を纏めておく(比較的新しいものを中心とする)・・・


◆歴史を書き換えようとする人間たちがどのように策謀を巡らせようと、歴史の真実が立つべき場所はおのずと明らか【 日本の右翼による歴史の歪曲を、国際社会は許さない 】20141204ニューヨークタイムズ@idonochawan小林順一(翻訳:星の金貨プロジェクト)
http://kobajun.chips.jp/?p=21280


◆英国ガーディアン紙が、異例の日本語でのツイート、衆院選に際しての有権者の感じた現状を教えてと。国際社会も、安部の外国特派員協会での会見拒否に強烈に反応、安部の大暴走を物凄く警戒してます。20141231@tomotaro_japan
https://twitter.com/osamu9912/status/550549376523702272


◆安倍政権の基本的人権に対する姿勢を、問題視しようとはしない日本のメディア/日本の社会には女性軽視の根強い伝統があり、違法労働がまかり通ることは日常茶飯事/「公約したことは実行せず、公約していない事ばかり実行する、そんな政治は止めてください!私たち日本人はこの国を、第二次世界大戦以前の状態に戻すつもりはありません!」と良識ある日本国民は叫んでいる!20141213ジェームズ・ウォルシュ / 英国ガーディアン (翻訳:星の金貨プロジェクト)http://kobajun.chips.jp/?p=21318



◆米3大紙(ニューヨークタイムズワシントンポストロサンゼルスタイムズ)が安倍首相を一斉攻撃 「歴史をごまかそうとする勢力を後押し」2014/12/18Jcastニュース、http://urx2.nu/fQHJ
・・・Cf.1 *世耕、萩生田氏(敗戦否定論者!←補足、toxandoria)ら安倍首相にゴマをする「茶坊主政治」花盛り、総理にゴマをする側近たちの「茶坊主政治」が花盛りだ。特に、<首相側近の萩生田光一自民党総裁特別補佐による報道統制>もそこに根がある。2014年12月26日号・週刊ポストhttp://urx2.nu/fSM5
・・・Cf.2【安部自民党政権は<改憲草案>で<拷問>容認へ!!】この問題は、「20141214衆院選で安部自民への批判意思が大きく強く出ていること(共産党が大きな支持を集め野党第二党へ躍進(議席数に比例しないが700万票超獲得)したこと、国民の反原発・反改憲・反秘密保護法あるいはアベノミクス評価せずの意思が強いことなどを隠蔽して“自公圧勝!”の演出報道で押し通す「アベ様化したメディア一般(選挙後の祝勝会(メディア代表がアベ様を囲む会食)まで開催している!」と安部政権側との暗黙の了解事項ではないかとさえ思われる由々しき問題である。同時に、大きく躍進した共産党に新たな課題を突きつけたと考えられる。
http://urx2.nu/fQHH




◆事実上、戦争へ向かって暴走し始めた安部政権! 恐るべきことに、その原因は『安部自民党カルト寄生体政権の“生の具体性への眼差し”の欠落』ということにあるが、更にその厄介な病巣は<西新橋すし店『しまだ鮨』での“安倍さまのお仲間”と化した、NHKを筆頭とする日本記者クラブメディア>の堕落にある!このことについても、海外メディアが懸念(*)を強めている!
⇔ 他国軍の後方支援に恒久法 自衛隊派遣容易に 政権検討=自衛隊派遣、容易に20141229朝日、http://urx2.nu/fSM6
* Why Japan's opposition parties are so hopeless?20141217TheEconomisthttp://urx2.nu/fSHO (翻訳)星の金貨プロジェクト『何ゆえ日本の野党は、これほどまでに絶望的なのか?』http://kobajun.chips.jp/?p=21513


◆『1000万票獲得も指呼の内に入ったと見るべき日本共産党が、喫緊に努力すべき今後の課題』・・・<ワシントン=洞口昇幸・特派員/20141217しんぶん赤旗・記事>の部分転載・・・
http://urx2.nu/fSM7
・・・米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は15日、「日本の共産党にとって赤い文字の日(記念日の意)」と題した記事を掲載しました。
・・・同紙は日本共産党が18年ぶりに小選挙区で当選者を出し、当選者21人のうち6人が女性で、政党のなかで女性当選者の比率が最も高いとしています。日本共産党が1922年に創立され、日本の侵略戦争に当時、日本の政党で唯一反対したこと、旧ソ連や中国の共産党に依存しない自主独立の党であることも紹介しています。総選挙の全体の結果を伝える別の記事では、「代案を探す有権者の多くが日本共産党に目を向けた」としています。
(所見、toxandoria)
・・・20141214総選挙で700万票以上も獲得した日本共産党は、共闘問題(民主主義の原理である“オヴァ―トンの窓”拡大への最大限の配慮)と共に、選挙制度改革等を堂々と主張しなければ、結局は原発のベント(名目上の?ガス抜き)役と同じでことで、根本問題の解決(つまり、原発廃止・中止等)には至らず。また、同じくこれは今後の反原発・反改憲運動等についても大いに意識すべきことだが、一般国民の中へ、このような意味での危機意識を幅広く拡散し、全国民がそれを共有できるような戦略を組むべきと思われる。それは、いやしくも現代民主主義である限り、たとえそれが形式的であっても、一般国民多数派がノーを突きつければ、ナチの手法を真似て「衣の下に鎧を仕込む暴君」(安部晋三一派)は<グローバルな衆目監視(普遍的な民主主義の価値観を共有する世界市民の眼差し)>の下では退場せざるを得ないからだ。


2  『安部政権の正当な歴史認識の欠落』は現代史のみに非ず、更に二つの欠落が窺われる/それは『“感情の政治学の視点”と“大化改新以降〜奈良時代の古代怨念・怨霊政治による桓武天皇のアイデンティー・ジレンマ”』に関わる認識



<注記>感情の政治学とは?
・・・先ず、トマ・ピケティ『21世紀の資本論』も指摘するとおり、政権与党・政府・アカデミズム・経営者らは、決して自ら積極的にブラック化(安倍晋三竹中平蔵日本経団連らの如く)するべきではないとの自覚が必要だ。その意味で、『全正社員を非正規にせよ!』と説く竹中平蔵パソナ会長)と、その「規制緩和原理主義へ向かって暴走する安倍政権はとても正気の沙汰とは言い難い。
・・・そして、『感情の政治学』は、“政体の差異ないしは時代の如何を問わず、所詮、その時の政権の正統性を保証するポピュリズム(その多数派層の中にこそ常に文化・経済的発展を約束する“未生”(委細、後述)パワーが潜在する)は論理よりも先ず感情・感性的なものに支配される”という政治・社会のリアリズムを直視せよ、そのうえで為政者らは絶えず“未来発展の可能性(個々の生命・生活体の“未生”)を引き出すため健全な「感情のコントロール」”を最重視するべきであると説く。
・・・そして、同時に、それは安部一派の如くカルト狂信で舞い上がったり、狂暴化して厳然たる歴史を無視したりせず、現実直視型で持続可能な政治のあり方を理解する必要があると指摘する(参照:吉田 徹著『感情の政治学』―講談社選書メチエ―)。


2−1 (仮説)奈良時代以前の日本(平城京までの“百済風日本”)は『日本(平安京以降の“国風文化伝統の日本”)』ではなかった!


(そもそも重層的な『東アジア文化受容の歴史』こそが『寛容で世界に誇るべき日本伝統文化』の水源であったのだが・・・)


古墳時代飛鳥時代奈良時代平安時代初期までの内外文化・交流関係史を概観すると、〜仁徳天皇期(5世紀初頭?)には、すでに半島・中国文化が盛んに渡来しており、難波宮(元飛鳥or倭京?)の時代から仁徳天皇陵百舌鳥古墳群)を中心とする阪南・難波〜堺〜斑鳩〜飛鳥あたりに点在する非常に多くの未検証の遺跡等の調査・研究が進めば、この時代こそ「半島系文化の胎盤倭人文化のタネが着床し始めた時期」であることが明らかになるのでは?と期待されている。


倭五王期(5世紀半ば〜後半ころ?)は、引き続き半島、大陸との交流はかなり活発であったし、日本神道ないしは諸神社の源流となる様々な神事(中国系、半島系)、および儒教道教系など様々な土着文化と諸宗教が、多様なルートで日本列島へ流入していたが、いわば日本と言う国家意識は存在せず、倭語、加耶語、扶余語、百済語、新羅語、高句麗語など諸語系統の部族集団が西日本〜半島一帯に群住?していた時代であったと考えられ、特に倭語、加耶語、扶余語、百済語は殆ど通訳なしでの意思疎通が可能であるほど近い言語であったことが推測される。


そして、特に半島南部〜九州・西日本辺りに群住した諸語系統の人々は伝統ある各部族集団としてのアイデンティティー意識は持っていたものの、確固たるナショナリズムとしての国家意識は希薄で、せいぜいのところそれは「部族国家的意識」であったと考えられる。しかし、おそらくそれは飛鳥時代の中期に起きたクーデター政治劇、「乙巳の変百済派による新羅派の粛清?/645)」の後に行われた「大化改新」の頃に変貌し始める。


ところで、歴史学・考古学・文化人類学などの分野では、そもそも重層的な「東アジア文化受容の歴史」こそが「寛容で世界に誇るべき日本伝統文化」の源流であったという理解が深まりつつあり、続々と此の辺りの実証研究が日・中・韓で進んでいる。特に興味深いのは日本の宮内庁伊勢神宮系の神官・考古学者・歴史研究者らの研究が進んでいることだ。例えば、宮内庁文科省or伊勢神宮などに所属する研究機関・研究者らが括目すべき新発見や研究成果を発表しており、それらが「日本伝統文化」の源流を新たな光で照らしつつある(参照、下記サンプル事例◆)。




◆2015年3月10日〜5月6日 国際企画展示『文字がつなぐ古代の日本列島と朝鮮半島国立歴史民俗博物館20141015〜20141214(千葉県/佐倉市)/漢字は中国から直輸入されたと考えがちだが、まず中国と競り合った朝鮮半島において漢字を取り入れる工夫がなされ、さらにそれが日本列島に伝わったことが最近の研究でわかってきた。[展示代表] 小倉 慈司氏プロフィール:専門=古代神祇制度、宮内庁書陵部編修課主任研究官を経て、現在、国立歴史民俗博物館研究部准教授。http://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/old/141015/index.html


◆三上喜孝(国立歴史民俗博物館准教授)著『日本古代の文字と地方社会』(吉川弘文館)20130801刊
・・・主に畿内では、政治的儀礼と結びついた文字(漢字)の使用が5世紀にあらわれ、やがて7世紀になると記録技術(金石文、木簡、紙など)の獲得により、統治技術の手段として文字が使用されるようになり、7世紀後半から8世紀前半にかけて、文字文化の体系化が急速に進んだ(言い換えれば、天皇制の原型の確立と文字(漢字)の関わりが非常に密であるということ!)。
・・・・このような動向が顕著となるのとほぼ同じ頃に、畿内や九州などに限らず、日本列島各地の社会内部でも、文字(漢字)の使用がはっきり確認できることが明らかとなっている。


伊勢神宮斎宮歴史博物館、学芸普及課長・榎村 寛之氏の論文『伊勢神宮の建築と儀礼‐棟持柱建物は神社建築か?‐』(出典:上田正昭編『古代の日本と渡来の文化』‐学生社‐)
・・・<伊勢神宮創建(日本幼生後期)の意義>が『伊勢神道の精神性/創設時の歴史と根本理念(天皇の超神聖王権の主柱)』にあることは既に明らかとされている。つまり、伊勢神宮は、日本国の幼生後期(7世紀中葉〜後半頃の天武・持統期)において<伊勢神宮天皇の超神聖王権の主柱>の役割を担う目的で創建された訳だ。(委細はコチラ ⇒ http://urx2.nu/fNSI http://urx2.nu/fNSL )
・・・そのような意味での「創建・日本国」のオリジナリティである<伊勢神宮の建物(および神道儀式)の起源>について、更に榎村寛之氏が観察・研究を深めた結果、判明したのは、伊勢神宮(の建築様式、儀式など)のアーキタイプが外来・渡来系の文化の中にあり、特に関連「儀式」に関しては、その起源が明らかに古代中華帝国律令制にあるということだ。
・・・棟持柱高床建築(神明造)には中国の南方的要素の渡来が窺われ、天皇の命により神社・山陵などに幣帛(神道の祭祀において神に奉献するもののうち、神饌以外のものの総称)を奉献する儀式「奉幣(ほうべい、ほうへい)」も、中華帝国律令儀式・心法(老荘の精神修養法)などから援用され、その後、日本的に、かつ高度にソフィスティケイトされたものと考えられる。
・・・また、斎宮儀式等における唐風女性の装束を始めとして、日本の宮廷等における儀式が唐風儀式の援用であることも周知のとおりだ。無論、それは模倣のままということではなく、遣唐使による実際の見聞、あるいは渡来系貴族層などがもたらした文物や風俗文化・儀礼作法・芸能などの継承・模倣・習得・応用を通じて、例えば「伎楽」主流の時代(飛鳥時代奈良時代)⇒「雅楽」主流の時代(平安時代以降)の変遷の如く日本宮廷の貴族層が次第にそれらを純日本風に演出ないしはアレンジするようになり、日本文化全体を、より高度化・洗練化する形で「国風文化」的な方向へ進んできたと考えられる。


・・・


中華帝国冊封体制」の近傍に立地する独立国としての新たな<アイデンティティー精神の芽生えの象徴>である<伊勢神宮の精神性>を表現する儀式モデルが中華帝国律令にあることを知ると、それは沽券(こけん/原義は不動産の売り渡し証券、転じて人やモノの値打ちのこと)に関わると思う向きもおられると思うが、およそ世界文明の伝播・発展プロセスを概観するとき、全くの独創(オリジナリティ)的文化様式が、ある日、此の地球上の何処かで、まるで<ボーフラの水槽伝説>の如く突如湧き出すなどということはあり得ないことだ。


須らく、人間の文明は其の意味で果てしない模倣の繰り返しである。だからこそ、宿命的に付き纏う模倣から、如何にして土地固有の自然環境や地域的・民族文化的環境と調和させて当該地に最適のオリジナリティを創造できるかが問題となる。日本が世界に誇る「国風文化」(その芽生えは凡そ9世紀初頭・嵯峨期ころ〜)もそのような流れの中で誕生したはずだ。


更に、それが、日本語の高度化(漢字かな混じり文という書き言葉の完成)と相俟って、表情豊かな四季折々の自然と調和するオリジナル日本文化として再結晶しつつ、誇り高い日本人のための他に代え難い美的感性を育み、かつ繊細で魅力的な「日本の景観にこそ相応しい雪月花や、あるいは“わびさび”などの個性」を涵養してきたという事実は、我われが義務教育過程の日本史の中で学んだとおりである。


然るに、日本の全国会議員の40%を占める、神道政治連盟国会議員懇談会安部晋三会長)に連なる勢力(神社本庁(主流派)・靖国神社日本会議ら、平田篤胤神道“顕幽論”シンパ)とつるむ主要記者クラブのメディア・プロパガンダに洗脳されたためか、未だに<戦前型「靖国国家神道なる怨霊カルト(英霊)崇拝政治」(明治維新期以降にムリクリ再創作された虚構史/八紘一宇万世一系皇国史観天皇現人神論(天皇密教的政治利用)、皇紀二千六百年・・・、これらは全て“記紀古事記日本書紀)の創作神話”を原理主義的に解釈した平田派神道靖国顕幽論)に毒された“戦前の国家神道”にルーツがある!)への回帰>こそが、正統な日本文化と日本の誇りを取り戻すことだと思っている人々が意外に多いことに驚かされる。


言い換えれば、更に元を辿れば、それは戦前どころか「古代律令期(飛鳥中葉〜奈良〜平安初期)の怨念・怨霊政治なるアイデンティティー・ジレンマの時代/感情の政治学(“感情のコントロール”を最重視する政治)が不在の時代」への回帰(先祖帰り)こそが「世界で一番美しい産土(うぶすな)でできた国、日本」を取り戻すための「正しい保守主義」のあり方(そして、そのリアルな実践がアベノミクスの流儀)だ、と信じ込まされ騙されている(洗脳されている)ことに等しい。


しかも、そのアベノミクス政治の流儀が最重視する“世界一美しい産土でできた国、日本”なるビジョン」が、実は平田派神道学(靖国顕幽論)の“世界一美しい産土による国造り神話”の屁理屈を根拠として創作されたということには驚かされ、呆れかえるばかりだ(出典:吉田真樹著『平田篤胤−霊魂のゆくえ』講談社)。


今や、“余りにも善良すぎる多数派層の日本国民”は、自らの真実の自画像(世界に誇るべき国風文化の中から芽生えてきた日本正統保守の在り処である肝心の歴史)を直視できぬまま、自らの最後の拠り所である日本の未来についても、安倍晋三ら“靖国顕幽論”シンパの思うがままに操られ、誤った方向へ進む決定をメディア絡みで強制されつつある。まさに、これこそ「安部“複合カルト寄生体”政権」という怪物の恐るべき正体の現れだ。


(“平安京遷都を断行した桓武天皇の真意”を推理する/それは、古代的“百済風日本”というアイデンティー・ジレンマ(『感情の政治学』が不在ゆえに生じた)から脱出したいという強い意思であった)




■日本政府(安部政権/アベ一派)が海外から危険視され、警戒されている真の原因、およびその正体はコレ ⇒ 【偽装極右(カルトの正体を隠蔽しつつ正統保守を騙る超然権力による暴政志向派、安部一派)の正体とは?それは、いわば古代的な感情・怨念・怨霊カルト政治、深刻なアイデンティティー・ジレンマ政治(“国民=労働&戦争ロボット視”政策と基本権削除を謀りつつ正統保守を騙るという、まさに犯罪的でワヤクチャなアイデンティティー・ジレンマの国民への押付け!)への逆流!! “靖国顕幽論カルト&偏狭世界観”由来の“怒りの感情”が抑制できず、遂に、強権&暴走権力の行使を宣言する安部晋三式<サイコパス政治>の始まり!】安倍首相会見要旨 「戦後以来の大改革、抵抗あっても邁進」http://urx2.nu/fQHr
・・・Cf.【フランス政府が日本を「危険国」に指定 人種差別デモが原因か?/フランス政府が日本を「危険国」指定にしていたことが分かった。在仏日本人のツイッターで明らかに!背景には人種差別的デモの拡大への警戒意識があると分析。「もしフランス国内で同様のデモがあれば全員逮捕」か?また、「フランス版CNN」のFrance24も排外主義的デモの拡大と安倍政権の関係性を注目している】20141226matome.naver http://urx2.nu/fQHp・・・


・・・


桓武天皇平安京への遷都を断行した理由として先ず普通に思い浮かぶのは、<度重なる藤原氏や皇族らをめぐる権力闘争が激化し、遂には大戦乱となった「藤原弘嗣の乱(740)」を契機に聖武天皇光明皇后が仏教による鎮護国家思想に傾いたが、今度は、聖武の娘である考謙上皇の病を治したとされる道鏡ら僧侶と寺院(仏教勢力)が政治権力化して酷く堕落したため、その混迷から脱出するため、奈良仏教界の支配下に入った平城京から離れる意図を桓武が決断した。>ということだ。


しかし、煩瑣になるので委細は省くが、ここで注目すべきは下記の「最も核心と見なすべき、凡そ7〜9世紀の日本史の流れ」には、事実上、当時の天皇家藤原氏の“精神的宗主国” (?)であった百済と、その敵対国である新羅の影響力が色濃く影を落としている。例えば、「藤原弘嗣の乱(740)」で朝敵となって追い詰められた藤原弘嗣(百済系)が、本来は敵対するはずの半島勢力の新羅へ秘密裡の脱出を謀り失敗したことが知られている。


大化改新百済系である中大兄皇子中臣鎌足らが蘇我入鹿新羅系)を殺した“乙巳の変/645“後の政治改革)」〜「白村江の戦い(663)」〜「壬申の乱(672)」(以上、飛鳥時代)〜「平城京遷都(710)」(以降、奈良時代)〜「藤原弘嗣の乱(橘家による藤原式家への逆襲/740)」〜「“光明=藤原仲麻呂体制”確立(746)」〜「橘諸兄・隠退(橘奈良麻呂の乱、失敗/756)」〜「平安京遷都(桓武天皇/794)」(以降、平安時代)・・・「平安京造営中止(平城天皇/806〜)」・・・「平城上皇、平城旧京へ移る(809)」・・・「薬子の変(810)」
<補足>薬子の変平城上皇太上天皇)の変)
・・・平城上皇嵯峨天皇との対立で嵯峨天皇側が迅速に兵(坂上田村麻呂ら)を動かしたことによって、平城上皇が出家して決着。平城上皇の愛妾の尚侍・藤原薬子(式家/中納言藤原縄主の妻だが、数々の不倫を重ねた魔性の女?w)や、その兄である参議・藤原仲成らが処罰・処刑された。


つまり、これこそが(2−1でも触れたことだが・・・)、おそらく飛鳥時代の中葉に起きたクーデター政治劇、「乙巳の変百済派による新羅派の粛清?/645)」の後に行われた「大化改新」以降の<これを契機に幼生期日本の比較的寛容な国家意識が急速に変貌し始め、同時に政敵殺戮の繰り返しで恐ろしく残酷な惨劇が展開する怨霊・怨念型政治が本格化>したことの背景である。

ところで、藤原氏のルーツである中臣鎌足新羅系渡来人であるが(百済系とする説もあったが、新羅系である可能性が高くなっている)、一方で天智の父・舒明天皇百済宮(現在の奈良県北葛城郡広陵町百済にあった)を皇居としていたこと、母・皇極(斉明)天皇の父も百済系の茅淳王(ちぬのみこ)であると思しきこと、百済聖明王が仏教・仏像・教典を舒明天皇の祖父・欽明天皇へ本格的に伝えた(538/対高句麗戦・応援要請の代償?)などの経緯から天智天皇中大兄皇子)も百済天皇と理解することが妥当と思われる。


また、「壬申の乱」で大海人皇子(後の天武天皇)側を支援したのが新羅系の勢力であったことが推測される。それは、舒明天皇皇極天皇斉明天皇)の子として生まれ、中大兄皇子天智天皇)にとっては両親を同じくするれっきとした弟にあたる大海人皇子であるが、大海人皇子の名は、凡(大)海(おおあま)氏の女性が皇子の乳母であったことから付けられ、凡(大)海氏が大海人皇子の養育にあたったとされており、しかもその凡(大)海氏は前渡り新羅系の氏族であるからだ。


このため、奈良時代天皇は、天皇自身は百済系であるものの、「壬申の乱」以降には覇権を握った新羅系の影響下に天皇家が置かれることとなったため、繋ぎ役という特殊な事情で即位した元明(女帝)・光仁(白壁王/62歳で即位した、桓武の父)の二名以外は、全て(七名)が天武系(新羅系の影響下にある天皇)という、きわめて特異な構図が観察されることになる。加えて、このように複雑な支配構造の中で、先に述べたとおり、この時代の朝廷内「権力闘争」は異常なほどの凄惨さを伴っていた。なお、大海人皇子(後の天武天皇)が天智の弟ではなく、新羅の皇族(金多遂)との説もある。


以上を概観して理解できるのは、矢張り、奈良時代までの日本(平城京までの“百済文化風日本”)は『日本(平安京以降の“国風文化伝統の日本”)』ではなかった!ということだ。もっと言えば、凡そ堺〜難波〜河内〜奈良にわたる地域は古来から加耶百済新羅高句麗ら前渡り(数世代に及ぶ古い渡来人)と今来(いまき)と呼ばれる新しい渡来人たちの居住地であり、特に飛鳥時代以降は百済系の天皇家、および新羅系の藤原氏との親和性が強い百済人(系)が主流となっていた。


なお、北陸道(若狭・越前・越中・越後)の中でも、コシと呼ばれた越後は、これら新羅系勢力の中枢であった可能性が高く、古来、百済系を主流とする倭王権側から特別視されてきた気配がある。現皇室の初代とされる継体天皇(6世紀初頭)のルーツがこの“北陸道”系(新羅系)であることから、新羅系⇒百済系の血統の流れに矛盾が生ずるが、日本書紀百済本記/現存しない歴史書百済三書の一つ)の記述にある“継体死後の「倭の大内乱 」(新羅系Vs百済系両派による?)”の委細は未解明で謎のままとなっている。




ともかくも、百済新羅両系統を統率していたと見るべき秦氏秦河勝(6世紀後半〜7世紀半ばに大和朝廷で活動した人物)の子孫たち)の平安京遷都への貢献は大きく、嵯峨野・太秦辺りを開拓した秦河勝の大きな功績は瞠目すべきであり、雑駁に言えば、京都の基盤は秦氏が準備したことになる(このため、京都には秦氏ゆかりの寺社が多い/Ex.松尾大社法輪寺広隆寺伏見稲荷など、因みに八坂神社は高句麗系?)。更に、桓武天皇の御所用に秦河勝の子孫が私邸を提供しており、また、その功績の波紋の中から後の国風文化の豊かな土壌(雅楽世襲する楽家・東儀家、あるいは能楽観阿弥世阿弥のルーツは秦氏)が生まれている(参照、添付画像(左)は秦河勝(ウイキより)/これらについて更に詳しくは、下記◆を参照乞う)。


◆2012-02-12toxandoriaの日記/ヒョットコについての論考/日本史の深層に潜む俘囚差別(白河以北一山百文)の秘密(原発一極経済型「自滅志向国家・日本」の深層・・・)、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20120212


◆2013-01-17 toxandoriaの日記/アベノミクス&国策原発の玄宮で蜷局(とぐろ)を巻く「神道政治連盟」なる自民党御用達「極右ウロボロス神」の現象学的考察、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20130117


・・・


それはともかくとして、このような訳で桓武天皇の母親(高野新笠(たかののにいがさ/桓武天皇の生母で百済から大和朝廷へと送られた人質であった武寧王の10世孫とされ、出身一族は6代前に帰化し和氏の姓を下賜された。)、韓流の愛人?wコト百済永継(くだらのようぎょう/藤原内麻呂の妻であったが色香漂う女官となり桓武の御手付きを得た)の存在に加え、桓武朝廷内には更に7人の百済系愛人がいた、と言う具合で、桓武の周囲は殆どが百済人、百済系、百済語(倭語に近かった?)だらけということになる。


しかし、これは何も不思議なことではない。それは、まさに桓武のころまでの平城京(奈良)そのものが“百済風(系)日本”であり、現代の我々が認識する平安京以降(より厳密に言えば平安中期以降)の“国風文化伝統の日本”ではなかったからである。そして、それは、結局、百済人の世界と百済文化にドップリ浸かった桓武であるからこそ、かえって『脱“百済風(系)日本”(アイデンティー・ジレンマ)意識』を強める(当時の常識であった倭国百済の分国であるという現実を否定したいという意識が強まる)ことになったと思われるからだ。


<注記3>前にも書いたことだが、もし「大海人皇子(後の天武天皇)が天智の弟ではなく、新羅の皇族(金多遂)との説」が正しければ、天武(新羅系)と持統(百済系)の孫に当たる文武天皇草壁皇子の子)以降の血統である桓武天皇は、百済系・新羅系のハイブリッドということになる。


<注記4>日本書紀によると“乙巳の変(645)”の後、皇極天皇から史上初めての譲位を受け、軽皇子孝徳天皇として難波の宮で即位して史上初めて元号を立て大化元年となったが、大化元年から翌年にかけ孝徳天皇が各分野で行った制度改革が、後世に“大化改新”と呼ばれるようになった。が、孝徳天皇は仏法を尊び、神道を軽んじたとされる。また、薬師寺が象徴する白鳳文化が、飛鳥文化の後半、つまり“乙巳の変(645)”〜平城京遷都(710))までの藤原京時代を中心に開花しているが、これは、初唐・朝鮮半島などの影響を受けた仏教中心の文化で、法隆寺が代表する飛鳥文化(前期)〜東大寺唐招提寺が代表す天平文化の中間に位置しており、この間、難波の宮→近江大津宮(667)→藤原京(694)と遷都している。/なお、最新の研究成果によれば、天皇家の精神基盤の主柱として神道を重視することになる“国家文化・宗教政策の大転換”であった「伊勢神宮」の創建開始は“壬申の乱(672)”前後の670〜698頃と推定され、その完成期は天武・持統朝期(673〜697+α頃)とされている。


2−2 (仮説)「桓武の脱“百済風日本”の意思を継ぐ嵯峨天皇の慧眼」こそが真性独立国家・日本(正統保守の心髄/オリジナル国風文化)創造の端緒であった!


平安京遷都は桓武の思惑どおりスムーズに運んだわけではなかった)


しかし、平安京遷都は桓武の思惑どおりスムーズに運んだわけではなかった。それは、桓武自身が、心情的には百済人(or百済系と新羅系のハイブリッド)であるという意識と共に、天皇として六国史の第一にあたる『日本書紀』史観に忠実であるべきだとする一種の「文化国家的アイデンティティー意識の高まり、つまり百済系(or百済系へ傾斜したハイブリッド)のままか?or倭国文化の創造か?」という相矛盾する価値観の挟撃で苦しんでいたこともあり、その桓武のジレンマが安殿親王平城天皇、後に平城上皇桓武の第1皇子)と神野親王嵯峨天皇桓武の第二皇子)の二人の上に、関係者の悉くが得体の知れぬ怨念に取り憑かれ「感情のコントロール」を失ったが故の、過酷で残酷な「骨肉の暗闘」というドス黒い不吉な影を落とすことになったからだ。


皇太子時代より、自らの妃(天皇時代は皇后)の母である妖艶な藤原薬子を寵愛して醜聞を招き、父(桓武)から薬子の追放を命じられていた平城天皇は、上のような背景から、桓武の病死後に自らが天皇に即位するや父・桓武天皇の政策の見直しに着手した。そして、事実上の百済の分国である平城京百済風(系)奈良文化)への回帰政策に取り組み始め、やがてそれが・・・「平安京造営中止(平城天皇/806〜)」・・・「平城上皇、平城旧京へ移る(809)」・・・「薬子の変(810)」という悲劇の方向へ繋がったと見ることができる。しかし、それだけではなく、おそらく父・桓武天皇の“心情は百済人である”という意識・無意識の深刻なアイデンティティー・ジレンマが、平城天皇の心に特に大きな深い傷を負わせていた可能性が高い。


ともかくも、「薬子の変(810)、」を口実にされ、結果的に、平城天皇上皇となり平城京に押し込められることとなり、政権を奪い取った嵯峨天皇が、桓武の「半島の影響から離脱するための対外的軍事力強化ではなく、独創的文化国家を確立する方向を目指す強い意欲」の部分を受け継いで、本格的な「文化独立国家・日本」の基盤づくりに乗り出すことになった。これが、その後の本格的な『国風文化の時代(竹取物語伊勢物語古今和歌集土佐日記枕草子源氏物語平等院阿弥陀堂、新仏教・大和絵の成立、鎌倉・室町文化観阿弥世阿弥風姿花伝能楽)、茶道、華道etc)成立への土壌創造など)/10世紀初頭〜』以降の国風文化確立へのプロセスを進む契機(漢文訓読の成立、カナ・ひらがなの発明など)となった。



その後、嵯峨天皇(後に上皇)の大家父長的支配のもとで30年近く政治は安定し、皇位継承に関する紛争は起こらなかった。が、その間に藤原北家藤原良房(人臣として初めて摂政の座に就いた人物で、北家全盛の礎を築いた)が嵯峨上皇と皇太后橘嘉智子(檀林皇太后)の信任を得て急速に台頭し始めており、摂関政治の全盛と本格的に「国風文化の開花(文化国家的意識の確立)」を予感させる時代へ入った(以上の関連で、“薬子の変”を中心モチーフとしつつ桓武・平城・嵯峨の時代の空気を巧みに描写した永井路子『王朝序曲』―角川書店―は必読書!)。


(嵯峨期にほぼ確立し、爾後、約1千年以上におよび日本の教育・文化のベースとなった『漢文訓読』は、“未生(みしょう)文化国家意識の嚆矢”(国民一人ひとりの生の具体性への眼差しの賜物)となった画期的な出来事である)


・・・イギリスの社会学者ニコラス・ローズ(元々は生物学が専門)が説くように「ゲノムの実像が『生物学的多層性と様々な社会的交流可能性』を否定してはいない」(委細、後述)という意味で、社会科学と生命科学の二つの知が深く共振・共鳴する可能性すら視野に入りつつある現代だからこそ、日本は直情的にアナクロ軍国主義ナショナリズム国家を目指すべきではなく、自らの国の古代史にその意味での先験事例が確認される『未生(みしょう)文化主義国家』としての、言い換えれば『真の教育効果とは何かを熟考するとともに社会的交流可能性の水準を高めつつ国民一人ひとりの生命と生活の底上げを期して正統保守的で漸進的な高度文化国家を目指す方向へ傾斜すること』が全ての基本であることは、このような「日本」草創期の歴史を顧みても分かることだ!政治・経済の発展と成長は、このような意味での生物学的多層性と社会的交流可能性の、つまり国家の持続的な文化的水準の高まりを土壌としてこそ必然的に生成すると考えるべきなのだ!・・・



<注記5>未生(みしょう)とは?


・・・仏語での未生は自我のない絶対無差別の境地を意味するが、具体的には永遠に生命の連鎖を繋ぐもの、例えば絶えず成長の可能性を秘める植物のタネから芽生えへのプロセスを考えると分かり易い。このことを我われの日常生活に影響する観点から突き詰めれば、トマ・ピケティが「21世紀の資本論」で指摘した「分配論と信用」の問題にも重なる。更に、言い換えればそれは「元本保証された多様性の創出=持続的な生の具体性への眼差し」(発生生物学者・古澤満氏、後述)とも共鳴する。


・・・人間以外の生物に“感情”があるかどうかは知る由もないが、また、仮にあるとしても、それを感情と呼ぶべきかも不分明ではあるが、人間社会でも、生物一般でも、突き詰めれば“永遠に生命の連鎖をつなぐあり方(つまり、論理を越えた内外のメタ環境的次元で作用する何か、しかもそれは、恰も安部政治の如くカルト風に舞い上がるべきものではない何かである!)”が、生理的で合理的な生命生成力のカギとなっているのではないか?という点がアカデミズムの領域を越えて注目されつつある。


・・・更に、そのことを特に政治学生命科学の分野で強く意識すべきではないか?という新たな着想が芽生えている。例えば、政治学の分野では、目下注目を浴びている『感情の政治学』(講談社選書メチエ)の著者・吉田 徹氏(北海道大学準教授/公共政策学)は「ノミナリズム唯名論)としての“信用”と繰り返される行動としての“信頼”」の決定的な差異を理解すべきだということを指摘している。因みに、“この道しかない、アベノミクス!”を叫びつつ突っ走るバカリの安倍晋三一派は、このような点を全く理解していない!w


・・・イギリスの社会学者ニコラス・ローズが、為政者たちの(まるで安部自民党政権の如き!)“生の具体性(つまり、“未生の作用”ということ←補足、toxandoria)への眼差し”の決定的欠落は、ゲノムの実像が「生物学的多層性と様々な社会的交流可能性」を否定してはいないという生命科学的なリアリズムへの致命的な無理解がもたらすことだと主張していること(出典:ニコラス・ローズ著、桧垣立哉監訳『生そのものの政治学/二十一世紀の生物医学、権力、主体性』―法政大学出版局―)、あるいは発生生物学者・古澤 満氏が説く、生命個体の発生生物学的な意味での環境適応メカニズムである「不均衡進化論」の仮説(古澤 満著『不均衡進化論(Disparity Evolution)』―筑摩書房―)を連想させて、非常に興味深いものがある。


・・・なお、古澤満氏は『不均衡進化』仮説(多細胞生物における幹細胞(複数系統の細胞に分化できる能力(多分化能)と、細胞分裂を経ても多分化能を維持できる能力(自己複製能)を併せ持つ細胞の特異な、つまり絶えず繰り返される“未生”を永遠に?持続させ得る働き)のことを「元本保証された多様性の創出」とも称していることに注目すべきだ(塩基シークエンス(配列)が100%同一の意ではなく相対的に変異が少ないという意味!外形(ノミナリズム)的に100%同一保証に拘るのがアベノミクスなるカルト?だが、それは必ずウソばかり!の結果になるので、次々と永遠にウソを吐くことになるw しかも、仮にシークエンスが100%同一であることが可能だとしても、元本の現価価値がメタ環境価値の変容に連れて変わらざるを得ないのは当然のこと!)。つまり、それこそが安部晋三一派が被れた、名ばかり保守の「偽装極右」とは全く異なる「正統保守」なるものの心髄ではないのか?


(今も続く中国伝統の中華思想に対抗し得るアンチテーゼの発見こそが急務)


・・・安部政権が拘る『アナクロ軍事国家主義』への有効なアンチテーゼは『高度文化国家意識』の高揚ということ・・・そして、そのヒントは、特に古代から現代へおよぶ悠久の文化交流史(当然、江戸期の庶民層における明朝中国を舞台にした作品である国姓爺合戦ブーム、あるいは南総里見八犬伝ブーム(これは宝井馬琴の漢学教養と中国白話小説(中国の大衆文学)への造詣が生み出した傑作!)などサブカルチャーも含む)の中にあった・・・


<参考>日本型「華夷秩序」(日本版“中華思想”)の誕生は清王朝の誕生から始まった
・・・それ以前の各政治権力体制(鎌倉・室町幕府など)と同じく徳川幕府は、成立当初、先進文明国(漢民族国家)である中国に対し一定の尊敬の念を持っていたが、1636年の清王朝満州族征服王朝)の誕生が、その思想に外形的変化を迫った。つまり、満州族王朝の成立で中国漢文明は衰退したと見なされ、相対的に「神道」こそ日本固有の宗教・思想である」という優越意識が、日本こそ「中華」だという意識へ変化した訳だ。これが日本型「華夷秩序」であり、それ以降は新たな政治観念(尊皇攘夷(ルーツは中国語!w)、極右皇国史観など)が形成されるようになった。


・・・


ところで、そもそも神祇とは倭人古来の神々のことだが、「神道」の文献上の初出は『日本書紀用明天皇元年条(586)であり、神社(社殿)の建立は七世紀中頃から始まったと考えられている。しかし、倭人の神に対するアニミズム信仰は遥かな縄文の昔から存在しており、そこへ渡来(中国・朝鮮半島)系の道教・北辰(北斗七星)・土俗信仰などの要素(鳥居のルーツ等)が融合して神社の原型が成立したと考えられるが、北辰信仰の痕跡は明日香村のキトラ古墳(天文図)などに見られる。


そして、この日本の神祇信仰と仏教信仰が混淆し一つの信仰体系として再構成(習合)された宗教現象が神仏習合であり、その最も早い具体例は「宇佐神宮大分県宇佐市)が朝鮮半島の土俗的仏教の影響下で6世紀末に神宮寺(神仏習合思想に基づき神社に附属して建てられた仏教寺院や仏堂)を建立した」こととされる。


また、神仏習合に先立つ本地垂迹説は「日本の神々の本地(正体)がインドの仏たちである」とする考え方だが、後に、神道側が反発してインドの仏たちの正体こそが日本の神だとする反本地垂迹説wを主張したため、やむなく「神仏一体説(神仏習合)」になったという経緯があるようだ。そして、ここから派生したのが「梵和同一説」である。


このように、「梵和同一説」とは荒唐無稽というべきかも知れぬが?w、ともかくも古代インドの言語や仏たちの権威を借りて、倭国(日本)のコトバや神々の存在を正統化し、日本(凡そ奈良時代〜平安初期ころの倭国)の地位を高めようと意図したこと、つまり一種の「中華思想に対抗する文化ナショナリズム的な意識の芽生え」でもあったと考えられる。



そして、このような古代インド(仏教)の権威を借りて中華思想に対抗しようとする、いわば高度文化ナショナリズム意識の高まりから成立したのが我々に馴染み深い「漢文訓読」の方法(漢文(中国語)を日本語で読む工夫)である。因みに、朝鮮半島でも、李斯朝鮮王朝の王・世宗が庶民教育の必要性から表音文字ハングル(訓民正読)を制定した時(1446)より前の時代には、語順符と漢字の略体(日本のカナに相当)などを使った訓読(朝鮮では釈読という)が行われており、同時に、日本の万葉仮名と同じく漢字の表音的利用も行われていた(出典:金 文京著『漢文と東アジア』―岩波新書―)。


なお、日本のカタカナの起源は9世紀初めの奈良の学僧らの間で漢文を和読するために訓点として借字(万葉仮名)の一部の字画を省略して付記したことに始まると考えられている。また、日本の「漢文訓読」と朝鮮半島の「釈読」との間には何らかの関係性が窺われるが、その詳細は未発見・未検証となっている。


余談になるが、15世紀中葉に庶民教育の必要性から世宗(せいそう、セジョン/李氏朝鮮の第4代国王)が表音文字ハングル(訓民正読)を制定して以降の朝鮮半島では、両班・官僚・学者・豪商らを中心とする上流階層が漢字文化をほぼ独占することとなり、半島内で一種の文化格差状態が生まれた。つまり、朝鮮半島は、世宗の意に反して本質的な意味での「漢字文化(釈読(訓読)の漢字文化)」を15世紀に捨てたことになる。そして、このことが、残念ながら世宗のそもそもの意図(未生のための胎盤(国語文化)を育て、国力を向上させようとしたこと)を裏切る形で爾後の朝鮮社会にある種の後進性(近・現代的意味での)の残滓(影)を残す主な原因になったと考えられる。


また、燕山君(位1494-1506/第10代李斯国王で朝鮮王朝史上前例のない暴君(暗君)とされる)らによる弾圧(使用禁止)の経緯もあったが庶民層らの使用が続き、公文書でハングルが使用されるようになったのは1895年以降(明治28年日清戦争終戦の頃〜)である。


他方、13世紀に半島へ伝わった朱子学は、朝鮮王朝の国家統治理念として重用され、それまでの高麗の国教であった仏教を排し(政治力を持った仏教を弾圧→縮小し/この辺りの状況は、百済の強い影響下で政治権力と化した奈良仏教から脱出した桓武の平安遷都のそれと似ている!が、日本では奈良仏教弾圧ではなく、より一層神仏習合の度合いが深まる方向へ進んだが・・・)、朱子学(12世紀中国(宋)の朱子朱熹)が始祖/理念的により純化した儒学の一流派)を唯一の学問(官学)としたため、半島の朱子学は非常に高度化して近・現代の朝鮮文化の主柱となってきた。


このように統治技術の基盤として高度に洗練された半島の朱子学は李退渓(又は李滉とも/16世紀中期の儒学者)⇒ 林羅山山崎闇斎or吉田松陰らのルートで、特に江戸期の日本へ大きな影響を与え、それは江戸幕府の御用学問(官学)の中枢となった。また、日本極右の一つの源流となった尊皇攘夷論の元祖(水戸藩水戸光圀大日本史など)へも影響を与えており、果ては、意外にも最も日本的でピュアな精神の現れとされる武士道(山鹿素行らによる国風文化と朝鮮朱子学の高度な臨界的融合の努力?)へも大きな影響を及ぼしてきたことは真に興味深い文化と歴史の共振・共鳴現象である。


以上のような経緯を概観して理解できることがある。それは、非常に雑駁な見方となるかも知れぬが、現在の朝鮮半島の人々は、自らが失ってしまった(政治・歴史的経緯で捨て去ってしまった)遥かな過去の世界の遺産として大いに誇るべき古い歴史と高度な文化の残照(特に、凡そ李氏朝鮮が開始する14世紀以前の、具体的に言えば高麗・百済新羅高句麗およびそれ以前の歴史と文化のリアルな痕跡)を日本列島のおよそ関西〜九州に及ぶ辺り(特に奈良・河内・難波・京都・滋賀・若狭etc)に発見できるのではないか?ということだ。


また、これと似たような“感情(感慨?)”は、古代交流史へ目を向ければ中国の人々も持てるはずだ。他方、その十分な評価はこれからであるとしても、近世の日本が朝鮮・中国から日本の近代化に役立つ大きな知的刺激を受けてきたことも間違いがない(そのような事実については、多くの日本国民が未だ中々認め難いのかも知れぬが・・・)。


ところで、今の日本では、アベノミクス(日本ブラック化戦略?苦w)と併行してこのような古代以来の日本文化の非常に優れた思想的伝統(正統保守の心髄)を無視した(その意味で歴史を徹底的に無視した)実に愚かな「名ばかり教育改革(実は文化基盤破壊政策)=戦前回帰(教育勅語志向)型の教育改革=高度化ならぬ“日本文化低次元化”戦略?/↓*1」が、名ばかり<道徳教育改革>の大義名分の下で行われつつある。しかも、それが如何に誤った選択(邪悪な、あるいは愚かな歴史・文化理解に基づく)であるかは、例えば下記のような動向(事例)(↓*2)が傍証している。まことに残念であると同時に、これこそ根本的な大問題であり、かつ決定的な「日本安全保障」の危機である。


*1【万世一系皇国史観復活の意思(下村文科相)と太平洋戦争肯定論(西部氏)が滲み出ているので、コレは“反面教師的”意味で良い内容だった?w】プライムニュース『道徳教育と国家の尊厳 戦後価値観と歴史認識』2014年12月19日 下村博文 文部科学大臣 評論家 西部邁 番組HP  http://www.bsfuji.tv/primenews/ http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann-tanosiiburogu/archives/51956975.html


*2 安倍首相が嫌韓反中、「在特会」を持ち上げるヘイト出版社の本を大量購入していた。安倍首相の政治団体「晋和会」の2011年度政治資金収支報告書によると、その予算枠ベースで約50%が「在特会」系の過激ヘイト本!2015.01.05.LITERA(本と雑誌の知を再発見)、http://lite-ra.com/2015/01/post-764.html
・・・Cf.『奈良県吉野郡吉野町にある世界遺産・吉水神社宮司による自費出版本に安倍首相が推薦文/宮司は自身のブログ上で異なる民族や宗教を否定し、憎悪を煽るようなヘイトスピーチを繰り返し展開。さらに宮司の設立した「けんむの会」なる団体の行事を在特会が告知するなど、これらの現象が問題視されている。なお、宮司のブログには、安倍首相が大好きであるとした上で、その崇拝(安倍首相は現人神?←補足、toxandoria)を語った「恋文」のようなポエムの記事もある。(以上、naverまとめ、より部分転載)』naverまとめ 真に不気味だ!! http://matome.naver.jp/odai/2141319217650540901


(エピローグ)“生の具体性(未生)への眼差し”を欠く、そして信用と信頼の区別が理解できないw「安部“カルト寄生体”政権」がファシズムへ流し目を送るワヤクチャ?



■一見、添付画像(http://urx2.nu/fKdB より転載/グラフ中のCPIは 消費者物価指数)では、両者が相関するかに見えるが、ゼロ金利制約下でマネタリーベースとマネーストック(マネーサプライ/信用創造の指標となる流通マネーの規模)が連動しないこと、両者の相関性が非常に低く殆ど有意性のないことが知られている。
 ⇔ 日銀の資金供給量(マネタリーベース) 275兆円超に/日銀は、デフレ脱却に向けて来年度を中心とした時期に2%の物価上昇の目標を実現するために、ことし10月に追加の金融緩和を決定し、今後も年間80兆円のペースでマネタリーベースを増やすことにしています。12141231NHKニュース、http://urx2.nu/fQHl
<補足/只野親父、所見>
・・・ハッキリしているのは、1991〜1993のバブル崩壊後に一貫して「銀行融資額(信用創造バロメーター)」が縮小し続けており、日本経済が全く異次元の経済・財政的な宿痾を抱えていることが推測される。矢張り、それより問題なのは、<20141214総選挙で国民から白紙委任状を取り付けた/実態は、約50%が棄権した25%政権!w>と勘違いした安部晋三首相が、アベノミクスなる<超格差拡大型>の異様な暴走政策が止まらなくなり、<日銀・黒田バズーカのマネー大量印刷輪転機を急速回転>させて、<更に、一層激しく日本の国家財政と経済・市民社会を破壊しつつある/Cf.↓*>ことだ!
・・・法人擬制説で割り切り、法人税減税を主張する慶應義塾大学 経済学部教授・土居 丈朗氏の立場(http://urx2.nu/fURz )には与しないが(法人実在説の立場もあるので100%法人擬制説と、この“ねずみ講財政”化論は土居氏自身の立場の自己矛盾を曝している!)、<今や日本財政は“ねずみ講財政”化だ!論>には共鳴した。因みに、ドイツ憲法には「基本権(実在論的な意味での)は、基本権の本質に従う意味で、その内国法人に適用可能な限りにおいて、内国の法人にも妥当する」との規定(*)がある。⇒ *Art. 19 Abs. 3/Grundgesetz für die Bundesrepublik Deutschland  http://urx2.nu/fQHg



ファシズム政治の見逃すべきでない重要な特徴・・・ファシズム(結束主義、排外主義、全体主義/伊 fascismo 英 fascism)とは、イタリアのベニート・ムッソリーニが率いる国家ファシスト党が提唱した、ナチス・ドイツ、あるいは太平洋戦争時の日本軍国主義らにも重なる特異な思想・政治運動のこと。因みに、ここで、通例は見逃されがちな側面を見ておくと、それは<政治意識や識字率・教育などに関わる民度やメディア環境などが或る程度高度で、かつ社会生活レベルでの人々の結び付きや連帯意識が良好であるからファシズムは発生しない>ということにはならないという、恐るべき現実があることだ。無論、低劣な民度や政治意識的な意味での文盲率の低さが、その大拡散の土壌を提供することは論を待たない。言い換えれば、独善化・強欲化しつつ濃密化した「社会生活レベルでの人々の結び付きや“内向き”の連帯意識、仲間意識、事大主義(親方日の丸)意識」がファシズムの火種を提供するということだ。その典型事例はファシズムの発祥地であった北イタリアの社会(例えば、バラマキ政策など現実的な社会関係資本のあり方)に観察されるが、“原子村などの既得権益に深く毒された現代日本の大労組・連合や、アベ様の広報機関化した現代日本記者クラブメディアなどの異様なあり方は、このような意味でファシズムの火種を提供しつつあると見るべきだろう”。( ← “〜〜〜”の部分は只野親父の補足/出典:吉田 徹・著『感情の政治学』―講談社選書メチエ―) Cf. ⇒ http://urx2.nu/fQHf



■【アベノミクスの失敗が鮮明に!】・・・2014年のGDPはマイナス成長になる見通しです。リーマン・ショック後の09年度以来5年ぶり。円安倒産は345件、対前年比で2.7倍に。それでもこの道しかない?金子勝 @masaru_kaneko via Twit2015.01.08只のオッサン(脱原発への急転向者)さんがリツイート
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/584520.html 
http://mainichi.jp/select/news/20150108k0000m020030000c.html